ベーシックな着こなしを楽しむ
コーマ糸と呼ばれる、
やわらかく光沢感がある上質な綿糸を
用いて織られる浴衣地。
白地に紺の柄、紺地に白の柄といった
王道浴衣をはじめとし、ベーシックな
浴衣コーディネートが楽しめる色・柄が揃っています。
・白地のものは特に透けに気をつけて、
居敷当を付けたり透け防止の肌着を着用した上で
浴衣らしくサラッと1枚で。
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生地感で涼やかさを演出
めんろ
コーマ地浴衣と同じく綿100%の浴衣ですが、
搦み織(からみおり)と平織を交ぜて織ることにより
生地に細か隙間(絽目)があいており、
透け感が出てより涼やかな印象に。
・透け感が強いため、肌着で対策をしっかりと。
・ランチなどのちょっとしたお出かけには着物風の
着こなしがおすすめです。
大人浴衣におすすめ
めんこうばい
きぬこうばい
縦と横に一定間隔で太い綿糸が織り込まれていることによって生地の表面に格子状の凹凸がある浴衣地。
凹凸があることによって、肌に密着しにくくなり、肌への張り付きが抑えられ、かつ透け感が生まれるため、涼やかに感じることができます。
・特に絹紅梅浴衣は、
着物風の着こなしがおすすめです。
・帯は夏なごや帯を合わせると
より大人な雰囲気に。
綿紅梅浴衣
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絹紅梅浴衣
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“技”を楽しむ粋な一枚
おうしゅうこもん
しょうえんぞめ
職人の技が光る、より大人な夏の装いを楽しみたい方におすすめの浴衣です。
・着物風の着こなしもおすすめです。
・帯も夏なごや帯を合わせるとより大人な雰囲気に。
奥州小紋浴衣
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松煙染浴衣
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気軽に楽しむ浴衣
ポリエステル浴衣は綿の浴衣に比べ
皺になりにくく、洗濯機で簡単に洗えるため、
お手入れの心配が少なく、気軽に着用できます。
・サラッと1枚で浴衣らしく着こなしても涼やか。
・小紋調の柄行のものであれば着物風の着こなしでも。
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※おすすめの着用シーンはあくまで参考になります。
半幅帯
基本的に浴衣に合わせる帯
といえば半幅帯。
半幅帯はたくさんの結び方があります。
浴衣に合わせてかわいらしく、
大人っぽく変化をつけるのも素敵です。
夏なごや帯
浴衣を着物風に着こなす際、
麻素材のなごや帯や
博多織のなごや帯を合わせると、
より大人な雰囲気に。
1
アイテム編
浴衣に汗汚れを
つけないためにも、
汗を吸収し、ムレを軽減してくれる
夏素材の肌着を選ぶことが大切です。
帯板や帯枕も、へちま素材などの
ムレを軽減するアイテムを選ぶとより快適に。
浴衣の場合、足元は素足に下駄が
基本となりますが、汗が気になる方には
レース足袋がおすすめです。
通常の足袋に比べ涼やかで、
かつ鼻緒から足を保護してくれます。
浴衣を着て外にいる時間が
長い場合は、直射日光を
さえぎってくれる日傘を持っていく
ことをおすすめします。
浴衣のコーディネートのアクセント
にもなるお気に入りの一本を
ぜひ探してみてください。
2
コツ編
浴衣はお仕立上りの状態で販売されて
いるものも多く気軽に着用できますが、
反物から自分に合わせて
お仕立てをすることで、余分な布が減り、
ムレの軽減にも繋がります。
衿元
透け防止になる肌着を着用した上で、衿元はすっきりと素肌を見せます。
足元
素足に下駄で涼やかにみせます。
帯
ベーシックな浴衣の着こなしをする際は、半幅帯を合わせて。三分紐と帯留めでアクセントを加えるのも素敵です。
衿元
着物風の着こなしをしたい場合は、肌着の上に長襦袢を着用、もしくは衿を付けられる肌着を着用し、半衿をのぞかせます。
足元
着物風に衿元に半衿をのぞかせる場合は、足袋を着用しましょう。涼やかにみせてくれるレース足袋もおすすめです。
帯
半衿を入れ、足袋を履いて着物風に着こなすときは、
夏のなごや帯を合わせるのも素敵です。
また、半幅帯でも、お太鼓風に結ぶことでより上品な着こなしになります。
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