呉服
植物の茎や皮から糸を績み、織りあげる自然布は「葛」「しな」「リネン」などさまざまな種類があります。
世界各地で、それぞれの地域の生活や文化と共に現在まで受け継がれてきた「自然布」。
”大自然を身にまとう”をコンセプトに天然の草木を用いて製作された、きものや帯をご紹介いたします。
「葛布」
秋の七草にも数えられるマメ科の植物「葛(くず)」。
葛の蔓から繊維を取り出し”撚り”をかけずに織り上げたものが「葛布」です。
軽く保温性があり、耐久性もあることが「葛布」の特徴です。
「科布(しなふ)」
シナノキなどの樹皮を、細い糸状にして織り上げたものが「科布」です。
ざらっとした木の皮の繊維の手触りと独特の香りが感じられます。
使い込むうちに滑らかになり、色の変化を楽しめる自然布です。
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