呉服
伝統の手法により藤の蔓から績まれた糸を使い
織り上げられる原始布・藤布と
現代の織物の感性を融合させた作品を
多彩にご用意いたします。
こちらでは、作品と共に作業工程の一部を
ご紹介いたします。
商品の詳細につきましては
三越伊勢丹リモートショッピングアプリや
日本橋三越本店 呉服公式LINEより
お問い合わせくださいませ。
詳しくはこちらから。
【上記商品詳細】
京袋帯『網代』 297,000円
絹55%・植物繊維(藤)35%・
分類外繊維(和紙)5%・金属糸風5%
日本の伝統柄『網代』を藤布と絹糸と和紙などで
モダンに織り上げた京袋帯。
3シーズン~紬や小紋などのきものに合わせて~
【商品詳細】
八寸なごや帯『パール藤一文字』 132,000円
絹55%・植物繊維(藤)35%・
分類外繊維(和紙)5%・金属糸風5%
山に自生する藤の蔓から昔ながらの技法で
作られた藤布と絹糸、パール箔の融合から生まれた
とても爽やかな八寸なごや帯。
日本の原始布のなかでも、
最も手間がかかるといわれる藤布。
その中の4工程をご紹介。
『灰汁炊き(あくだき)』
春から初夏にかけて山野に自生する藤の蔓を採集し
藤蔓を木槌で叩き、
皮を剥ぎ分け中皮を乾燥させます。
その後、ふるいにかけた木灰を用いて
4時間ほど炊き上げます。
『藤こき(ふじこき)』
川の水でしごいて繊維を取り出します。
1本の藤づるからとれる繊維は
わずか約5グラム。
その後、
米ぬかを溶かした湯にくぐらせてから
乾燥させます。
『藤積み(ふじうみ)』
その繊維を撚りつないで一本の糸にしていきます。
一日かけても
20~30グラム作るのがやっとです。
『撚り掛け(よりかけ)』
糸の強度をあげるこの工程では、昔ながらの糸車を使用します。
木枠に巻き取り、乾燥させ
整経を行い、丁寧に織り上げます。
想いのつまった作品は
手間暇を惜しまない、丁寧な伝統手法により
生まれています。
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
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