本館5階 ギャラリー ライフ マイニング
ロシアの名窯〈インペリアルポーセリン〉は、ロシアのロマノフ王朝の女帝エリザベータによって1744年にサンクトペテルブルグに設立されました。現在も創業の地であるサンクトペテルブルグで職人たちにより〈インペリアルポーセリン〉のテーブルウェアは作り出されています。
ロシアでのティータイムは、ロシアンティーと呼ばれる独特な紅茶の飲み方でゆったりと愉しみます。紅茶にはミルクや砂糖は入れずに、ジャムやハチミツをお茶請けとして食べながらストレートの紅茶をいただきます。ストレートの紅茶であるがゆえに、その繊細な色や香りを愉しめるようにポットやカップの形状が工夫されています。
ロシア独特の芸術性で描かれ、ふんだんに金彩で彩られたカップを多数取り揃えます。あわせて、ロシア独特の深いお茶文化をご紹介いたします。
ジャム皿のあるティータイム
英国風のティータイムに欠かせない、カップ・ソーサー・ケーキ皿のトリオに加えて、ロシアンティーにはジャム皿が加わります。日本の豆皿に似たジャム皿はロシアンティーには欠かせないアイテムです。
ロシア風デザイン
ロシアには、地理的にも民族的にも、ヨーロッパ・アジアが融合した文化があるといわれています。ロシア正教会の鐘楼をデザンしたロシアンドームと呼ばれるシリーズには、独特の絵柄や形があり、ロシアらしさが感じられます。
ロシア職人の技
磁器職人といえば男性の職人を想像するかもしれませんが、インペリアルポーセリンの窯では手描きの職人は女性ばかりです。冬の長いロシアでは、家の中での細かい手作業に慣れた女性が美しい手仕事を見せてくれます。
270年の歴史を刻むデザイン
270年前にエリザベータに献上されるためにデザインされた、落ち着いたピンク色の網目模様は、今見ても色褪せない華麗さを感じさせます。
※写真はイメージです。
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
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