本館5階 スペース#5
堅牢な塗りと加飾の優美さを特徴とし、日本を代表する漆器として高く評価されている「輪島塗」。
およそ1000年の歴史をもつといわれ、重要無形文化財にも指定されています。
地元で産出した珪藻土を粉末にした「輪島地の粉」を下地に使用し、代表的な加飾方法として蒔絵と沈金が挙げられます。
蒔絵は、漆で絵柄を描き、硬化する前に金粉などを蒔きつけ固着させます。
沈金は、漆の表面に沈金ノミで文様を削り、その溝に漆をすり込み、金箔や金消粉を入れる技法です。
今回、これらの職人の技がつまった輪島塗の作品を多数ご紹介いたします。
【参加メンバー】
古込 和孝(漆芸家)
辻 正尭(木地師)
松木 大輔(蒔絵師)
坂口 彰緒(上塗り)
津田 眞一郎(上塗り)
相上 俊久(蒔絵師)
若島 孝雄(塗師)
古原 秀樹(蒔絵師)
辻 雅史(塗り師)
塩安漆器工房
中島忠平漆器店
川崎漆器店
輪島龍作
輪島屋善仁
前田漆器店
<古込和孝>
張り貫き一閑「煤竹」¥660,000
和紙と漆で作られたボディで煤竹を表現しています。
<古込和孝>
張り貫き一閑茶器「ありがとう」¥660,000
和紙と漆だけで作られたボディで竹を表現し蒔絵で蟻を描いてあります。
<古込和孝>
沈金毛彫り棗「梟」¥385,000
沈金の技術の中で毛彫りという一本一本毛を彫り表現しています。
<古込和孝>
螺鈿香合「蝶」¥550,000
螺鈿を一枚一枚貼り、表現しています。
<坂口漆器店>
銀地銘々皿10枚組 ¥1,100,000
銀を巻き付け、磨き、漆なのに金属のような質感を表現しています。
<塩安漆器工房>
お重 ¥242,000
溜塗の美しさと沈金の品の良さ、こだわりの作品です。
<辻正尭>
汁椀KAKU(ミズメザクラ)¥13,200
木目の美しさを生かし拭き漆で仕上げた汁椀です。
<辻正尭>
汁椀MARU(ミズメザクラ)¥13,200
木目の美しさを生かし拭き漆で仕上げた汁椀です。
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