ブランドの監修を行ったのは、東京・銀座で「ペコラ銀座」を主宰する佐藤英明氏。

テーラーの3代目として館山に生まれた佐藤氏は、日本で基礎を学び、1988年に渡仏。モデリストとして経験を積み、1990年から5年間ミラノのテーラー「マリオ・ペコラ」で修行。帰国後の2000年に「ペコラ銀座」を開き、本場仕込みのスーツを日本に広めた第一人者としても知られています。

ブランドのテイストはブリティッシュ。英国貴族の華やかな装いが表現されていますが、ミラノで経験を積んだ佐藤氏のイタリア的なエッセンスが随所にちりばめられています。

サヴィルロウで仕立てられたであろうビンテージのブリティッシュスーツを見ると、イタリア的なディテールが見られることがあります。これは当時、イタリアからイギリスに出稼ぎに来ていた技術者が手掛けたものとされています。そういった仕立て文化の歴史からもインスピレーションを得てブランドが立ち上げられました。

ベースとなる型紙は佐藤氏によりイチから製作されました。

型紙の特徴として、背幅や袖幅が広く、アームホールは浅めに設計されているため、肩から腕の可動域が広く、動きやすさが感じられます。

着丈はやや長めで、ラグジュアリーな印象。

実際の受注では、仮縫いを行いながらお客さまのお好み・お身体の特徴を反映させていきます。

胸ポケットはイタリアンスーツで見られる舟形の「バルカポケット」。

ラペルのフラワーホールはハンドでかがられており、半分だけが開いている仕様。

パンツのウェスマン（ベルト部分）は背中側に行くほど細くなっています。

これによりハイバック仕様のように後ろが高くなることで、お尻を包み込むような履き心地を楽しむことができます。

内ポケット周りは切り台場になっており、すっきりとした印象。

ゴージラインは低く、ラペルも大きめのためクラシックな顔つきです。

※上記のディテールは全て、お客さまのお好みで変更が可能です。

背タグはビスポークブランドでよく見られる小さめの縦型タグが縫い付けられています。

＜LORD BYRON＞を略した「L.B.」の文字と、ブランドアイコンである百合の紋章があしらわれています。

売り場には、コーディネートアイテムとして、スコットランドの老舗ブランド＜Campbell of BEAULY / キャンベル オブ ビュリー＞を展開。

カントリー調のモチーフが印象的な、スカーフ・ネクタイ・ハンチングキャップ・キャスケットなどが並びます。

＜ロードバイロン＞

価格：

仮縫い付きビスポークスーツ：418,000円～

仮縫い付きビスポークジャケット：319,000円～

納期：

仮縫いは約1か月後、お渡しはその5週間後

※事前に来店予約をいただくと、スムーズなご案内が可能となります。

※ご予約/お問合せは店頭、電話、パーソナルオーダーサロンInstagramアカウントへのDMなどで承ります。

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