<EN TEA>忙しい日々にホッとひと息。これからの緑茶のスタンダード。

2024.9.13 UP

日本に古くから根付く、お茶を飲むという習慣。お湯を沸かし、急須で入れるのももちろんいいが、忙しい現代人のライフスタイルではそれが難しいこともある。そんな中、株式会社丸若屋として日本の伝統工芸を再構築・プロデュースしてきた丸若裕俊さんは、パリで日本茶が親しまれている様子を目の当たりにし、感銘を受けたという。これをきっかけに、この現代にお茶のある生活を目指そうと、2017年にスタートした日本茶葉ブランドが<EN TEA>である。

このページをシェアする

ph

手軽な入れ方が叶い、飲みたい時に飲めるように。

会話の中でよく「お茶をしましょう」と言うが、たいていの場合、そこには「リラックスしたい」「ホッとひと息つきたい」というニュアンスが含まれる。ほんのわずかなひとときでも、お茶を飲むことで自分のペースを取り戻し、心が和むものだ。<EN TEA>が大切にしているのは、飲む人も、さらには作り手も大切にした「美しい味」。これを実現するため、全国各地から精選した茶葉や素材を使い、茶の生産加工・開発を行う。

store

茶葉の甘みと香りが強く、飲みごたえは十分。それでいてすっきりとした透明感も感じられる。

 

朝の忙しい時間帯や、仕事で疲れている時、お湯を沸かすことすら億劫になることがある。あるいは、急須を持っていないという人もいるかもしれない。その問題を解決し、誰でも手軽に「美しい味」のお茶を飲めるようにしてくれた画期的な商品が、<EN TEA>の「水出し緑茶」。ティーバッグを用いることでお茶を入れる工程を省き、より多くの人にお茶の本質的な魅力を伝える。

 

store

ティーバッグをボトルに入れて振るだけ。振る回数を減らせばさっぱりと、増やせばしっかりとした味わいになる。

 

抽出方法は、500mlの水を注いだボトルにティーバッグを入れ、約30秒間振る。それだけで、甘みと香り、透明感を兼ね備えた<EN TEA>ならではのお茶が完成する。日常生活においてちょっと手を止め、自分と向き合うひとときは必要だ。そんな時、こんなふうに手軽にお茶を飲めるのはうれしい。

 

store

環境に配慮したものづくりを心がけ、ティーバッグには植物由来の生分解性素材を使用。

 

store

水出し緑茶(ティーバッグ7個入)1,728円

低温の水でも茶葉の特長を引き出せるように、複数種類の茶葉を粉砕加工したうえで使用。若い芽と被覆栽培された茶葉もブレンドし、青々しい香りも含ませる。

 

store

蒸し製玉緑茶(煎茶の一種)、煎茶、釜炒り茶をブレンド。なお、玉緑茶とは勾玉状のやや丸まった茶葉を指し、こちらでは摘採後すぐに蒸して酸化を止め、揉みながら乾燥させて作る。

これなら、出かける直前に短時間で準備することができる。日々気分を上げていくためには、こうやってボトルに好きな飲み物を入れて持ち歩く方法も有効だ。職場や学校での気分転換や、弁当のお供にするのもおすすめ。全体のバランスがよく、食事とも相性がいい。

 

フレーバーブレンドなど、バリエーションも充実。

「水出し緑茶」には、いくつかバリエーションがある。香りや風味をプラスしたフレーバーブレンドで、気分に合わせて選ぼう。「水出し緑茶 柚子」は、高知県産の柚子皮を粉末化し、異なる粒度でブレンド。ひと口目から爽やかな香りが広がり、自然な余韻が続く。

store

水出し緑茶 柚子(ティーバッグ7個入)1,728円

柚子の爽やかな香りを際立たせ、長い余韻を感じさせる。

 

store

最初にゆずの風味が表れ、後には爽やかな緑茶の甘みが残る。

 

「水出し緑茶 山椒」は、和歌山県の山奥で栽培された山椒を使用。これを乾燥させ、茶葉と一緒にブレンドすることで、口の中に広がるさっぱりとした清涼感を表現する。<EN TEA>のティーバッグは入れたままでも味が濁らず、しっかりと茶葉の旨みを味わえるというのも強み。お好みで、2煎目を試してみるのもいい。

store

水出し緑茶 山椒(ティーバッグ7個入)1,728円

山椒は柑橘類だと改めて気付かせてくれる、爽やかな味わいが特長。

 

store

使っているのは、和歌山県産の山椒。口の中をさっぱりとさせるようなドライな風味を生む。

 

2023年3月、伊勢丹新宿店に<EN TEA>として初の直営店をオープン。店頭には「水出し緑茶」をはじめ、想いがこもった品々が並んでいる。なかには、明治時代から続く手作り茶筒の老舗<開化堂>が手掛けた「茶簡」とのセットも。従来の二重構造ではなく、技術的にも難しい「一重構造」で作られた、強度と軽さを併せ持つ優れものである。

store

簡単にお茶を飲むことができる生活を叶える道具。デザインも簡素でスマート。その名も茶筒ならぬ「茶簡」。

 

store

茶と茶簡 水出し緑茶 8,800円

茶簡はティーバッグが7個入るサイズ。「通い缶」として<EN TEA>のティーバッグの保管に最適。

「お茶を飲みたいけど、入れるのが面倒」という悩みは、もう過去のもの。じっくり急須で入れるか、ティーバッグで手軽に入れるか。その時の状況によってしっくりくる選択肢を選ぶのが正解だ。手軽に入れられれば、その分「お茶を飲んで自分と向き合う」という、お茶を飲むことの本質をより満喫できるはず。これが、新しい緑茶のスタンダード。

 

 

Text : Maiko Shindo

Photo : Yu Nakaniwa

RECOMMEND

店舗・オンライン情報

出合った時が買い時!5月の洋菓子「一菓一会」

出合った時が買い時!5月の洋菓子「一菓一会」

「家族で愉しむ集いの食」レストランメニュー

「家族で愉しむ集いの食」レストランメニュー

エムアイカードプラス会員さま限定<ノワ・ドゥ・ブール> フィナンシェ オンライン事前ご予約のご案内

エムアイカードプラス会員さま限定<ノワ・ドゥ・ブール> フィナンシェ オンライン事前ご予約のご案内

CATEGORY

カテゴリー