2021.3.17 UP
豊かな漁場と険しい山々を有する徳島県。日本三大暴れ川の異名を持つ吉野川の恵みを受け、さまざまな農産物が育まれている場所です。
この地で生まれた「ちいたけ」は、山中に自生していた天然品種の椎茸を採取し、品種改良したもの。丸ごと天ぷらにしたり、マッシュルームの代わりにアヒージョにしたり、楽しみ方は無限大。包丁を入れず、そのまま使える手軽さも人気を後押ししています。
「さくらももいちご」は、徳島県唯一の村・佐那河内村で育てています。県内でも村の産直でしか販売されておらず、シーズンには県外からも客が訪れ列ができるほど。甘みと酸味のバランスが重要で、土耕・ハウス栽培という手間をかけその味を守っています。
藍住町の「春にんじん」は、ハウスの中で寒い冬を越し、水分と甘さを蓄えて収穫されます。その柔らかい食感から、生産者さんが太鼓判を押す食べ方は「生」。ジューサーに入れると100%ジュースに、搾った残りはカレーに入れて煮込んだりと、捨てるところがありません。
比較的温暖な徳島も、今年は寒波に見舞われましたが生育は順調。今日も畑ですくすくと成長しています。
〈JA板野郡〉春にんじん(徳島県産/1袋)270円
▪伊勢丹新宿店本館地下1階=フレッシュマーケット/青果
JA板野郡にんじん連絡協議会 浜 憲明さん
にんじんの生産量は藍住町が日本一。町内には多数のハウスが並び、200軒以上の農家さんが点在する一大生産地となっています。
〈JA徳島市〉さくらももいちご(徳島県産/1パック)648円
▪伊勢丹新宿店本館地下1階=フレッシュマーケット/青果
取材時「朝採れいちごだよ」と1粒採ってくれた栗坂さん。「常温だと甘みが引き立つよ」という言葉のとおり、甘〜い!
〈有限会社丸浅苑〉ちいたけ(徳島県産/1袋)378円
▪伊勢丹新宿店本館地下1階=フレッシュマーケット/青果
「圃場に四季を作ると、それに合わせて成長してくれる」と我が子のように見つめる湯浅さん。毎日生育をチェックし、大切に出荷しています。
〈ホクホクと栗のような甘さと食感が人気。栽培に適した砂地で栽培されており、全国に名が知れたブランド芋です。焼き芋はもちろん、天ぷらや味噌汁の具といった食事としても。まだ肌寒い日が残る初春、なると金時を食べるとお腹の中までほっこりします。
〈JA里浦〉なると金時 里むすめ(徳島県産/1袋)432円
▪伊勢丹新宿店本館地下1階=フレッシュマーケット/青果
人口約1500人の町・上勝町。生産者と連携し、料理に添える〝つまもの〟を出荷する『株式会社いろどり』(代表取締役・横石知二さん)がある町としても有名です。「葉わさび」は、そのまま食べるも良し、バジルの代わりにソースにしても良し。春の息吹を味わってください。
〈株式会社 いろどり〉葉わさび(徳島県産/1袋)248円
▪伊勢丹新宿店本館地下1階=フレッシュマーケット/青果
徳島市内で飲食店を営む曽谷さおりさん(徳島県徳島市 モンテクルー)生産者さんの所へ足を運び、〝聞く〟と〝伝える〟の両方の役割を担っています。現場での悩みを聞き改善策を考えたり、その一方で、市場が求める商品作りを一緒に行いながら、珍しい食材を続々と発掘。「子持ち高菜」は祝蕾とも呼ばれ、ピリッとした辛みで炒め物やお漬物に最適。「エディブルフラワー」は、完成したパスタに散らしたりお菓子に添えたりと、テーブルに春を連れてきてくれます。定番以外の徳島の旬も堪能してください。
〈モンテクルー〉さくらのエディブルフラワー(徳島県産/1パック)540円
▪伊勢丹新宿店本館地下1階=フレッシュマーケット/青果
〈モンテクルー〉子持ち高菜(徳島県産/1パック)432円
▪伊勢丹新宿店本館地下1階=フレッシュマーケット/青果
徳島の一大漁場・北灘漁場では、潮流の激しい鳴門海峡で育った「鳴門鯛」が水揚げされます。特に、春に産卵を控えた鯛は「桜鯛」と呼ばれ、今も昔も縁起物として人気。その上品な味わいは、おうちご飯をいちだんと豪華にしてくれます。
〈東信水産〉桜鯛(徳島県産/1尾)4,300円から
▪伊勢丹新宿店本館地下1階=フレッシュマーケット
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