2021.11.1 UP
〈銀座 松﨑煎餅〉大江戸松﨑 暦 東京(8枚入)1,080円
「甘さが上品な瓦煎餅。何よりも季節で変わる絵柄の美しさが素晴らしいです。
和菓子は見てまず季節を感じることが大切!」
〈丸屋本店〉みなと浪漫 新潟(1個)238円
「二層にわかれた焼菓子で、下の部分はヌガーのような食感、上の部分はアーモンドクランチでサクッとしています。甘さも丁度いい!まとめ買いするほど、大好きな一品です。」
〈ふじや千舟〉支倉焼 宮城(5個入)951円
※毎月第一火曜日入荷
「仙台で知らない人はいない、支倉常長。今から400年前、独眼竜で有名な伊達政宗が支倉常長にスペイン領国との通商交渉の命を下し、明治の岩倉使節団より260年も早く外国を訪れた慶長遺欧使節の偉業を思い、作られたお菓子です。ミルク風味の白餡をさっくりとした皮で包み焼き上げた、日本茶にも紅茶にもあう素朴な甘さです。」
〈御堀堂〉外郎(白・黒・抹茶) 山口(1本)231円
※毎月10・20日入荷
「『毛利の殿様外郎で茶を飲む』と詠われたほど殿様にも愛されたお菓子。山口は、名古屋・小田原と並ぶ三大外郎の産地でありながらも、独自の製法で作られた深い歴史があります。わらび粉を主原料としているので弾力がありながらもとろりとした食感がたまりません。」
〈彩雲堂〉伯耆坊(ほうきぼう)島根(1個)195円
「まわりの砂糖のシャリシャリ感に負けず、小豆も一粒一粒しっかりとしていて、食べ応えがあります。中の求肥も存在感があり、鉄板の組合せ。見た目ほどしつこくなく、甘さ控えめな一品。大きさも手頃で何個でも食べられます!」
〈松葉屋〉月よみ山路 石川(1本)751円
「包みをあけた瞬間、ほのかに香る竹の香りと、どこを切ってもゴロっと入った大きな栗が味わえます。
蒸しあげた甘さ控えめなもちもちの餡と栗がぴったり。一本あっと言う間に食べてしまいます。」
〈大吾〉爾比久良(にいくら) 埼玉(2個入)1,061円/(3個入)1,561円/(6個入)3,061円
※毎月5・15・25日入荷(入荷日が火曜日の場合は前日の月曜日販売/メーカー休業日の場合はお日にち変更になることもございますのでご容赦くださいませ。)
「白餡と栗の甘みがとても上品で、一度食べたら忘れられない一品。卵黄を使った生地のどっしりとした重み、栗も大きいので食べ応えがあります!他にはない唯一無二のお菓子なので、贈答用にも喜ばれます。」
〈甘仙堂〉くるみゆべし/ごまゆべし 宮城 (1個)130円
「もっちもちのゆべしにゴロゴロとした大きなクルミ。1つで満足感が高いです。小腹が空いた時にあると良いなと思う一品。ほど良い甘さなのでどんな時でも食べられる!定期的に買ってしまいます。」
〈有馬せんべい本舗〉炭酸泉せんべい 兵庫(20枚入)540円
「神戸出身の私にとって、炭酸せんべいは幼少期から親しんだ味です。文字どおり有馬温泉の炭酸が含まれた素朴な味に懐かしさを感じ、いつもホッとさせてくれます。あんこをはさんで最中のような感覚で食べるのもおすすめです。」
〈富士見堂〉ちりめん山椒揚げ(塩)/ちりめん山椒揚げ(醤油) 東京(11枚入)408円
「私にとって日本酒が飲みたいときのお供です。というのもお米の風味がしっかりしているので日本酒の個性を引き立たせてくれているから。ピリッとした山椒のスパイスも特徴的です。三越伊勢丹限定のお品物です。」
ラインナップはまさに十人十色。それぞれのおすすめを端から全て試してみたくなりますね。3回にわたり「名匠銘菓」攻略法をお届けしました。出来立てのぬくもりを感じるような曜日や月など入荷が限られたものから、名匠銘菓ならではのギフトの仕立て方や活用法、和菓子通のおすすめをお伝えして参りました。あらためまして「名匠銘菓」をご贔屓に!
Text : Yukako Yasuda
Photo : Yu Nakaniwa