2021.12.06 UP
本州のほぼ北端に位置する風間浦村。津軽海峡に面するこの地は海の幸の宝庫です。なかでも生存したまま水揚げされる「風間浦鮟鱇(あんこう)」は、刺身で食せるほどの鮮度の良さが魅力です。
全国的にも珍しい、生存したまま水揚げしたものには、2つの独特な漁法が鍵を握ります。1つ目は100年以上前から続いていると言われる「空縄釣り」。獲物をきれいな状態で引き揚げます。2つ目は、現代の主流である「固定式刺し網」。魚の通り道に網を仕掛ける漁法です。漁獲後すぐに水揚げされるため、鮮度の良さは折り紙付き。津軽海峡の
荒波に育まれた身は引き締まり、噛むたびに甘さが広がります。
口福を味わえる「風間浦鮟鱇(あんこう)」は、12〜3月の間に活きたまま水揚げされた全重量5㎏以上の、胃の内容物が取り除かれたものと決められています。厳格なルールはおいしさの保証とともに資源を守るためでもあるのです。冬の下北半島を代表する味わいをぜひご堪能ください。
〈東信水産〉風間浦鮟あんこう鱇 鍋物用(青森県産/1パック)2,980円から
伊勢丹新宿店本館地下1階 フレッシュマーケット
Point1 漁場が近い!
風間浦付近の海底は急な傾斜があるため、港を出てから2〜3㎞ほどで水深は70〜80m になります。鮟鱇(あんこう)が生息する海域が近いからこそ!水槽で1日間休めた後に活け締めします。
Point2 上質なあん肝を生む大きなカラダ
津軽海峡に生息するのは「キアンコウ」。カラダの色は黄褐色で口内の斑点は無く、30㎏以上に育つことも!風間浦では2㎏に満たないものが水揚げされた場合はタグを付けて放流しています。
Point3 風間浦鮟鱇(あんこう)の7つ道具を堪能
肝、ぬの(卵巣)、ひれ、えら、水ぶくろ(胃)、皮、身…。「7つ道具」と呼ぶ部位が示すように、骨以外の滋味をいただけます。鮟鱇(あんこう)の魅力を愉しむ鍋料理で、カラダの芯から温めましょう。
左:サンふじ(青森県産/1パック)648円
伊勢丹新宿店本館地下1階 フレッシュマーケット/青果
右:ぐんま名月(青森県産/1パック)540円
伊勢丹新宿店本館地下1階 フレッシュマーケット/青果
冷涼で、しかも寒暖差があり、降水量の少ない土地でりんごはおいしく育ちます。それゆえ青森県は生産量日本一!ジューシーで甘みの強い「ぐんま名月」と甘みと酸味のバランスがいい「サンふじ」。旬の2種が登場します。
大鰐温泉もやし(青森県産/1袋)594円【各日40点限り】
伊勢丹新宿店本館地下1階 フレッシュマーケット/青果
※入荷日:毎週 月・木曜日
湯治場として名高い大鰐町で約400年ものあいだ栽培が続けられています。土耕にこだわり、温泉熱で地温を高めて栽培。育成、洗浄には天然の温泉水のみを使用。独特な芳香とシャキシャキの食感とともに旨みをお愉しみください。
〈とよかわ農園〉ちからいも(長芋)(青森県産/100gあたり)87円
伊勢丹新宿店本館地下1階 フレッシュマーケット/青果
みずみずしさの中に感じるほのかな甘み、歯ざわりはまるでフルーツのようです。自然由来の肥料を使用した土作りにこだわり、一般の長芋よりも1年長く、じっくりと4年かけて栽培している「ちからいも」です。
〈東信水産〉龍飛岬マツカワ(カレイ)刺身(青森県産/1パック)1,944円
伊勢丹新宿店本館地下1階 フレッシュマーケット
知る人ぞ知る高級魚です。津軽半島の最北端・龍飛岬で青函トンネルからしみ出る海洋深層水を用いて養殖されています。透明感のある身は厚く、プリッとした歯ごたえ。ほどよく乗った脂が上品な口当たりです。
恵比寿の名店が手がけた彩り豊かな丼を軸に青森県の食材を使ったスペシャルな献立が実現しました。なかでも、青森県産鴨肉や大鰐温泉もやしを用いた前菜は必食です。
地域活性化プロジェクトを通じて客室乗務員が各地の“おいしい”を発信し、きめ細やかに応援します。店頭での販売応援をはじめ、フェア告知動画にも登場します。
※生鮮品は天候等の事情により、販売期間や価格の変更、入荷が遅れたり、入荷がない場合がございます。
※数に限りがある商品がございますので、品切れの際はご容赦ください。
※イートインは諸事情により中止・または営業時間・内容が変更となる場合がございます。
写真:和田裕也
スタイリスト:chizu