「ビールとウイスキーを愉しむ ISETAN モルトフェスティバル」初開催!

2022.1.29 UP

近年クラフトビールやハイボールの流行でビールやウイスキーが身近に感じるようになった方も多いのではないでしょうか。ビールもウイスキーハイボールも食事との相性は抜群で、食中酒の定番となりその魅力に惹かれている方も多いことと思います。

しかし、そのビールとウイスキーは共に同じモルト(大麦麦芽)を主原料としていることに目を向けたことはありますか。今回の「ビールとウイスキーを愉しむ ISETAN モルトフェスティバル」ではそのモルトの魅力について知り、存分に愉しんで頂きたいと思っております。

 

「ビールとウイスキーを愉しむ ISETAN モルトフェスティバル」

開催場所: 伊勢丹新宿本店 本館地下1階 グランドカーヴ 洋酒コーナー

開催期間: 2月2日(水)〜2月8(火)まで

※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。

※状況によりイベント内容の変更がある場合もございます。あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。

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「ビールとウイスキーの違いについて~決定的な違いは蒸溜しているかどうか~」

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先述している通り、簡単に言ってしまえばビールとウイスキーは共にモルト(大麦麦芽)から作られています。(細かく分類した際には、モルト以外の原料を使用する場合もあります。)

大麦麦芽とは、発芽した大麦のことです。発芽を行うことで大麦内のデンプンを糖に変換する酵素が活性化され、そこから生まれた糖を酵母が食べることでアルコール発酵が行われます。

ビールもモルトウイスキーも二条大麦を使用して作られることが多く、途中までの製造工程は似ています。

では違いは何かというと、蒸溜しているかどうかです。

ビールにはホップが加えられ出来立てのフレッシュな状態で楽しむのに対し、ウイスキーは発酵した発酵液(モロミ)を“蒸溜”し、樽内で長期“熟成”させたものになります。

他にも、ワイン(ブドウが原料の醸造酒)を蒸溜・熟成して作られるブランデーや、シードル(リンゴが原料の醸造酒)を蒸溜・熟成して作られるカルヴァドスなど似ているものもありますが、ビールとウイスキーは簡単に言えば兄弟のようなものと言えるでしょう。

 

 

 

「ビールとウイスキーの個性について」

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ビールとウイスキーの違いを知って頂いたところで、ビールとウイスキーのそれぞれの個性を作り上げるものが何かに目を向けてみたいと思います。

まずビールについてです。違いを作り出す大切なポイントとしては、①使用する麦、②ホップの種類、③酵母の種類、④水、⑤副原料等があげられます。

①麦に関しては、大麦麦芽以外にも小麦やライ麦など異なる種類の穀物を使用することがあり、モルトもローストの具合でビールの色、香ばしさが変わります。

②現在クラフトビールの流行もあり、様々な種類のホップを使用する事が流行っています。ホップも種類ごとに柑橘の香りが特徴的なものや、ハーブ、スパイス、お花のような香りのものもあります。

③酵母には大きく分けて二種類あり、液面の上部に浮かんで発酵するエール酵母とタンクの底の方に沈んで発酵するラガー酵母の二種類です。

エール酵母で作られるビールは香り豊かで複雑な味わい、ラガー酵母で作られるビールは軽やかですっきりした味わいになります。(例外として、野生酵母という自然界に存在する微生物を使用する方法もあります。)

④水も軟水だと淡い色ですっきりした味わい、硬水だと濃い色でしっかりとしたコクのある味わいになる傾向があります。

⑤副原料ではスパイス、果物、コーヒー豆、野菜など様々なものが使用され、個性豊かな味わいを作り出します。

国や地域ごとの味わいの違いもありますが、現在では世界中で様々なビールの製造が行われているのでこの機会に是非飲み比べて愉しんでみてください。

 

 

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次にウイスキーですが、ウイスキーの味わいの違いを作り出すものとして、①蒸溜器の形・大きさ、②熟成に使用する樽の種類、③熟成を行う環境等があります。

①蒸溜器の形・大きさについてですが、モルトウイスキーの製造では一般的にポットスチルと呼ばれる蒸溜器が使用されます。

ポットスチルのサイズが大きかったり、背が高いものになると軽やかな酒質になりやすく、逆にポットスチルのサイズが小さかったり、背が低いものになると重たい酒質になりやすいです。

②樽は味わい、香りに大きな影響を与えます。

まず、樽のサイズは小さい方がウイスキーと接する面積が増える為熟成が早く進み、逆に大きい樽はゆっくり熟成が進むので長期熟成に向いています。また、樽に使用されている木材の種類で味わいや香りは変わります。

木材の種類とは別に、その樽が以前に何のお酒の熟成に使用されていたかによっても変わります。定番ではバーボンウイスキーの熟成に使用されたバーボン樽、シェリー酒やワインが詰められていた樽も使用されるなど熟成に使用される樽によって個性も豊かになります。

③最後に熟成が行われる環境によっても味わいは変わり、温度の低いところに比べて温度の高いところの方が熟成が比較的早く進みます。

 

以上のようにビールもウイスキーもそれぞれ個性を作り出す要素がたくさんあり、それを知ることで自分好みのお酒と出会える確率が高まります。

 

 

 

「ISETAN モルトフェスティバルの楽しみ方」

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今回のISETAN モルトフェスティバルでは、伊勢丹新宿本店のビール担当と洋酒担当が厳選したおすすめのビールとウイスキーをご紹介いたします。

ビールはスタイルごと、ウイスキーは産地ごとでこれからビール、ウイスキーをもっと知りたい、愉しみたいという方に選んでいただきやすいようにご紹介させて頂きます。

ビール、ウイスキーが大好きという方にも愉しんでいただけるように珍しいビールとウイスキーもご用意しております。

ウイスキーに関しては限定品の抽選販売や特別イベントも行う予定です。詳細は「伊勢丹新宿店 グランドカーヴ ショップニュース」にて順次投稿させていただきますのでご確認くださいますようお願いいたします。

 

※見どころを少しご紹介!

その①

2/5(土)、2/6(日)の2日間限定〈ガイアフロー〉プロモーションを開催。

弊店で初の出展となります、ガイアフロー株式会社のウイスキーをご紹介させていただきます。輸入ウイスキーでは、ウイスキー通からの人気も高い「ブラックアダー」「アスタモリス」などのボトラーズウイスキーや、「人生の霊酒」という名前の付けられた「アムルット」インディアンシングルモルトウイスキーをご紹介いたします。

また、現在注目度の高い静岡にあります「ガイアフロー 静岡蒸溜所」の日本ウイスキーも抽選販売にてご紹介させていただきます。

(〈ガイアフロー 静岡蒸溜所〉の日本ウイスキーは抽選販売のみとなります。抽選販売へのお申込み方法等の詳細は「伊勢丹新宿店 グランドカーヴ ショップニュース」に掲載いたしますのでご確認お願いいたします。)

 

その②

注目の国内ブルワリーのビールが大集結!

伊勢丹新宿店で人気の高いクラフトビールから、

今回のイベントの為に特別にご用意させていただきましたクラフトビールなど、この機会にぜひお試しいただきたいクラフトビールをまとめてご紹介いたします。

 

■主な国内出品ブルワリー 

ウエストコーストブルーイング(静岡) 

京都醸造(京都) 

志賀高原ビール(長野) 

奈良醸造(奈良) 

バテレ(東京・奥多摩) 

忽布古丹醸造(北海道) 

ワイマーケット(愛知) 

など 

=五十音順 

(他にもおすすめの輸入ビールもご紹介させていただきます。)

 

■主な海外出品ブルワリー

クラウドウォーター(イギリス)

https://www.mistore.jp/store/shinjuku/shops/foods/wine/shopnews_list/shopnews077.html

など

 

「ビールとウイスキーを愉しむ ISETAN モルトフェスティバル」

開催場所: 伊勢丹新宿本店 本館地下1階 グランドカーヴ 洋酒コーナー

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※状況によりイベント内容の変更がある場合もございます。あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。

 

 

 

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