Next Generation Sweets

名店＜クリオロ＞やジャカルタの高級パティスリーで経験を積んだ畠山シェフが2021年秋に調布市にオープンした焼菓子が評判のパティスリー＜feuquiage＞。「国産レーズンのバターサンド」は山梨県産の巨峰を赤ワインとスパイスで軽く煮て味と香りをしっとりと含ませた乳味のあるクリームを、フランス製発酵バターのサブレでサンドしています。

この秋、実店舗をオープン予定の＜sarkara＞は自由が丘の名店＜モンサンクレール＞、銀座＜ル ショコラ ド アッシュ＞にて研鑽を積んだ大井シェフのブランド。今回はショコラブランドでの経験を活かし、廃棄されがちなカカオハスク（カカオ豆の外皮）の香りを活かしたガトーバスクをご用意。チョコレートやココアパウダーを使わず、カカオのおいしさに開眼する一品です。

＜Seiste＞スーシェフや＜アルノー・ラエール ジャポン＞などで経験を積んだ佐藤美歩シェフによるブランド＜fammy by Miho Sato＞。先行販売の「林檎とホウズキパイ」は小麦の味わいをより感じることができる、外皮を多く含む小麦と北海道バターを合わせたオリジナルのパイと、岩手県産の希少なコックスオレンジピピンという品種のりんごを合わせたアップルパイ。隠し味には北海道の米麹を使用しています。仕上げにはバニラのクリームを絞り、ホウズキもあわせたサクシャキトロな食感も楽しめます。

海外や国内の名店で経験を積み、福岡にて開店を予定している井手シェフのブランド＜bonne idée＞。フランス菓子をベースにしながら、枠にとらわれ過ぎない、素朴な日常のお菓子作りを心掛けています。先行販売品として、チョコレートブランド＜Minimal＞のタンザニア産チョコレートとアーモンドを贅沢に使用したソフトクッキーを店内で焼き上げます。

『大人の贅沢。』をコンセプトとしたチョコレートとお菓子のお店＜TERROIR by Daich Okuno＞は、ヨーロッパをはじめ関西や関東のパティスリー、ホテル、レストランなど様々な形態で修業し、コンクールでも入賞歴のある奥野シェフのブランド。先行販売の「レモンケーキショコラ」はカカオハンターズ社、『アルアコ72％』を贅沢に使用したショコラティエのレモンケーキ。レモンチェロやレモンピールを加え、香りや味に奥行きをだした大人の味わいを楽しめる一品。

鎌倉に位置するパティスリー＜la boutique de yukinoshita kamakura＞の佐々木 元シェフパティシエによるブランド。食材に拘り、手間を惜しまず、ただ純粋に”美味しい”を追求し日々お菓子つくりに励んでいます。限定商品のデセールは旬のリンゴを使用し、キャラメル、シナモンと共にじっくり煮込んだタルトタタン。リンゴの皮と食用薔薇「さ姫」から作ったコンフィチュールソースをかけて提供。さらにキャラメルソースも上からかけ、濃厚なバニラアイスと「さ姫」とリンゴのソルベと共に楽しる一皿です。

京都にある本店では、ワインのように嗜むブレンドした日本茶と、カウンター席で仕上げられるアシェットでセールのペアリングフルコースを提供する＜MAVO bloom＞。都内有名パティスリーで研鑽を積んだ畑谷シェフがシェフパティシエを勤めています。伊勢丹新宿店限定のデセールは、タルトタタンからインスピレーションを受けて出来上がったひと皿。アールグレイのムースにマスカルポーネのクリーム、アクセントにはベルガモットのジュレを使用しており、タルトタタンを連想させながらも新しい味わいになっております。