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ピカソとフジタ その時代 展

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2025/05/12

〇上記作品

パブロ・ピカソ

「立っている裸の女性」

1963年

リノカット EA 50部

64 × 53 cm

 

※価格はお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

 

 

画像

 

〇上記作品

レオナール・フジタ

「子供十態 雪ん子」

1929年

銅版画 ed.100部

34 × 26.3 cm

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

20世紀の巨匠パブロ・ピカソ。

その豊かな才能で創造された世界は、絵画のみならず版画や陶器にいたるまで幅広く、

ピカソが生み出す革新的な芸術は現代まで多くの影響を与えました。

そのピカソと同時代、単身フランスに渡りその独特の技法と強烈な個性で

一躍エコール・ド・パリの寵児となり一世を風靡したレオナール・フジタ。

同時代に活躍した二人の作品をご紹介いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■ピカソ Pablo Picasso 

1881年 スペイン南部マラガに生まれる。

1891年 ラ・コルーニャ美術学校に父の申請で特別に入学を許可される。

1895年 バルセロナの美術学校「ラ・ロンハ」に入学。

1896年 「初聖体拝領」描き、バルセロナの美術工芸展に出品。

1897年 10月、マドリードの王立サン・フェルナンド美術アカデミーに入学。冬に中退する。

1900年 「四匹の猫」で初めての個展を開催。画商マニャックと契約する。

1901年 ヴォラール画廊でパリにおける最初の展覧会(二人展)を開催する。

1904年 モンマルトルのラビニャン通り、通称「洗濯船」に居を構える。

1905年 アポリネールやスタイン兄弟と知り合う。サルタンバンク シリーズを制作。

1906年 マティスや画商カーワイラーと知り合う。

1907年 「アヴィニヨンの娘たち」を制作。アポリネールの紹介でブラックと知り合い、 キュビズムと探求に向かう。

1908年 アンリ・ルソーを称える晩餐会がピカソのアトリエで開かれる。

1918年 オルガと結婚する。3年後にパウロ誕生。

1927年 マリ=テレーズと知り合う。

1937年 「フランコの夢と嘘」、「ゲルニカ」を制作。パリ万博で「ゲルニカ」が公開される。

1939年 ヴォラール死去。ニューヨーク近代美術館で「ピカソ芸術40年」開催。

1943年 フランソワーズ・ジローと知り合う。46年に同居、47年クロード、49年パロマ誕生。

1954年 フランソワーズ・ジローと決別。

1955年 妻オルガ死去。ジャクリーヌ・ロックと同居。

1961年 ジャクリーヌ・ロックと結婚。

1963年 バルセロナにピカソ美術館が開館する。

1973年 4月8日死去。ヴォーヴナルグ城の敷地内に埋葬される。

 

 

 

 

 

 

 

■レオナール・フジタ Leonard Foujita(藤田嗣治 Tsuguharu Foujita)

1886年 藤田嗣章と政の次男として東京府牛込区新小川町(現・新宿区)に生まれる。

1905年 4月、東京美術学校 予備科に入る。9月西洋画科本科に入学。

1907年 第 11 回白馬会展覧会に出品し初入選。

1913年 6月 18 日、横浜港よりフランスに向けて出発。

1917年 シェロン画廊と契約。水彩画を納めて毎月収入を得るようになる。

1919年 第12回サロン・ドートンヌに出品し全て入選、閉会後に会員に推挙される。

1921年 ローマ法王ベネディクトゥス 15世と謁見。サロン・ドートンヌに審査員として油彩画3点を出品。パリ画壇での評価を確立する。

1922年 前年にサロン・ドートンヌに出品した「自画像」がベルギー王立美術館の買い上げとなる。

1925年 フランス政府からレジオン・ドヌール勲章、ベルギーからはレオポルド1世勲章を受章。

1926年 フランス政府が 24 年作の「友情」を購入。リュクサンブール美術館に収蔵。

1927年 ルーヴル美術館版画室に銅版画2点が収蔵。

1933年 南米での個展開催をしながらの旅を終え帰国。

1939年 アメリカ経由でフランスに発つ。

     第二次世界大戦勃発後、戦火を避けてドルドーニュ地方に滞在。

     翌年、戦況悪化のため、マルセイユから日本へ向けて出港。

1944年 神奈川県津久井郡小淵村藤野(現・相模原市緑区)に疎開。

1947年 藤田の戦犯容疑が正式に晴れる。

1949年 アメリカに旅立ち、50 年2月にパリに到着。

1951年  「第1回 時代の証人たち」展が開催され、招待出品する。挿画本「魅せられし河」を発表。

1955年 フランス国籍を取得。その後、日本国籍を抹消。

1957年 レジオン・ドヌール勲章を受章。

1958年 ベルギー王立アカデミー会員となる。

1959年 ランス大聖堂にてカトリックの洗礼を受ける。

1960年 挿画本「小さな職人たち」を発表。

1963年 挿画本「四十雀」を発表。

1964年 ランスに礼拝堂を建てる計画に着手。

1966年 ノートル=ダム・ド・ラ・ペ(平和の聖母)完成。ランス市に寄贈される。

1968年 1月29 日チューリッヒの病院で死去。2月3 日ランス大聖堂で葬儀。

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