アートギャラリー
〇上記作品
「Winter Green 冬緑」
1998年
リトグラフに手彩色
72 × 53 cm
※価格はお問い合わせください。
〇上記作品
「Evening Calm」
2002年
リトグラフに手彩色
53 × 72 cm
孤高の美術家、篠田桃紅氏は昨年惜しくも107歳で逝去しました。
没後1年となる本年は、東京オペラシティで回顧展が開催されています。
篠田氏は、1960年にフィラデルフィアから来日した刷り師アーサー・フローリーの勧めで、リトグラフの制作を始めました。
1963年以降、木村希八に版画の刷りを委ね、半世紀にわたり千種類以上の版画を制作しました。
本展では、解墨の濃淡と溜込みを活かした黒一色の版に、手彩色を施した貴重な作品の数々を一堂に展覧いたします。ぜひご高覧ください。
■篠田桃紅 Toko Shinoda
1913年、中国・大連に生まれる。
5歳の時、父の手ほどきで初めて墨と筆に触れ、
以後独学で書を極める。第二次世界大戦後、
文字を解体し墨で抽象を描き始める。
1956年渡米しニューヨーク、ボストン、シカゴ、
パリ他で個展を開催。
1958年の帰国後は、壁画や壁書、レリーフといった
建築に関わる仕事や、東京・芝にある増上寺大本堂の
襖絵などの大作を手掛ける一方で、リトグラフや装丁、
題字、随筆など、活動は多岐にわたる。
2005年、ニューズウィーク(日本版)の
「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれるなど、
晩年まで精力的な活動を続けた。
2021年3月1日、107歳で逝去。
【主要コレクション】
メトロポリタン美術館、ボストン美術館、
グッゲンハイム美術館、大英博物館、
東京国立近代美術館、岐阜県美術館、
関市立篠田桃紅美術空間(岐阜県)、
コンラッド東京・ザ・キャピトルホテル東急(東京)、
京都迎賓館、増上寺 など
※作品についてはこちらよりお問合せください。
※三越伊勢丹リモートショッピングのご利用には、
アプリのダウンロードが必要です。
アプリのご利用には三越伊勢丹WEB会員に登録後、
ログインが必要になります。
伊勢丹新宿店アートギャラリーでは、日本画、洋画、版画、写真など、ジャンルにこだわらず、くらしの中で楽しんでいただけるアートを展示販売する美術展を週替わりのスケジュールで開催しています。
アンティーク作品から現代美術まで、若手アーティストから巨匠の作品まで、幅広いアートをお楽しみください。
伊勢丹 新宿店(アートギャラリー)の公式ページです。
新宿店アートギャラリーの新しい情報や作家の紹介、スタイリストのおすすめ等を毎週お届けします。
他では見ることのできないギャラリートークや、現代作家の動画もご紹介しております。
作家の生の声をぜひお聞きください。
伊勢丹新宿店で開催してほしい個展、作家などのご意見をお待ちしております。
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
その他のニュース