グランドカーヴ(洋酒ワイン)
【食と愉しむ<エミリオルスタウ>シェリーフェア】
シェリー酒はリキュールや蒸留酒に分類されがちですが、ガスパチョやフラメンコでも有名なスペインのアンダルシア州を産地とする、酒精強化ワインで、ポルトガルのポートワイン、マデイラワインと共に世界3大酒精強化ワインのひとつとされています。
シェリー酒は甘口から辛口まで様々なタイプがあり、食前や食後酒だけでなくデザートと共に味わう方法など、飲み方は多様です。アルコールは15~22度前後と少し高めですが、そのままストレートで飲んで美味しいお酒です。
多くのシェリーメーカがありますが、今回はアルマセニスタによって設立されたスペイン屈指のシェリーメーカー
<エミリオ・ルスタウ>のシェリーをご紹介。
クルミや海の香りとしっかりとしたフロールの香りが心地よく、ドライでエレガント、スムーズな飲み口ながら肉厚でボディ感のある複雑さも併せ持つ「プエルト・フィノ」や、ナッツやビターチョコ、奥深い木の香り。口に含むとクルミ、焼き栗を思わせる濃厚で凝縮感のある味わいで、ほのかな酸味を感じつつもしっかりとした余韻を楽しめる「オロロソ・ドン・ヌーニョ」。
無花果やレーズンの香り、ビロードのような柔らかく滑らかな舌触り。長期熟成により繊細でありながらとろりと凝縮したプレミアムデザートシェリーと呼ぶにふさわしい「ペドロヒメネス・サン・エミリオ」など、辛口~極甘口まで、多数取り揃えました。
食前でも、食中でも美味しく飲めるシェリー酒。
ぜひ、お料理と共に愉しんでみてはいかがでしょうか。
【テロワールを感じる小規模生産者ワインフェア】
東京生まれの岡田岳樹氏は、ワイン造りを志して北海道で農学を、カリフォルニアのデイヴィス校でワインの栽培・醸造学を修得。
その後、ニュージーランドの南島の北橋、マールボロ地区へ向かいました。
岡田氏はそこで、サンセール地区でソーヴィニヨン・ブランをつくり続けてきたアンリ・ブルジョワがニュージーランドで始めたワイナリー<クロ・アンリ>に入社。栽培責任者に任命されるまでになったが、努めて6年、独立を決意し<クロ・アンリ>を退社。
2010年に<フォリウム・ヴィンヤード(Folium Vineyard)>を設立しました。「フォリウム」とはラテン語で「葉」を意味します。
「ワインづくりに重要な自然を全面に出したかった」という思いから名付けたと岡田氏は言います。
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