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ARLNATA × 牛首紬 SPECIAL COLLECTION in ISETAN

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2020/09/14

<ARLNATA> (アルルナータ)は、現代のライフスタイルに合わせたモノづくりを通じ、伝統技術の新たな価値を発信するプロジェクト。

「新た(ARATA)(ALATA)」と「あなた(ANATA)」を掛け合わした造語で、ARLNATA に関わるあなた方一人一人と共に、この輪を育てて行きたいと言う意思を表しています。

プロジェクトを主宰する寺西俊輔氏が、着物の美しさを初めて認識させられたのは、パリの世界的なテキスタイルの展示会・プルミエールビジョン。シンプルに壁に掛けられていた牛首紬の色彩の豊かさに目を奪われ、その美しさに衝撃を受けたことによります。しかも、人の手が加わることが付加価値となり、シルクという素材が地域性を帯びながらそれぞれの異なったキモノへと変化し愛用されていることに日本特有の価値観を垣間見たのです。

今回は同氏が起業するきっかけとなった日本三大紬のひとつ「牛首紬」とコラボレーションし、牛首紬の反物、および<ARLNATA>の商品をご紹介します。

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寺西俊輔

京都大学建築学科卒業後、YOHJI YAMAMOTO 入社。生産管理・パタンナーを経て、イタリア・ミラノに渡る。CAROL CHRISTIAN POELL チーフパタンナー、AGNONA クリエイティブディレクター STEFANO PILATI 専属3Dデザイナーとして経験を積んだ後、HERMÈS 入社、フランス・パリに移る。

アーティスティックディレクターNadège Vanhée-Cybulski の下、レディスプレタポルテの3Dデザイナーとして働いた後、2018年日本に帰国し伝統産業の新たな価値を発信することを目的とした STUDIO ALATA を設立、「装い」を提案するライン ARLNATA (アルルナータ)を立ち上げ、主に伝統的な着物をテキスタイルとして扱い、それを用いた和装・洋装の両面で提案する。

 

牛首紬とは

牛首紬とは、石川県白山市白峰の白山の麓で800年以上の昔から伝承されている紬です。白峰村がかつて「牛首村」と呼ばれていたことからこの名前が付いています。牛首村はかつて養蚕が基幹産業として盛んに行われていました。

大島紬(鹿児島県)、結城紬(茨城県、栃木県)と並び日本三大紬のひとつと呼ばれています。

また、海外でも高い評価を受け、パリコレクションにも採用されています。

牛首紬は「玉繭」から生まれます

二頭の蚕さんが共同で一個の繭を作り上げたものを「玉繭」と呼びます。玉繭から糸を挽くのは難しいため「くず繭」扱いとなり出荷できませんでした。牛首紬はこの玉繭から伝統の技で糸を挽き出して作られます。

 

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牛首紬の反物を約50点取り揃えております。

(画像はイメージです)

きものへのお仕立はもちろんのこと、寺西氏による洋服オーダーも承ります。

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牛首紬の反物をお選びいただき、シャツ(メンズ・レディス)やロングシャツのサンプルからお客さまのサイズに合わせたオーダーを承ります。

(オーダー承り:9月23日(水)・24日(木)・26日(土)・27日(日) 午前11時~午後5時のみとさせていただきます)

 

※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。

※価格はすべて、税込です。

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