伊勢丹新宿店本館1階正面玄関脇 特設ブース
実は新宿は染の王国。今でも神田川流域を中心に、東京友禅や東京染小紋、刺繍・染色補正・湯のしなど着物制作にかかわる方が多く活躍しています。この2日間、新宿区及び新宿区染色協議会の協力を受けて、染物紹介のブースを設置します。新宿のさらなる魅力を発見してみてはいかがでしょうか。
企画協力:新宿区、新宿区染色協議会
【新宿区の染色業について】
新宿区には、経済産業大臣指定の伝統的工芸品である東京染小紋、東京手描友禅に代表される染色業が立地し、地場産業として息づいています。区内の染色業は、大正の中頃、神田川の清流に目をつけた染色業者が高田馬場に工場を新設、そこを独立した職人がさらに川の流れをさかのぼった場所に染工場を開いたのが草分けです。神田川がそのかたちを変えながらも流れを絶やさぬように、この染色業も、代々の技と歴史を絶やさずに今日に至っています。
【新宿区が貸し出し事業を行う振袖の特別展示】
若い世代への地場産業の認知度向上を目的に、新宿区が新宿区染色協議会に制作依頼した振袖。新宿区で開催される「はたちのつどい」対象者に無料で貸し出しされ、毎年注目を集めています。この事業で既に20枚の振袖・男性向け羽織長着が揃い、今年度も10枚の着物が追加される予定です。その中の1枚を特別展示いたします。名高い職人たちが技術の粋を尽くした力作をご覧ください。
※物品の販売はございません。
※画像はイメージです。
その他のニュース