呉服/和雑貨・着物語
ストリートファッションとして、“着物”を再解釈する<VEDUTA>。
「自立心」「多様性」「個性の尊重」・・・単なる衣服ではなく、意味のある服 ” 意服 ” でありたい、すなわち、哲学を擁する服でありたいと考える<VEDUTA> が、伊勢丹新宿店において2回目のPOPUPを開催します。
メンズ、レディスそれぞれのウエアから<VEDUTA>のフィロソフィーを体感してください。
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-Designer- 渡邉 仁 コメント
今季の<VEDUTA> コレクションのテーマは、”RENAISSANCE”(ルネサンス)。
コロナ後の再生、ウクライナ復興に向けての" 平和 "や" 愛 " を描く。
キリストやマリアなど、ルネサンス期の西洋絵画、
伊藤若冲による日本画では今年の干支『虎』が浮かび上がる。
新たな素材として採用したのは、日本の伝統技術である今治タオル生地、最新技術のコロナウィルス99.9%カットの軽量メッシュ生地。
また、SDGsの観点から、サスティナブル素材を採用。
エコレザーの羽織、愛知県篠島で実際に使用された大漁旗をリメイクした羽織は唯一無二の一点物。
大人用の浴衣製作過程に生じた残布を有効活用したキッズ甚平も展開。
新たな和服の形の提案として、トレンドのアウトドアシーンで活躍する、テントにトランスフォームする羽織や、宮本武蔵をインスピレーションに、浴衣から羽織袴に変化する二刀流の和服をラインナップ。
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<VEDUTA>を構成する3つのファクター
"Made in Japan"
VEDUTAの和服は、生地、縫製、刺繍、プリントなど、日本製にこだわり、1着、1着、丁寧に作られている。
"伝統"
有松絞り染め師、佐渡ヶ島の書道家、石見神楽の面師など、日本各地で文化を継承する職人とのコラボレーションを通して、伝統の再解釈している。
"トレンドと機能性"
例えばフード付きの羽織やファスナー付きの浴衣など現代の生活様式でも快適に過ごすための機能性。
ジャージ、スウェットなど、動きやすく軽い、馴染みの素材などを採用することで、"着物"のストリートファッション化に挑んでいる。
-Designer-
渡邉 仁 Masashi Watanabe
1986年、新潟県佐渡ヶ島生まれ。
その昔、京での政争に敗れた天皇家や貴族たちの流刑地となっていた佐渡ヶ島は、島国日本の中でさらに絶海の孤島でありながらも、都の華やかさをもって文化的停滞を許さず、独特なインスピレーションと文化を生み出した。
2008年、彼は日本を飛び出しミラノへ渡る。
いくつもの工房へ足を運ぶなかで彼の心を動かしたのは、現地で出会った人々が持つブランドや文化への誇り、そして、その根幹を成す愛国心であった。
彼はその後「自分とは何か、日本人とは何か」と考察を続け、時にそれは甘美な喜びを、時にそれは敗北的な荒廃感を彼に与えた。
しかしその自問自答の日々が、歴史的考察に裏付けされた日本人としてのアイデンティティーをもとに、創造と破壊を恐れない好奇心と寛容さから生み出される視点で、ストリートのエッセンスを融合した唯一無二の世界を定義することになった。
そして今、現代の日本人が失った独立性と多様性を覚醒させるべく、彼はVEDUTAを生み出した。
※掲載画像はイメージです。実際に出品しない商品がございますことを予めご了承ください。
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