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伊勢丹の盆提灯2023

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2023/06/09

【盆提灯とは】

お盆はご先祖の霊を迎えるために行う行事で、盆提灯はその精霊を華やかに迎え慰める供養の意味を込めてお供えする燈火のことです。吊り下げ型の提灯や据え置き型の行灯が代表的なものです。

新盆とは、故人となられて、三十五日・四十九日の法要がなされた後に、初めて迎えるお盆のこと。

はるか昔に亡くなったご先祖様に比べ、つい最近まで家族の一員だった人に対し追慕の気持ちが強く、特別にもてなしたいという心から、新盆に盆提灯を贈りお供えする習慣が始まったとされています。

 

 

明治二十四年の創業より、長きに渡り伝統を継承してきた岐阜提灯の老舗〈オゼキ〉。

伝統を重んじながら、現代行灯やプチ・ミニ行灯など時代に寄り添う灯り、盆提灯における新たな価値を提案し続けているメーカーです。

岐阜提灯は、美濃地方の豊富な竹と薄く質の高い美濃和紙を主原料に秋草や風景等を描いた繊細優美な火袋が特徴で、いくつもの工程を丁寧に、職人による手仕事で仕上げています。

吊り下げ型の「御所提灯」、据え置き型の「大内行灯」「廻転行灯」があり、大切な人への想いを届けるお盆の灯として、また明かりを灯した時の優雅な風情と涼味溢れる季節感で納涼用としても広く親しまれています。

 

伊勢丹では、格式溢れる伝統的なものから、現代仏壇やモダンインテリアにも合うコンパクトなものまで、様々なタイプの盆提灯を取り揃えております。

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【大内行灯】No.54002 二重芙蓉10号「芙蓉」

・・・60,500円(高さ71㎝ 径30㎝)

手描、LED電球、外竹骨

桐箱・紫敷布付き

 

岐阜提灯伝統工芸士(火袋部門)加藤淳一作

 

色彩優美に描かれた芙蓉は、岐阜提灯伝統工芸士(火袋部門・絵付)が一筆一筆丹精を込めて絵付けしています。

「ぼかし」や「たらし込み」などの日本画の伝統の技法を凝らして描かれた美しい草花はまるで一枚の日本画の様に楽しめます。

1

【現代行灯】No.938A 現代行灯「牡丹」

・・・55,000円(高さ87㎝ 径36㎝)

手描、LED電球、楮和紙

 

岐阜提灯伝統工芸士(火袋部門)絵付/加藤春香作

 

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【大内行灯】No.5180 総黒檀小「小桔梗」

・・・121,000円(高さ70㎝ 径31㎝)

摺込、竹骨

桐箱・紫敷布付き

 

岐阜提灯伝統工芸士(地紙部門)稲見繁武作

 

摺込みは明治時代中期より受け継がれる技法。

何枚もの伊勢型紙を使用し彩色を摺込むことで、肉筆画にも劣らない繊細で立体的な絵柄が浮かび上がります。

2

【大内行灯】No.29142 二重やすらぎ行灯小「桔梗に撫子」

・・・37,400円(高さ56㎝ 径13cm)

手描、LED電球

 

岐阜提灯伝統工芸士(火袋部門)絵付/西出夏歩作

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【大内行灯】No.5921 本美濃紙本春慶1号「大輪菊」

・・・220,000円(高さ70㎝ 径32㎝)

手描、LED電球、竹骨

総桐箱、絹敷布、匂袋付き

 

岐阜提灯伝統工芸士(火袋部門)絵付/猪原崇光作

 

極めて薄く質の高い美濃和紙と、琥珀色の透き漆を塗り重ねる春慶塗の木地が、華やかで上品な佇まいを生み出します。

3

【創作行灯】円想 会津塗 

・・・各39,600円(高さ19㎝ 径15㎝)

 

 

モダンインテリアにも合うコンパクトサイズの創作行灯。ベースとなる部分は会津塗で仕上げた高級感漂う新作です。

【MIカードをお持ちの方限定のお買いあげ特典】

会期中、店頭にて、33000円以上お買い上げの方、先着30名さまに『お盆百科』(宗教工芸社刊)を差しあげます

 

 

 

※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。

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