呉服/和雑貨・着物語
元エルメスデザイナーで<ARLNATA>を手掛ける寺西俊輔氏が、2023年にローンチした<MIZEN>の期間限定ショップがオープン。日本全国に点在する染織の産地の伝統技術を生かして制作された<MIZEN>の洋服を中心にご紹介します。また同時に、<MIZEN>とのコラボレーションも行っている石川の伝統工芸である<牛首紬>もクローズアップ。美しい反物を取り揃えて、着物や帯のご提案をいたします。
■寺西俊輔氏アピアランス 5月25日(土)、26日(日)各日午後1時から午後5時
<MIZENについて>
MIZENは日本の伝統技術をブランド化することを目的に、2022年4月に ARLNATA を運営する STUDIOALATA と、日本最大級の返礼品取り扱い数を誇るふるさと納税ポータルサイト "ふるさとチョイス" を運営するトラストバンク社、そしてその創始者である須永珠代が日本の「食」「旅」「技」を扱うアイナスホールディングスの3社によって共同設立されました。
「ふるさとのの日常を次世代のラグジュアリーへ」をテーマに、伝統技術を現代のライフスタイルに合った形で提案をし、その価値の周知と伝統産業が持続可能になることを目的に活動しています。
<白山の自然と牛首紬>
石川、福井、岐阜にわたり高くそびえる白山は、古くから信仰の山として崇められ、地域の人々に牛首紬をはじめ多くの自然の恵みを与えてきました。牛首紬の産地、石川県白山市白峰は、白山の登山口に位置しています。白峰は積雪3~4mにもなる豪雪帯で、雪に閉ざされる長い冬、女たちは糸を紡ぎ、機を織って、生活の糧を得ていたのです。その際に、2頭の蚕が共同で一つの繭を作った「玉繭」を主として織られた織物こそが「牛首紬」です。
“命の水” を湛え、信仰の対象として崇められてきた白山。その地で脈々と伝統を受け継いできた牛首紬は、他の紬とは異なる魅力を漂わせています。2023年5月、大地の遺産の保護とその活用を目的に、白山と手取川がユネスコ世界ジオパークに正式認定されています。
<MIZEN>
有松鳴海絞「勝」雁木杢目鎧段竜巻き絞り ①ショートシャツブルゾン 107,800円
②アシンメトリックフレアスカート 165,000円
<白山工房>
牛首紬 経絣着尺 528,000円
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
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