「Tom Dixon(トム・ディクソン)」は、照明、ファニチャー、フレグランス、ホームアクセサリーなど、約600点を展開するデザイナー、トム・ディクソンが主宰するイギリスのインテリアブランドです。2002年のブランドスタート以降、独創的なミラーを使った照明シリーズや、一点モノのアート作品にも近い斬新なプロダクトを数々発表。代表作のひとつである「Sチェア」は、MoMA(ニューヨーク近代美術館)の永久コレクションにも選ばれるなど、世界中のデザイン界で高い人気を集めてきました。また、最近では、商業施設の内装や建築デザインなどのプロジェクトも世界中で進めており2014年には、ロンドンを中心にオープンしたモンドリアン・ホテルの総合デザイン監修を行い、建築デザイン業界においても高い評価を得ました。2015年7月には、「TOM DIXON」ブランドの”日本初”となるオンリーショップをオープン。ウィングバックチェアやビートライトシリーズなどの代表作はもとより、照明、チェアやホームアクセサリーなど、洗練されたプロダクトを販売しています。スタイリッシュな店内も、トム・ディクソン自身が空間プロデュースに携わっており、同ブランドの世界感を存分にお楽しみいただける空間となっています。
MELT PENDANT LED
溶鉱炉で熱せられ、膨らんでいく吹きガラスのように、一見生命体のような意匠が特徴の「MELT(メルト)」。見る角度によって形が違って見えることから、ハンドメイドのガラス製品のように見えますが、シェードは射出成型されたポリカーボネートでできています。
シェードの中は特殊な真空蒸着によって塗装され、シェード上部から底部にかけて塗装の濃度を段階的に変えることで、点灯時には、物体が溶けるような視覚効果を生み出し、消灯すると空気を漂う鏡面のオブジェへと変化します。
トム・ディクソンが独自に開発した内蔵型LEDを使用することにより、電球タイプの「MELT(メルト)」よりも、シェード全体に光が行き渡って溶け落ちるような視覚効果を生み出し、全く違う照明へと進化を遂げました。
BEAT PENDANT LED
インドで長きに亘り培われてきた真鍮を加工する成型技術に着目し、トム・ディクソンが創作したのが「Beat (ビート)」であり、様々な製造現場で機械化が進む近年のインドにおいても、約4日間の時間をかけ、熟練した技術を持つ職人の手によって一つ一つ作られています。真鍮の板をモールド(型)に嵌めながら部位ごとの成型を行なった後、それらのパーツを溶接で繋ぎ合せ、その後ハンマーで丁寧に全体の成型を行ないます。この製造工程で創り出されるr(曲面)やbeat(打痕)の形状に一つとして同じものはなく、細かいゆがみや小さな凹みも個々の製品に刻み込まれる職人のフィンガー・プリントであり、それこそがBEAT LIGHTがハンドメイドである証とも言えます。個体によっては多少の色ムラが発生しますが、陶器の釉薬と同様、制作時の環境によって作り出される天然のデザインとも言えます。
FAT SERIES
シンプルを極めたユーモラスなシルエットと、ある種の還元主義的な美しさを持つ「FAT(ファット)」は、どのようなポジションでも座る人を包み込むような高い機能性を持った絶妙なバランスでなりたっています。欧州の熟練職人の手により、背と座は成型ウレタンを生地で張り込み、スチール脚は光沢のあるブラックラッカーで丁寧に仕上げています。そのフォルムからは想像できないような快適な座り心地をお楽しみいただけます。
<TOM Dixon TOKYO(トム ディクソン トウキョウ >
東京都港区南青山6丁目13−1 IDEALビル 1F
TEL:03-6421-0846
営業時間:11:00-20:00
定休日:水曜、日曜 夏期/年末年始
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