キッチンダイニング
江戸時代のたたら操業をルーツにもち、時代に合わせ打刃物、小農器具、生活用具の他、玉鋼、和鉄による刀剣鍛錬の鍛冶業を受け継ぎ、出雲の鉄文明・技術を作品に昇華し現代に継承してる雲州弘光 現「鍛冶工房 弘光」。
伊勢丹新宿店 本館5階 キッチンダイニング/キッチンスタジオでは、4月10日(水)~4月16日(火)の期間中、
伝統を守りながらも、次の領域へむけて殻を破り、新しい価値創出へ進んでいくために生み出された<鍛月>のフライパンをご紹介いたします。
~この月が鍛えた証~
日本の美意識を体現する 工芸品としての美しい形
日本の美意識のひとつ、【ミニマリズム】
それは茶道にも取り入れられる、限られた状況・空間や色彩の中に無限の世界を見出す表現方法。工房の作り手たちが日々作品と向き合いながら大切にしてきたことはその心地よさとミニマリズムの具現化です。
繰り返し打ち鍛えた鎚跡は、鉄にぬくもりをあたえ素材自体の美しさを際立たせるとともに景色の偶然性とその表情に品格を与えます。古来より森羅万象には神が宿ると言われてきた様にこのフライパンにも同様に職人の魂を込めました。
ひとつの道具でありながら、深く愉しむことのできる工芸品の佇まい。
より深くつながる、その感覚をぜひ手にとって実感ください。
大切にする3つの特徴
1.手間を惜しまない 繰り返す丁寧な鍛造工程
「鍛造」は、鉄を鋳型に流し込み成形する「鋳造」と異なり、素材を熱し叩き鍛えて成形していきます。鋳造に比べ数を作ることが容易ではなく、またそれぞれの作品の風合いなどもすべて異なります。しかし打ち鍛えたることで鉄は強度と粘りが増し、『鍛月』という名の通り、まるで満月のような模様が生まれ、鍛えた証として唯一無二の表情をまといます。
2.妥協しない 細部にこそ宿る品位
細部にも伝統的な技を落とし込みます。例えば、取手と本体を結合する手法。均一なプレス接合や溶接ではなく、作品ひとつひとつに合わせ伝統的な「かしめ留め」で繋いでいきます江戸時代から伝わる手作業でのたたき留めは熟練の職人だからこそ為せる技です。
3.過去から受け継がれる伝統と技術 炉の火を絶やさない想い
大量生産が主流となった現代において、私たちは長らく生産性だけではない価値を大切にしてきました。その価値をこの先の未来へ受け継いでいくことが私たちの使命であり、日本人が大切にしてきた美意識と心地よさをこれからもご提案していきます。
<鍛月>
左から
・刀の柄(つか)を思わせる、籐を編み込んだフライパン:TUKA 24,200円~
・持ち手に火造りの道具の意匠を落とし込んだフライパン:MAGE 22,000円~
・調理の幅を広げる、両持ち手のシンプルなデザインが魅力のフライパン:FUTATE 22,000円~
※ガス火、IH対応
4月10日(水)、13(土)、14(日)の3日間は、島根県出雲市出身のイタリア料理教室 effe-co. 主宰の板倉布左子さんをお迎えし、
<鍛月>のフライパンを使った調理実演を開催いたします。
【有料メニュー】11:30~15:00(1日限定25食・なくなり次第終了)
リコッタチーズとほうれん草のフィレンツェ風クレープ
スパークリングウォーター ペリエ付き:1,980円
【無料メニュー】11:30~17:00頃
出雲のスモークハウス白南風のスモークベーコン
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
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