キッチンダイニング
和紙と菓子。
この二つが組み合わさって生まれたのが「和菓紙」です。
鯛や鶴亀、松竹梅、富士山、だるまや七福神など、縁起の良いモチーフが重なり合うよう組み合わされたコラージュ。
日本で実際に使われていた和菓子の木型を、高級手漉き和紙「西の内紙」で細部まで手作業で入れ込んで型取りをし、新たな現代アートとして生まれ変わらせました。
木型職人の優れた意匠、和紙ならではの特性、作家の感性という3つを組み合わせることで、日本の祝いや祈りの記憶・伝統を表現した現代アート。大切な人の幸せを祝う晴れやかな気持ちが詰まっている作品です。
現代美術作家
永田哲也 (ながた てつや)
1959年大阪府生まれ。東京藝術大学美術学部卒業。
作品の主なテーマは「時間」と「空間」。ものごとの現実的な表皮を和紙により採集し、そこに内包された記憶・イメージを視覚的、触覚的に表現することをコンセプトとして、三次元の立体・エンボス作品を制作する。
「日本の祝いの記憶を現代アートに」をテーマに「和菓紙三昧」シリーズを手掛け、美術館やギャラリーでの作品発表をはじめ、店舗・一般のご自宅インテリアやギフト、ファッション等への展開も行う。
代表的なものとして虎ノ門ヒルズ アンダーズホテル東京、羽田イノベーションシティ、日本料理 晴山 など。
虎ノ門ヒルズ アンダーズホテル東京
木型は全て江戸期から昭和期にかけて実際に菓子作りに使われていた和菓子の木型。永田氏がこれまでに収集した木型は約2000点以上。北海道から九州までを渡り歩いて和菓子店から譲り受けたものや、骨董市で見つけたものなどです。
和紙は無形文化財の『西の内紙』を使用しています。西の内紙は国内でも最高級かつ大変貴重な『那須楮』を100%使用した手漉き和紙です。細くて柔らかな繊維は、シルク(絹)のような光沢としなやかな柔軟さを持ち、なおかつ強靭です。
作品作りはすべて手作業で進行していきます。木型に1枚ずつ和紙を何層にも重ねながら立体版画のように丁寧に型取っていきます。1つずつの工程を手で丁寧に行う、地道な時間作業が必要な作品です。
【作品紹介】
吊り飾り「宙に浮かぶ花渉雲」 935,000円
サイズ:850×685㎜
差し飾り「お宝づくし宝船」203,500円
サイズ:310×440㎜
吊り飾り「桜鯛➂」192,500円
サイズ:410×360㎜
モビール鯛(大) 赤:77,000円/白:66,000円
モビール鯛(小) 赤:55,000円/白:44,000円
モビール錦鯉 88,000円
差し飾り「獅子」 ¥27,500
棲み菓 大:27,500円/中:19,800円/小:12,100円
小箱 色付き:27,500円/白:13,200円
永田哲也展 和菓紙三昧
■会期:12月4日(水)~12月10日(火)
■場所:本館5階キッチンダイニング/アーティストピース
【永田哲也氏来場予定】
12月6日(金)、7日(土) 午後1時〜午後3時
※都合により不在の時間帯がございます。
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※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて税込みです。
キッチンダイニング
本館5階 | リビング
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