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<天童木工>歴史と現代の生活が交差する装いの提案 by ALMOSTBLACK 中嶋峻太

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2026/03/18

ファッションブランド ALMOSTBLACK のデザイナー・中嶋さん が、天童木工のヘリテージからインスピレーションを受け、ファッションへ昇華。

 

天童木工の名作家具をモチーフに、1960~70年代に発行されたカタログ資料や製品図面を引用し、その造形をTシャツのデザインとして再構成しました。

モチーフとなったのは、天童木工の開発部長として数々の製品を手がけた菅澤光政による「ヘロン」シリーズ、そして建築家・丹下健三が自身の建築のために構想したイージーチェア。

 

家具そのものではなく、それらを生み出したプロセスに光を当てることで、ジャパニーズモダンの価値をファッションという異なる領域へと接続しています。

家具の歴史を読み解き、その魅力を日常の装いの中で感じられるかたちとして提案する本作は、天童木工のものづくりを現代の視点から表現した新たなコラボレーションです。

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<天童木工>SHAPE OF TENDO かたちには、つづきがある。

 

成形合板の技術を磨き上げ、バタフライスツールに代表される美しい木製家具を生み続けてきた<天童木工>。
生み出した名作家具の数々は、さまざまなデザイナーや建築家などのクリエイターの想いをかたちにしたものです。
2024年の「かたちにする」を経て、2026年もクリエイターの想いのつづきをかたちにし、過去の巨匠デザイナーの家具製作や、年代物の家具の展⽰など、新しい取り組みにつなげていきます。

 

企画の詳細は こちら★

 

会期:2026年3月25日(水)~4月21日(火)

会場:伊勢丹新宿店 本館5階 イセタン ホーム エッセンス (デザイン スタジオ)

 

 

ALMOSTBLACK 中嶋 峻太 (ファッションデザイナー)

エスモードパリを卒業後、国内外のブランドを経てALMOSTBLACK(オールモストブラック)を始動。

2015年秋冬よりコレクションデビュー。

中嶋自身が愛するアートや⼯芸などの要素を重ね合わせた独自の美意識による装いを提案している。

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—中嶋さんと<天童木工>との出会いを教えてください。

 

ちょうど5、6年前に事務所を新設することになったタイミングで、どうせなら日本のデザイナーが手がけた日本製の家具を揃えたいと思ったんです。それで、最初に購入したのが、丹下 健三さんが手がけた「イージーチェア」でした。

それとほぼ同時期に剣持 勇さんが手がけた「アームチェア」も妻と僕用に二脚購入して、いまも仕事をする際に使っています。

 

もともと家具には関心があったので、それ以前からも<天童木工>の存在は知っていたんですが、調べていくといろいろなデザイナーや建築家が関わっていることがわかって、すごいメーカーだなって思ったことが入口になりましたね。

他には、たとえば1980年代製のスタッキングチェアだったり、丹下健三さんデザインの灰皿や「Hacoシリーズ」のダイニングセットなんかも買い集めました。

現行品を購入したものもありますけど、人づてに譲っていただいたものだったり、ヴィンテージショップで出会ったものも多いです。

 

—今回の協働はどのように始動したのでしょうか?

 

たまたま伊勢丹の企画担当の方と別件でお会いした際に、「今度、山形の天童木工の工場に行くんですよ」という話を聞いて、「えっ、それ僕も一緒に行きたいです!」と言ったことから始まった感じですね。

その方はもともと僕が<天童木工>のファンだとご存知だったこともあって、「じゃあ行きましょう」ということで、山形に同行させてもらえることになりました。そこで<天童木工>の加藤さんともお会いして、せっかくなら何か一緒にやりましょうという流れができたんです。

 

実際、山形の本社工場は想像以上の場所でしたね。

治具を使ってプレスをする工程だったり、薄くスライスされた木材がストックされている場所だったり、普段目にすることができない現場の様子を見せていただいて、人の温もりと歴史を感じました。

それぞれの家具は機械生産ではあるんですけど、その工程を支える人の手の存在や職人技を間近にして、たくさんの人の想いと、積み重ねてきた歴史のうえに一脚の椅子ができあがっているんだって。

簡単に真似できる仕事ではないなって、その重みを実感しました。

 

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過去の商品の実物や貴重な資料類もアーカイブされていることにも感動して、この資料を活かしたデザインができないかと考えたのが今回のTシャツです。

 

ちなみに、ヴィンテージコレクションで販売される本社工場のクラブハウスで使われている「スタッキングチェア」を販売してほしいと言ったのは僕なんです(笑)。

「これ、売っていたら絶対買いたい!」と話していたら、ラインナップに入れていただいていて。ほんとうに嬉しかったです。

 

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—中嶋さんが思う<天童木工>の魅力とはどんなところでしょうか?

 

日本の家具をモダンにした第一人者が<天童木工>なんじゃないかって思っています。

日本の住まいや公共空間にも合う近代的な家具をつくろうと会社をあげてチャレンジし続けてきたメーカーですし、名だたるデザイナーや建築家たちの「つくりたい」という気持ちに応え続けてきた<天童木工>のものづくりの軌跡は、日本のモダンデザインの歴史そのものと言っても大袈裟ではないですよね。

だから、デザイン性もそうですけど、それを実現した「チャレンジ精神」というのも、<天童木工>の大きな魅力だと感じています。

 

それに加えて、<天童木工>の製品って、ヴィンテージでも比較的手頃な値段で手に入るんですよね。

それって、世間との接点としてはすごく大事だと思うんです。

本来はもっと高くてもニーズがありそうな家具でも、買う人を選ばない価格設定を実現するための設計がされているというところも、使い手からすると非常に魅力的だと思いますね。 

 

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—今後、<天童木工>と一緒に挑戦したいことがあれば教えてください。

 

<天童木工>製の洋服をつくりたいですね。家具に使われるファブリックを用いてクッションなどの雑貨類もつくりたいですし、オリジナルの家具の製作についても計画を練っている段階です。

将来的には、<天童木工>の工場で職人さんたちに着てもらうためのユニフォームをデザインできたらいいなと思っています。

<天童木工>をリスペクトする立場として、その製作に関わる方々にも、実際に家具を使う方々にも喜んでいただけるような取り組みが今後できると嬉しいですね。

 

 

【ALMOSTBLACK 会場限定商品】

価格: 各 22,000円

サイズ: すべて メンズサイズ 1・2

カラー: ホワイト/ブラック

素材: 綿100%

※ 3月25日(水)に限り、店頭取り置き・お電話でのご注文はできかねます。

 

HIGH BACK CHAIR T-SHIRTS TD-CS03 (左:ブラック前/右:ホワイト後ろ)

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EASY CHAIR CATALOG T-SHIRTS TD-CS04 (左:ブラック前/右:ホワイト後ろ)

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EASY CHAIR BLUEPRINT T-SHIRTS TD-CS05 (左:ブラック前/右:ホワイト前)

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Brand profile

ALMOSTBACK = 「褐⾊」 「褐⾊」とは⿊く⾒えるほど深い藍⾊。

平安時代、「褐⾐」(かちえ)という藍で染めた服が存在。

藍染めし、さらに光沢を与えるため、すり鉢で叩いて作られ「搗く」(つく)または

「搗つ」(かつ)と呼び、「褐染め」(かちぞめ)と呼んだ。その武官たちが着る「褐⾐」(かちえ)を「褐⾊」(かちいろ)と呼ぶように鎌倉時代、「勝つ」と結びつけられ縁起物として武⼠たちが愛好。

江⼾時代、「かちんいろ」と呼ばれ、明治時代、軍服が紺⾊だったため「軍勝⾊」(ぐんかちいろ)と呼ばれた古くから⽇本⼈に愛されてきた「褐⾊」をブランドネームにし、⽇本⼈のスピリットを感じさせる「褐⾊服」を⽬指します。

 

Brand concept

Collage the beauty that I love. (=有名無名の美をコラージュする。)

デザイナー 中嶋峻太⾃⾝を軸として、⾃⾝の愛するアートや⼯芸、美意識をミリタリーやドレスの要素を重ね合わせることでより⾃⾝にしかできない輪郭を表現していきます。

 

Designer profile

中嶋 峻太 ( Shunta Nakajima)  1982 年⽣まれ、愛知県出⾝。

エスモードパリを卒業後、2005 年から 2007 年まで<RAF SIMONS(ラフ・シモンズ)>でデザインアシスタントを務める。帰国後、ミスターハリウッドに就職。

2015 年 現<Product Twelve(プロダクト トゥエルブ)>のデザイナー川瀬正輝とともに<ALMOSTBLACK(オールモストブラック)>を⽴ち上げ、2015 年秋冬よりコレクションデビュー。

2020 年 ⽣地商社 STYLEM とともに“TRINGL01”を⽴ち上げ、⽣地、商品、マーケット開発などブランディング全般を担う。

2020 年春夏  草⽉会館 イサムノグチ⽒作 ⽯庭 “天国”とのコラボレーションアイテムを発表し、2021 年秋冬 ‒ 2022 年春夏には美術家 ⽩髪⼀雄⽒・富⼠⼦⽒、2022 年秋冬 ‒ 2023 年春夏には写真家 細江英公⽒とのコラボレーションを発表。

2023 年 鋳造メーカー ヤナギモトにて“CURFENI”を⽴ち上げ、ユニフォーム制作、プロダクトデザインなどブランディング全般を担う。

2023 年秋冬- 2024 年春夏には、華道家 勅使河原蒼⾵とコラボレーションし、2023年 5 ⽉に初のランウェイショーを草⽉会館 ⽯庭 “天国”にて開催。

2024 年 FC 今治⾼校⾥⼭校の校章、ロゴ制作を担当。

2024 年秋冬-2025 年春夏 現代書家 井上有⼀とのコラボレーションを発表。

2025SS  新たなプロジェクトライン“GHOST ALMOSTBLACK(ゴースト オールモストブラック)”をスタート。

2025 年 6 ⽉ アーティスト KREVA とのカプセルコレクションをローンチ。

2025 年 12 ⽉ 現代美術家 松⽥将英とのコラボレーションアイテムをローンチ。

2025 年秋冬- 2026 年春夏 写真家 ⽯元康博とのコラボレーションを発表。

 

※画像はイメージです。

※数量に限りがある商品のため、品切れの際はご容赦ください。

※価格はすべて、税込です。

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