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3月18日(水)「TM paint’s THE-B-MART LUXE..ish at ISETAN SHINJUKU」の開催にあたり、TM paint氏に話を伺いました。
聴き手:大箸 隼也(伊勢丹新宿店ライフデザイン)
大箸 隼也(以下、大箸)/ まずは、幼少期について教えてください。
TM paint(以下、TM)/ 佐賀に生まれました。小学生の頃は、野球少年でした。
ゲームも好きでしたね、「ストリートファイター2」など、
友達と遊べる対戦ものが好きでした。
小学校5年生くらいに、漫画「SLAM DUNK」やNBAが流行りだしまして。
そこで、バスケットボールに興味を持ち始め、
またちょうど福岡で、ユニバーシアード*があり、バスケの決勝のアメリカVS日本を観に行きました。
アメリカ代表はアイバーソン、ティムダンカン、レイアレンなどが出ていました。
当時は大学生でしたが、スーパースター軍団でした。
(*95年ユニバーシアード福岡大会。日本は準優勝。)
大箸/ そこから、バスケットボール一筋ですか?
TM/ はい、そこをきっかけに中学生からはバスケットボールをやりました。
その後も、ずっとバスケットボールです。
大箸/ 音楽はどんなものを聴かれていましたか?
TM/ 小学校6年生の時の担任の先生が、
「クラスみんなでブルーハーツを歌うのが夢」という方でした。
それで、わたしも聴きまして。そこから好きになり、全部レンタルしましたね。
中学生の頃には、X JAPANを好きになり。
その後、Hi-STANDARDやNOFXを好きになりました。
その時代の王道だったように思います。
大箸/ 当時から絵を描くことは好きでしたか?
TM/ 描くのはずっと好きでしたし、得意でしたね。
スーパーファミコンのソフトに「MARIO PAINT」という絵を描けるソフトがあり、
それでも遊んで描いていました。
大箸/ そこがTM paintに繋がるのですね。
TM/ はい、そこが原点ですね。あとは、運動会の旗なども描かされたりしていました。
ノートや教科書はラクガキだらけで、友達のカバンなどにも描いていました。
大箸/ 職業にしたいなというイメージは当時からありましたか?
TM/ ないですね、全然。その時点では、遊びでした。
中学生の頃は、バンドマンになりたかったです。友達とコピーバンドしていました。
中学生のときにすごく絵の上手な方がいて、
それまでは誰かに描いてほしいと思うことはなかったのですが、
その方にだけは自分も描いてもらったことがありました。
少し前、その方がTHE YELLOW MONKEYのジャケットの絵を描いていたと友達から聞き、
まだ絵を描いていることに驚きました!震えました。
大箸/ それは震えますね。
大箸/ 高校を卒業するタイミングで、佐賀を離れるのですか?
TM/ はい。デザインの学校に行くタイミングで、大阪にでました。
大箸/ この頃にはイラストを仕事にするイメージはありましたか?
TM/ ありました。
大箸/ そのきっかけは何でしたか?
TM/ 一番最初はHONGOLIANさんが描いたHi-STANDARDの「MAKING THE ROAD」のジャケットでした。
その当時、高校生でしが、あれは衝撃でした。
バンドのアートワークを仕事にするってことに、そこで憧れました。
大箸/ 音楽シーンを軸にイラストをというところも固まっていたのですね。
TM/ そうですね。CDのジャケットを描きたいっていうのは、明確にありました。
その後は、佐賀のバンドマンの先輩に自分の絵を持っていったりしていました。
そして、大阪でデザインを勉強して、その後、東京にでました。
大箸/ 東京に出てきてからのことを教えてください。
TM/ バイトしたりしながらただただ絵を描いていました。コンテストに応募したりもしましたね。
しかし、バンドのアートワークを描きに東京まで来たのにバンドマンの知り合いが全然作
れず焦っていたら、
当時、Hi-STANDARDの難波さんが、雑誌の質問コーナーみたいなところで、
「バンドマンの仲間を作るにはどうしたらいいですか?」という読者からの質問に、
「ティッシュ配りをやれ」って答えていて。それで自分も、「まじかよ!」と思い、ティッシュ配りやりました。
本当にティッシュ配っているバンドマンがたくさんいました。笑
ティッシュより自分のバンドのフライヤー配っている方とかもいましたね。
大箸/ そこからはどのように?
TM/ 「PUNK ROCK CONFIDENTIAL JAPAN」という当時買っていた音楽雑誌がありまして。
NOFXのFAT MIKEが手掛けていた雑誌の日本版です。
それのデザイナー募集が載っていて、申し込んでみたら採用されました。
色々やらせてもらいましたね。漫画や、付録CDのデザインもやりました。
大箸/ その当時から、顔出しはしない今のスタイルでしたか?
TM/ はい。恥ずかしかったので。
大箸/ <THE-B-MART>について、教えてください。
TM/ TM paintのB面が<THE-B-MART>です。
イラストレーターとして絵を描くときはTM paintとして、
自分のやりたいことを自由にやるときは<THE-B-MART>というすみわけです。
例えば、自分がバスケットボールを題材にして描きたいなと思ったら、
それは<THE-B-MART>ですね。
のちにTM paintとしてのバスケの仕事になったりすることもあるので、
それはおもしろいです。
大箸/ なるほどです。<THE-B-MART>をはじめたきっかけというのはありますか?
TM/ 2016年に、はじめてHi-STANDARDの仕事をした後ですね。
「GOODJOB!RYAN TOUR」のアートワークを描きました。
そこで、長年の夢が叶った形になりました。
TM/ それまでは、とにかくHi-STANDARDに繋がる道にと思い、仕事をしてきました。
燃え尽きたというのか…もう一度、何か仕掛けてみたくなりました。
そこでオリジナルを、好きなもの描いてみようかなと思いたちまして、
<THE-B-MART>をはじめました。
大箸/ <THE-B-MART>はチームで動かれていらっしゃるのですか?
TM/ その都度、自分の好きな仲間たちを集めて、それぞれの得意なことをお願いする
といった形ですね。色々な仲間たちが関わってくれています。
今回は、ISETANチームが<THE-B-MART>の仲間として携わってくれているので、
ISETANチームが今回の<THE-B-MART>クルーですね。
カメラマンや映像とれる仲間がいたり、彫刻家の仲間もいたりします。
プロジェクトというより、音楽レーベルみたいなイメージが近いのかもしれないです。
大箸/ 今後、<THE-B-MART>をどうしていきたいですか?
TM/ いつか、海外の郊外にあるスーパーマーケットみたいなお店をやってみたいですね。
グアムにあるKmartみたいなお店かな。
大箸/ TM paintと伊勢丹との最初は、2018年のイベントですよね。
TM/ はい。「SOUL CAMP 2018 @ ISETAN」の会場でライブペインティングをしました。
そのすぐ後に、メンズ館でも似顔絵イベントを。スーツ着て、似顔絵描きました。
大箸/ 今回は、初となる<THE-B-MART>での伊勢丹ですが、その経緯をお聞かせください。
TM/ いくつか理由はあります。
まずは、<THE-B-MART>でもっと挑戦したいなという思いがあり。
毎年キャンバスの通販や、展示をやってきた中で、
今回は一個突き抜けた感じの挑戦をしたいと。
今までの<THE-B-MART>ではやらないようなこと、ISETANとしかやれなそうなことをやってみたいなと思ったのが、
きっかけです。
大箸/ はい。
TM/ あとは1年前のHONGOLIANさんの<5BOOKS STORES>イベントですね。
自分も初日に、特別解説員として店頭に立っていたのですが、
次は解説員じゃなくて、自分でやってみたいなと。
HONGOLIANさんと一緒のところで今回できるっていうのは感慨深いです。
大箸/ その節もありがとうございました。
大箸/ 今回のイベントについて、もう少し詳しく聞かせてください。
TM/ 今までTHE-B-MARTは150種類以上のオリジナルキャンバスを作ってきたのですが、そのアート達を落とし込んだ小物、
インテリア雑貨みたいなものをブランドさんと組んで作ってみたいと思っていました。それはずっと、挑戦してみたかったことで。
ならばそれをISETANとのイベントからスタートできればおもしろいのでは?と思いました。
今後もこの活動は広めていきたいです。
大箸/ それぞれの商品についても伺いたく。まずは<ルカーノ>の脚立について。
TM/ 今回のイベントを思いついたきっかけとなったのは、これですね。
おしゃれな無地の脚立を、ライブハウスのステッカーだらけの壁のように、
キャンパスの人気キャラクターたちで埋め尽くしたくなりました。
脚立としてはもちろんインテリアとしても使えるので、
とにかく自由に使ってほしいです。
大箸/ 続いて<リーデル>のグラスについても、お願いします。
TM/ お酒が好きな「大人なキッズ」たちに支えられる<THE-B-MART>なので、
歴史あるグラスで、しっとりとPUNKROCKを聴きながら、
お酒を飲んでもらえたら嬉しいなと。
私は、このグラスでノンFATなカフェオレを飲もうかなと。
人気キャラを選抜したこだわりのBOXも作りましたので、
プレゼントにもぜひと思っています。
大箸/ <FAVORRIC>のブランケットについてもお願いします。
TM/ 悩みに悩んで12種類のキャンパスアートを織り込んだ、欲張りなブランケットです。
人肌が恋しいときには、キャンパスアートに包まれていただけたらと。
ソファーにかけたり、車のダッシュボードに置いたり、色々な使い方ができるので、
重宝する一枚になると思います。
今後の<THE-B-MART>のブースでは、このブランケットで色々荷物を隠せるなと…。
大箸/ <GRACHIMO>のラグについては、いかがでしょうか。
TM/ <GRACHIMO>は、名古屋の友達とのコラボレーションです。
自分のお気に入りのキャンパスアートを、そのまま再現度高くラグにしました。
玄関やトイレ、お店など、お好きな場所で使っていただければと。
キャンパスと一緒に壁に飾るのもおすすめですし、
小さいサイズは、棚の上や小物置き、部屋のワンポイントにも使えると思います。
大箸/ 実際にできあがった商品をみて、いかがでしょうか。
TM/ キャンパスたちが生まれ変わったなあと思いました。
新しいかたちに進化したなぁと。それがとても嬉しかったです。
好きなキャンパスやポスターを飾るのと合わせて、
自分の空間をどんどん好きなもので埋め尽くしてもらって。
それで毎日が豊かになって。そういう体験を味わってもらえたら。
大箸/ 最後に、今回のイベントにいらっしゃる方々へメッセージをお願します。
TM/ 今まで会ったことのない方々も、いつもの仲間たちとも、たくさんお話ししたいです。
そういう場にしたいです。結構、在廊する予定です。
今回のイベント用の特別仕様のキャンパスも展示販売予定ですので、
あわせてご期待くださいませ。
大箸/ ありがとうございました。
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