今回のメインディスプレイはニューヨークを拠点に活動するアーティスト、レイラ・ゴハ―×HAYのコレクション。

彼女が表現手段として使用するのは食品です。食品を素材として物語を紡ぎ出します。

今回のHAYとのコラボレーションでは、テーブルウエアとキッチンアクセサリーのコレクションをデザインしました。

材料の調達からはじまり、調理、テーブルセッティング、そしてみんなでテーブルを囲んで楽しむといった、

おもてなしの時間を楽しく演出します。

コレクションの名前にもなっている「Sobremesa（ソブレメサ）」とは、

食後のひとときを、家族や友人とのんびり楽しむというスペインの習慣です。

BED＆BATH COLLECTIONについて、HAYの創業者の一人、メッテ・ヘイは以下のように述べています。

「自分の部屋に帰ってくつろいだり、整えたばかりのベッドに飛びのったり、

熱々のシャワーを浴びた直後に柔らかいバスローブを羽織ったりするときの気持ちよさは誰もが知っているでしょう。

こうした日常のひとコマを大切にし、より一層楽しんでもらうためのコレクションです」

定評のあるベストセラーの新色の追加や、ベッドを中心にベッドリネン、タオル、バスローブなど、

ライフスタイルをより心地よくするアイテムを揃え、ローカル市場に合わせた新たなサイズを展開しています。

また、生産にたずさわる人や環境への負荷にも配慮し、

繊維の安全証明である「エコテックス®︎」を取得した素材を使用したアイテムを多く取り揃えています。

昨秋、HAYのブランドの起源と2002年創業からの軌跡を追った書籍『HAY』がPhaidon社から発売になりました。

HAYの20周年に合わせて発行されたインスピレーションあふれる本書は、

2002年にロルフ・ヘイとメッテ・ヘイ夫妻がHAYを設立したブランドの起源とその驚くべき軌跡を掘り下げています。

本書では、ロナン＆エルワン・ブルレック、ミュラー・ヴァン・セヴェレン、ドーシ・レヴィン、

ガムフラテーシをはじめとするHAYのすばらしい国際的デザイナーたち、

そしてCOS、IKEA、SONOSなどのブランドとのコラボレーションを紹介するほか、

HAYの製品、哲学、店舗デザインをつくりあげる化学反応の秘密が明かされています。

※文章は英語版です。