コスメティクス/フレグランス
伊勢丹新宿店メンズ館の3フロアに設置された立方体の展示空間SI(ストアアイデンティティ)では、<Cul de Sac/カルデサック>の展示を行っています。3月5日(火)まで。
<カルデサック>は古来より使用されてきた「青森ヒバ」を無駄なく使用し、自然をより近くに感じられるプロダクツを生産するブランド。また、商品を生産するどの過程においても、持続可能な視点を心がけ、天然素材が人に与えてくれるリラクゼーションの可能性を広げ、ユーザビリティに優れた製品を提供しています。
青森ヒバ
日本固有の樹木で木曽ヒノキ・秋田スギと共に日本三大美林のひとつ。腐食に強く耐久性に優れた建材として、中尊寺金色堂(岩手県)、青森県の弘前城 岩木山神社楼門、斜陽館(太宰治記念館)など社殿や仏閣などにも多く使用され、2013 年度の伊勢神宮(三重県)の式年遷宮でも使用されています。抗菌、防虫、消臭、リラックス効果があるとされるヒノキチオール、β- ドラブリンなどの成分を含む木は世界中を見渡しても稀で、日本では青森ヒバだけの特徴。まるで森の中にいるかのような、力強く優しい香りのする樹木。
メンズ館1階 正面玄関
View the world from the woods
想像する森
伐採された全ての丸太が美しい訳ではありません。もしかしたら何の被害もなく美しい姿の方が少ないかもしれません。樹皮を剥ぐと、これまで自然の中で受けた深い傷、食害、腐食の跡などが現れます。決して綺麗ではない触るのも躊躇うような丸太を触りたいと思える程に何度も何度も丁寧に磨き上げ、無塗装で仕上げます。特に座面の品のある光沢感は美しく、頬擦りしたくなるほど滑らか。
UNKNOWN【 森から世界を見るモノ】という未確認生物をイメージしたいまにも歩き出しそうなデザイン。
メンズ館4階 メンズラグジュアリー
Blowin' In The Wind
怺え逞しい幹
たくましい生命力を持つ青森ヒバは厳しい風雪に耐え、過酷な自然環境の中、スギ・ヒノキの2~3 倍の時間をかけゆっくりと成長します。
ほとんどの木が30~50 年で成木となるが、青森ヒバはおよそ100 年の時間がかかるとされ、
直径50cm になるまで200 年、100cm ともなると300 年もの時間を要する。自然の中で受けたキズも奥深くなります。
メンズ館6階 メンズコンテンポラリー
Order of Nature
萌芽するポテンシャル
天然更新と言われる、自然に落ちた種子から成長させる人工的な植林とは違う独特な方法を基に、森林から拾い集めた種子を苗畑に植え、
約6 割という高くない発芽率の中、4~5 年で20cm~30cm 程の背丈になると、林野庁や東北森林管理局などに出荷されて、山に植えられます。
育て方が難しく、人工植樹では枯れてしまうものが多く、天然更新が最適とされています。
*こちらは展示のみとなります。
*本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく変更させていただく場合がございます。
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