2018/10/11 UP
食欲の秋。おいしいものが目白押しのこの季節を語る上で欠かせない食材のひとつに「新米」があります。近年は全国各地からさまざまな銘柄が店頭をにぎわし、それぞれの食味の違いが注目されています。
今回は本館地下1階=食品フロアから、今注目の新しい品種の新米や、新米を使ったメニューをご紹介。お米好きな方はもちろん、普段はパン派の方も、味わい深い秋の初物のひとつ、新米の魅力を堪能してみませんか?
■新潟発・話題の新品種「新之助」
数ある新米の中で今回注目するのが、米どころ新潟県で開発された新しい品種「新之助」。大粒できれいなツヤ、ほんのりとした香り、豊潤な甘みとコク、しっかりした粘りと弾力…。「コシヒカリとは異なるおいしさを追求し、新たな新潟の顔となるべく誕生した米です」という生産者の言葉に違わぬ味わいです。冷めてもおいしく、時間が経っても硬くなりにくい点も魅力。電子レンジで温めなおしても、本来のおいしさを楽しめます。
<カワサキ森田屋>新潟県産新之助 特別栽培米
2kg:1,620円/5kg:3,780円
※本館地下1階=シェフズセレクション
シェフズセレクションでは山波農場の特別栽培米をご紹介します。
10日(水)には、「新之助」の魅力を花角新潟県知事自らPRにいらしてくださいました。
今年の「新之助」のコンセプトは、『まいにちに大粒のしあわせ』。
「日常の小さな幸せを、大粒の新之助でかみしめていただければ」とメッセージをいただきました。
炊き上げた新之助米がこちら。艶やかな白色の輝きが食欲をそそります。炊きあがりの「つや」が良いことも新之助の特徴です。
毎日の食卓やお弁当をもっとおいしくする、新潟県の新しい自信作をぜひ一度お試しください。
■新之助を使った「食欲の秋」グルメ
コクや甘み、味の厚みなどのバランスに長け、おかずとの相性が良い新潟米「新之助」。その特徴を活かした期間限定メニューの数々をご紹介します。
全国のおいしいものを一同に集める「フードコレクション」に、「新之助」を使った絶品グルメが登場!
「深まる秋を楽しむ、秋の食宴」
10月10日(水)~10月16日(火)
本館地下1階=フードコレクション
<すし将>新之助米で作った金目鯛の笹棒寿司(1折):2,160円
【各日30点限り】
※本館地下1階=フードコレクション
※販売期間:10月16日(火)まで
塩でしめ酢に漬けた上質な金目鯛を、新潟米「新之助」のシャリと相性の合う笹で包みました。
<銀閣寺大西>新之助米を使用した京丹波平井牛サーロインステーキとすき焼のコラボ弁当(1折):3,024円
※本館地下1階=フードコレクション
※販売期間:10月16日(火)まで
京丹波平井牛のステーキとすき焼を一度に楽しめるコラボ弁当。甘辛の味付けは「新之助」と相性抜群です。
本館地下1階=旨の膳にも、「新之助」を使ったグルメがいろいろ。
<香籠 by PAOPAO>新之助をつかった新米シューマイ(6個入):864円
※本館地下1階=旨の膳
※販売期間:10月23日(火)まで
シューマイ皮の代わりに新潟米「新之助」を使用。銘柄豚「和豚もちぶた」を使った餡を包んで蒸し上げました。
<浅草今半>新之助米を使用した照り焼風すき焼弁当(1折):1,188円
※本館地下1階=旨の膳
※販売期間:10月23日(火)まで
すき焼の肉に割り下で作った餡をからめて照り焼風に。粒のしっかりとした「新之助」とよく合います。
<つきじ鈴富>新之助酢飯の本鮪にぎり(1折):2,160円
※本館地下1階=旨の膳
※販売期間:10月23日(火)まで
「新之助」の酢飯も楽しめる天然本鮪のにぎり。冷めてもおいしいという「新之助」の特徴を活かしました。
<マンゴツリーデリ>クリスピーポークのバジル炒め、プレミアムブランド米「新之助」ご飯(1人前):926円
※本館地下1階=旨の膳
※販売期間:10月23日(火)まで
煮込んでから揚げたカリカリの豚バラ肉を加えたピリ辛なガパオ炒め。「新之助」がおいしさを引き立てます。
■新米の旨み引き立つ日本酒「ひやおろし」
新米の楽しみ方は、ご飯以外にも。熟成を経て、今まさに飲み頃を迎えた「ひやおろし」にも注目です。
【ひやおろし とは?】
「ひやおろし」は、新米を冬に仕込んでできた酒に【火入れ】と呼ばれる加熱殺菌処理を施した後、低温の蔵の中でひと夏じっくり熟成させ、秋の訪れとともに出荷されるお酒です。
通常の日本酒は出荷前にも再度火入れをしますが、「ひやおろし」は出荷前の火入れを行わないため、夏の間の熟成によって得られた丸みのある風味を壊すことなく味がのった状態で出荷されます。
おだやかな香りと深くコクのある味わいを楽しめる、秋のごちそう酒。それが「ひやおろし」です。
<新潟県/菊水酒造>菊水 純米吟醸 ひやおろし(720ml):1,235円
この時季にしか手に入らない、口にすることができない、秋季限定の純米吟醸酒。
雑味が非常に少なく、りんごのような甘酸っぱい香りと芳醇な風味が特徴です。味わいはやや辛口で、焼き魚やきのこのおろし和え、かぼちゃの煮物など、あらゆる料理と合わせることができます。
<和歌山県/平和酒造>紀土 純米吟醸 ひやおろし(720ml):1,242円
メロンのような優しい吟醸香と、口に含むと感じるクリーンな酸味。苦みは少なく、旨味と酸味がほどよいバランス感が、呑み飽きのない上等な食中酒の印象を与えます。
気温の高い日には軽く冷やして、肌寒い日は常温かぬる燗でお召し上がりください。
<神奈川県/泉橋酒造>いづみ橋 秋とんぼ(720ml):1,890円
神奈川県の泉橋酒造が造る秋の限定酒。
昨年お米作りから始めた純米酒がひと夏超えて美味しくなりました。食欲の秋に、実りの秋に相応しいさわやかな旨辛口。しっかりとした酸が特徴です。時間の経過とともに冷から燗酒までお楽しみいただけます。
たわわに実る秋の恵み、新米。楽しみ方はご飯から日本酒までさまざま。ぜひこの時季にご賞味ください。
【こだわりの新米をオンラインサイトで】
全国各地の新米を、伊勢丹オンラインストアで手軽に注文いただけます。生産者のこだわりが詰まった新米の味を食べ比べてみてはいかがでしょうか。
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