リ・スタイル
“究極の偏愛”パンクの世界よ、永遠に
「誰にでも、ファッションや音楽、アートでも、あるいは自身の感性を揺れ動かすカルチャーに惹きこまれた“初めて”の瞬間がある。」そう語るのは、デザイナーの”末安弘明”。
最初期のパンクや映画黎明期のホラームービー、自由を志向する少年たちの精神を活写したスケートビデオなど――本質的に感銘を受けたものを思い浮かべた時、それは何十年経った今も色褪せることなく彼の精神の中核に結びついていた。
“昔から変わらず好きなパンクの世界”を組み込み、これまで以上にキディルを形作るメンタリティに従った今シーズン。
タイトル「HELL HAUS」には、その不穏なムードだけでなく、末安にとって永遠のインスピレーションが同居した家=揺るがない彼自身の精神性という意味も込められている。
イラストレーター 【Maya shibasaki】とのアートワークコラボレーションについて
今シーズンの〈KIDILL〉のコレクションの象徴的なフラワーモチーフのグラフィックはイラストレーターの 〈Maya Shibasaki / マヤ シバサキ〉によるオリジナルのグラフィック。
ブランドの真価に結びつく方法論であったコラボレーション、あるいは精神性を共有できる確かなコミュニティへの考え方をさらに一歩進めることも意味していました。
不穏で反逆的なファッションをポップに中和している、大小さまざまな“花”のモチーフ。一見パンクとは相容れないファンタジックな世界観を、あえて融合させているのも魅力のひとつ。
今回のクローズアップイベントでは、イラストレーター 〈Maya Shibasaki / マヤ シバサキ〉の原画も一緒に展示・販売させていただきます。
アート作品の販売方法について
作品はすべて、1点ものになります。
作品のお渡しは会期終了後となりますこと予めご了承くださいませ。
キディルについて
デザイナー、末安弘明が2014年に立ち上げたブランド。
読書や日々の生活、会話や環境からインスピレーションを得ている。着る人の本質を引き立てるような服作りをコンセプトとし、クラシックなテイストを盛り込んだスタイルを提案する。
“KIDILL”とは、純粋性と気持ちの有様を意味した造語。
末安が90年代に体験してきた、ハードコアパンクやグランジ、グラフィティ、スケートボード、文学、など様々なジャンルを取り込み、現代の新しい精神でKIDILLの服を作っている。
ストリートの衝動性やスタイルが持つ意味を服に込め、ストリートウェアを基本に、テーラリングの技術を駆使したり、ラグジュアリーな生地を組み込んだりすることで生まれる、偶然性や即興性を大切にしているブランド。
[経歴]
2014-15年の秋冬コレクションより、メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京でショーを発表する。
2015年 第8回 DHLデザイナーアワード受賞
2016年 渋谷区神宮前にフラッグショップ”KIDILL ROOM”をオープン
【ジャケット】209,000円(税込)
【シャツ】39,600円(税込)
【ジャケット】71,500円(税込)
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
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