イセタン ザ・スペース
フランスの建築家、デザイナーとして、建築生産の工業化に大きな役割を果たしたジャン・プルーヴェ(Jean Prouvé)の作品展を開催。
世界中のトップピース家具を収集する「ATELIER-GALLARY」選りすぐりのジャン・プルーヴェコレクションから、家具や照明器具の他、建材作品の一部分など約25点を展示販売します。
プルーヴェの評価や人気はどのように広がってきたのか、家具や建築素材のクオリティやデザイン性、プロダクトの魅力や、彼の設計哲学の一端に迫ります。
日本の市場ではなかなか実物に触れることができないようなプルーヴェのオリジナル作品を実際にお試し頂き、ご自身の住環境を想像しながら、数々の作品を体験頂き、至極の1点を見つけてください。
Métropole No.305 Chair, CA. 1950 / Jean Prouvé
代表作「スタンダードチェア」
Guéridon Bas GB 11 Coffee Table / Jean Prouvé
ジャン・プルーヴェの「ゲリドンバス」と⾔われるローテーブル。
家具の展示販売のほか、販売会場のインスタレーションゾーンでは、プルーヴェがプレファブの工業化において新しい表現を試み、そして取り組んだオリジナル作品の一部もご紹介します。
プルーヴェと多くのプロジェクトで協業していたシャルロット・ペリアンやピーエル・ジャンヌレのマスターピースやジャン・プルーヴェの弟であったアンリ・プルーヴェの幻の作品1点も合わせてご紹介。
ヴィンテージのオリジナル作品を通じてプルーヴェ作品の魅力とその多様性をたどります。
Cabinet that comes from the Tour Joffre building in Nancy, France.
Jean Prouvé / Rober Anxionnat
フランスのナンシーにあるトゥール ジョッフル ビルの備え付けキャビネット。
建築家アンリ・プルーヴェとジャン・プ ルーヴェの協⼒者であった装飾家のロベール・アンシオナによる作品で、
フランス国家によって「20世紀の遺産」とラベル付けされた建物から来ている。
■ジャン・プル-ヴェ(Jean Prouvé)
「私は建築家でもなく、エンジニアでもない、⼯員なのだ。」
ジャン・プルーヴェ(1901-1984)が⾃らのことを称したことばとしてよく知られていますが、このことばの通り、プルー ヴェは資格としては建築家でもエンジニアでもなく、ただの⼯員でした。
エコール・ド・ナンシーの芸術家の⽗とピアニ ストの⺟の間に⽣まれたプルーヴェは、ナンシーで育ち、10代の頃から⾦⼯職⼈として修⾏を始め、1923年に最初の⼯ 房を⽴ち上げると、鋳鉄製品をつくり始めます。やがて、同じ時代のもっとも先進的な建築家たちと出会い、
そしてスチールやアルミニウムといった新しい素材や従来とは異なる製造技法の開発を重ね、⾃らがモダニズムを牽引するようになります。
もともと⼤衆向けにデザインされたプルーヴェの作品は、半世紀以上経った今なお、その独創的な美しさで私たちを魅了し続けています。
■ATELIER-GALLARY
2017年よりヴィンテージ家具、近代の建築にまつわる様々なエキシビジョンの企画開催をベースに活動。
欧州、南⽶、 アフリカをまわりながら世界中のデザイナーズヴィンテージ家具を収集し、国や年代に捉われない独⾃のセレクトとコー ディネートを常に発信している。
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
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