TOKYOクローゼット

＜MEDEA / メデア＞「人生の分岐点で影響を受けた本」

2019年12月4日(水) ～ 2019年12月10日(火)

伊勢丹新宿店本館2階=TOKYOクローゼット

2019/12/02

■デザイナープロフィール■

1988年にイタリアで生まれたカミラとジュリアのベントゥリーニ姉妹は、イタリアとニューヨークで芸術家・写真家としてのキャリアをスタートさせ、2018年、彼女たちは独自のファッションレーベル“MEDEA”を設立しました。

■ブランドプロフィール■

MEDEAは、カミラとジュリアによって名付けられた単語です。

エレガントさや、魅力的な官能さをもつギリシャ神話の女神の複数のペルソナを題材とした

1969年のパソリーニ映画『女王メディア』にちなんで名付けられました。

MEDEAにとって革の買い物バックは、色彩やアートを融合させるためのまっさらなキャンバスであり、

ニューヨークとミラノを拠点としている双子の美的世界観は、世界中の著名なアーティストや、写真家の作品を特集した限定エディションと一緒にモノクロのレザーバッグを提案しています。

MEDEは初めてのコレクションで、持ち歩きに適した4つのサイズの“PRIMA“バッグを提案しました。

サイズネームはShort、Tall、Grande、Venti、すべてイタリアのマットカーフスキン製で、虹の原色にならったカラーバリエーションです。

2018年7月に発売されたMEDEAのデビューアーティストコラボレーションは、アメリカの写真家ナンゴールディンの象徴的な作品 “Trixie on a Ladder”（1969年）と “Jimmy Paulette and Taboo! In the bathroom”（1991年）をプリントしたピンク・黒の革のモデルでした。

ニューヨークのダウンタウンを映した新鮮でセンシュアルなゴールディンの風景写真とニューヨークの持つ奇妙なコミュニティは今でも共鳴しています。

初のMEDEAビジュアルキャンペーンでは、NYを拠点とする英国の写真家シャーナオズボーンによる静止画・ビデオ画像にデヴハインズによるオリジナルミュージックをフィーチャーした作品を起用しています。

■「人生の分岐点で影響を受けた本」■

・カミラベントゥリーニ

オッテッサ・モシュフェー Ottessa_Moshfegh「My Year of Rest and Relaxation」

・ジュリアベントゥリーニ

ジョージ・グルジェフGeorge Gurdjieff「Meetings with Remarkable Men」

■その本に対する想い■

・カミラベントゥリーニ

この本は、生まれ変わるために、まる一年眠ろうと試みる主人公の話です。

この本をはじめて読んだとき、自分が変わっていくように感じ、いろいろな物事をいとわずに手放してみようと思いました。

また、悲しい内容と面白い内容のバランスが完璧なのです。