本展では、東京藝術大学大学院にて日本画を修了しながらも、現代の感性を取り入れた革新的な表現に挑戦する2名の若手アーティストをご紹介いたします。日本画の技法を基礎に、さまざまな素材を用いて独自の視点から捉えた心象風景を描く吉川薫平氏。あらゆるタブレット式端末を通して街の風景を認識することが多くなった現代人の視点から、現在に人々が観る景色を描き出す高盛乃輔氏。今の時代を鋭敏に捉えた新たな風景画(ランドスケープ)をお楽しみください。