呉服
石川の伝統工芸である牛首紬をクローズアップ。
今季の新作をはじめ、着物から帯まで幅広い品揃えをいたします。大島紬、結城紬に並んで「三大紬」の一つに数えられ、幻の紬とも称される牛首紬。産地からも<白山工房>代表の西山氏が来場し、モノづくりのこだわりをご説明いたします。
※西山氏が不在となる時間帯もございます。予めご了承ください。
<白山の自然と牛首紬>
石川、福井、岐阜にわたり高くそびえる白山は、古くから信仰の山として崇められ、地域の人々に牛首紬をはじめ多くの自然の恵みを与えてきました。牛首紬の産地、石川県白山市白峰は、白山の登山口に位置しています。白峰は積雪3~4mにもなる豪雪帯で、雪に閉ざされる長い冬、女たちは糸を紡ぎ、機を織って、生活の糧を得ていたのです。その際に、2頭の蚕が共同で一つの繭を作った「玉繭」を主として織られた織物こそが「牛首紬」です。
“命の水” を湛え、信仰の対象として崇められてきた白山。その地で脈々と伝統を受け継いできた牛首紬は、他の紬とは異なる魅力を漂わせています。2023年5月、大地の遺産の保護とその活用を目的に、白山と手取川がユネスコ世界ジオパークに正式認定されています。
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※画像はイメージです。
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