リビングルーム

<Time & Style> Time & Style ēdition by Boffi | De Padova

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2024/02/01

世界で高い支持を得ているイタリアのインテリアブランドBoffi | De Padovaと、⽇本のインテリアブランド<タイムアンドスタイル>がパートナーシップを結び誕生した『Time & Style ēdition』。

イタリアの洗練された感性と日本の繊細な手仕事が融合した家具コレクションを、2 ⽉2 ⽇(⾦)〜2 ⽉20 ⽇(⽕) の期間中、伊勢丹新宿店にてご紹介いたします。

無垢材のテーブルや椅⼦、精緻な技巧によるキャビネット、⼿漉き和紙による照明など、独創的で凛とした存在感を放つプロダクトをぜひご覧ください。

 

 

Moon

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このテーブルはデザインから発想してできあがった製品ではなく、自らの手で木を削り、触りながら木材の特性を理解し、形状を見つけてゆくプロセスの中から生まれたテーブルです。

どのようなスタイルの空間にも融合し、無垢の木材の柔らかな曲面と現代的な緊張感のあるラインが共存する製品を目指しました。

 

天板は端に向かって緩やかに傾斜がついており、アールを描く小口に自然に繋がってゆきます。

使う人に優しい手触りを与え、機械加工だけでは生まれない有機的な美しい曲面を持っています。

天板とフレームの間に細いスリットを入れることで天板が浮かんでいるかのように視覚的に切り離しつつ、天板の小口の曲面とフレームと脚のコーナーの曲面が同調して全体が渾然一体となるバランスを探り、普遍的な存在感を持つテーブルとして完成しました。

 

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BDTT-504  Moon_Rectangular table

W2000×D800×H730㎜

天然木オーク:チャコールグレー

572,000円(税込)

 

 

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Sunset

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木フレームと厚手のヌメ革という2つの素材をシンプルに構成させた、日本でつくる新しい形の椅子をつくりました。

オーク材のフレームは広島県の椅子工場で削り出し、兵庫県・姫路でつくった厚いヌメ革は、鞄産業が発展した豊岡で裁断裁縫しています。

日本のそれぞれの地域産業の特性を生かし、職人の手によって一つひとつ生み出されたこの製品は、日本の地域性の可能性を示す椅子です。

 

座面は、2枚の厚いヌメ革を重ねて縫い合わせ、1枚のシートに仕立ています。

背から座面までひと続きに仕上げたシートは、美しい張り感と快適な座り心地を実現する繊細なバランスを探りました。

この丈夫なヌメ革のシートは、天然素材だからこそ、ゆっくりと時間をかけながら身体に馴染んでゆきます。

ダイニングチェア、ラウンジチェア、ハイスツールとバリエーションを揃え、おおらかな存在感を湛えた、長く寄り添うことのできる椅子を目指しました。

 

 

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BDTI-516  Sunset_stool ※展示なし

W470×D510×H900×SH650㎜

天然木オーク: スノーホワイト、ヌメ革:ダークブラウン 

264,000円(税込)

 

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BDTI-504  Sunset_Chair with armrests 

W630×D570×H800×SH450×AH630㎜

天然木オーク:チャコールグレー、ヌメ革:ダークブラウン 

275,000円(税込)

 

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Silent cabinet

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東京にある日本民藝館を訪れると、日本人が古くから使用してきた道具や工芸品を見ることができます。

その実用の品々は展示ケースの中に注ぎ込む自然光を受けて、とても美しい姿をしていました。

光の陰翳を受けた漆器の表情やさびて枯れゆく森羅万象に美しさを感じ取るのは、日本人独特の感性なのかもしれません。

 

伝統に囚われることなく、日本の美意識を現代に通じる美として表現したのがSilent cabinetです。

キャビネットに自然の光を呼び込み、収納物が美しく引き立つように5方向全てをガラスにしました。

W1400とW2200のキャビネットには、古くから日本家屋の空間を間仕切る襖や障子といった建具に使われる引き戸を採用しています。

引き戸は開閉のスペースを必要とせず、また、前後に設けた仕様は両方向からのアクセスを可能とし、空間の中で自由ににレイアウトできます。

 

北海道産の楢材を用いたフレームは、表面に緩やかな曲面を形成し、全体的に柔らかな表情と硬質な素材感を共存させて、伝統的な木工技術である三方留めで組み上げています。

仕上げは、白木の木造建築が時を経て黒ずんでゆくような、水墨画を思わせる墨色をイメージしています。

収納された食器やオブジェ、書籍などがグレーのガラスの奥に浮かび上がり、その陰のようなシルエットが空間に豊かな情感を漂わせます。

 

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BDTC-006  Silent cabinet

W2200×D480×H1200㎜

天然木オーク:チャコールグレー、グレーガラス

1,265,000円(税込)

 

 

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BDTC-002  Silent cabinet ※展示なし

W800×D480×H1700㎜

天然木オーク:チャコールグレー、グレーガラス

825,000円(税込)

 

BDTC-004  Silent cabinet ※展示なし

W1400×D480×H1700㎜

天然木オーク:チャコールグレー、グレーガラス

1,078,000円(税込)

 

 

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Philosophers lounge

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Philosophers loungeは断面を楕円形状に削り出した無垢の木フレームと幅広のアーム、置きクッションで構成されたラウンジチェアです。

一人掛けソファと比べて軽量で移動させることができ、身体全体を預けて長時間快適に過ごすことができる座り心地を大切にしました。

 

手を載せる部分にわずかな膨らみをもたせた幅広のアームは、シャープなアウトラインが脚部のフレームへと滑らかに繋がり、全てのパーツがシームレスに交わります。

背柱と座枠が交差し、それを支持する後脚と貫の接点が作るフレームの構成美は、オブジェのような要素を感じさせます。

また、楕円形の断面形状を持つ木フレームは全体的に柔らかな印象の中に、凛とした緊張感を漂わせます。

 

繊細に削り込んだ木フレームに添えたクッションは、身体をしっかりと支えるウレタンとその周囲をフェザーバックで包み、適度なルーズ感と座り心地を確保しました。

マチ付きのクッションはクラシカルな印象を生み、チェア全体を上品に仕上げています。

クッションを支える板状のルーバーは、1枚1枚を丁寧に面取りして上質に仕上げ、通気性の確保とクッションに取付けたベルトを巻きつけてチェア本体へ固定する役目も担います。

ラウンジチェアのパーソナルな快適性が、リビングでの多様な過ごし方や豊かな時間の創出へと繋がります。

 

 

 

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BDTI-114F  Philosophers lounge_Highback armchair ※展示なし

W830×D910×H1060×SH430×AH590㎜

天然木ブナ:チャコールグレー、ファブリック

528,000円(税込)

 

 

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BDTI-111F  Philosophers lounge_lowback armchair ※展示…チャコールグレー 

W830×D860×H820×SH430×AH590㎜

天然木ブナ:スノーホワイト、ファブリック

484,000円(税込)

 

 

 

 

 

Vertical layer

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建築物の柱や梁などの構造体が規則的に連続している姿に、優美さや力強さを感じることがあります。

私たちが美しいと感じるものには、形状や色彩の組立てにある秩序を見出すことができます。

これらは「構成美の要素」と言われ、対称・繰り返し・律動・均衡・比率や割合などといった要素が存在します。

Vertical layerはそれらの要素を踏まえ、シェルフの構造体である縦板と横板の形状を綿密に構築して作り上げました。 

 

このシェルフの寸法の決め方は、身体尺を基準とした日本古来の尺貫法を基本としています。

建築などのように生活に関わる単位基準には、今でも古くから伝わる尺貫法が日本では多く使用されていますが、このような考えのもとで構成された姿には、どこか日本の伝統的な佇まいや情緒感じることができるのではないかと思います。 

 

四方が囲われていないこのシェルフは、製作工程が一般的な家具づくりとは異なり、塗装を施してから組立てる必要があります。

仕上がったパーツを組み上げていくには、正確に仕上げるための緻密な作業と手際のいいスピード感が求められます。

また、繊細な印象になるよう縦板と横板の厚みは限界まで薄く加工しながらも、シェルフとしての強度を保てるよう、その薄い板を独自の方法で結合しています。

 

美しく立ち上る建築物をイメージし、垂直の層が強調されるように棚板をセットバックさせ、本を並べた時、見る角度によってその姿が現れたり、消えたりする、多彩な表情を持つシェルフです。

 

 

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BDTC-404  Vertical layer_Open cabinet

W1030×D450×H1810㎜

天然木オーク:チャコールグレー

748,000円(税込)

 

BDTC-401  Vertical layer_Open cabinet

W1440×D450×H1810㎜

天然木オーク:スノーホワイト

836,000円(税込)

 

 

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Nagoya

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行燈とは1600年頃(江戸時代)から日本人の生活の中で多く使われていた灯具で、日本の伝統的な灯りの一つです。

木のフレームに和紙を張り、蝋燭や油を原料とした行燈は、和紙を通して詩的な陰翳を生みます。

また、部屋から部屋へ持ち運ぶことができるのも特徴です。

その昔は1日の時間の移り変わりに身を任せ、昼は日の光を室内に取り込み、夜は手元を照らすだけの静かな灯りと共に暮らしていました。

そんな日本人の美意識や自然観を現した照明である行燈を現代の生活に取り入れることを目指したのがNagoyaです。 

 

Nagoyaは、江戸時代中期以降に用いられた角行燈の一種である「名古屋行燈」を手本にしました。

骨格となるフレームの素材に選んだ秋田杉は、日本の寒冷地である東北地方の厳しい環境の中、時間を掛けてじっくりと成長するからこそ年輪の密度が高く、繊細な木目を持っています。

木工照明を専門とする指物師が、金物を一切使わず、精巧な仕口や継ぎ手の加工のみによってフレームを組み上げ、和紙を張り、一つひとつ丁寧に製作しています。 

 

希少で美しい秋田杉と美濃の手漉き和紙で作られたNagoyaは、日本の伝統的な照明の中で最上級の組み合わせと言えます。

現代の効率優先のものづくりとは逆行した手間と時間を掛けたものづくりだからこそ、大量に生産されるものとは比べられない価値を生み出しています。

 

 

 

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BDTL-401  Nagoya_Light 

W240×D240×H470㎜

96,800円(税込)

 

 

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Time & Style ēdition

Boffi | DePadovaは、キッチンの最高峰ブランドとして業界を牽引し続けるBoffiと、世界の歴史的デザイナーたちとともに生み出される高品質で高い感性を持つインテリアプロダクトを展開するDe Padovaによるブランドです。

Time & Style ēditionは、イタリアと日本という異なる文化背景をもつ2社が出会い、互いにリスペクトし、それぞれの美意識が呼応して誕生しました。

世界の主要都市70か所に設けられたBoffi | DePadovaのモノブランドショールームにおいて2020年より展開をスタート。

日本国内においてはタイムアンドスタイルの各店舗にて取り扱いしています。

 

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about Time & Style

 

日本文化や職人の伝統技術を背景とし、手仕事や素材の本質を追及した製品づくりを続けているインテリアブランドです。

現代のライフスタイルに昇華させたデザインコンセプトのもと、家具や照明・壁面収納・テーブルウエアまで、暮らしを彩る幅広いプロダクトを展開しています。

上質でモダンなインテリア空間と、豊かな生活スタイルを提案いたします。

 

ショップは国内5店舗にくわえ、海外ではオランダ・アムステルダム、イタリア・ミラノに直営店をオープンしました。

日本各産の協力工場に加え、北海道・東川町にある自社工場では、丸太の仕入れから製材まで一貫し、作り手の感触と感性を大切にしたものづくりをおこなっています。

オリジナルコレクションの他、イタリアのインテリアブランド<Boffi | De Padova>や、スイスの建築家 ピーター・ズントー氏 との協業による家具コレクションを展開し、日本の素材と製造技術でプロダクトを製品化、東洋と西洋が融合した新たな空間つくりをおこなっています。

 

※画像はイメージです。

※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。

※価格はすべて、税込です。

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