画業60年 田渕俊夫展

画業60年
田渕俊夫展
Exhibition of TABUCHI Toshio

日本橋三越本店の「画業60年 田渕俊夫展」は終了いたしました。

2021年1月9日(土)~1月20日(水)
午前10時~午後6時30分【午後7時閉場】
※最終日は午後5時30分まで【午後6時閉場】
日本橋三越本店 本館7階 催物会場

入場料:一般1,000円 / 大学・高校生800円[中学生以下無料・税込]
※学生の方は入場の際に学生証、または生徒手帳をご提示ください。

ご優待入場のご案内

以下のお客さまは三越伊勢丹アプリのマイページや会員証等を会場入口にてご提示ください。

  • 三越伊勢丹アプリ会員登録およびエムアイカードをご連携いただいた「マイページ」、または、三越伊勢丹ホールディングス株主様ご優待カード、障害者手帳のご提示で、ご本人さまとご同伴1名さま合計2名さままで無料でご入場いただけます。
  • エムアイカード会員さまで三越伊勢丹アプリのご登録が難しい方は、エムアイカードのご提示で、ご本人さま1名さまのみ無料でご入場いただけます。
  • 三越伊勢丹アプリ会員登録された友の会会員さまは、三越伊勢丹アプリの「マイページ」と友の会会員証両方のご提示で、ご本人さまとご同伴1名さま合計2名さままで無料でご入場いただけます。
  • 友の会会員さまで三越伊勢丹アプリのご登録が難しい方は、友の会会員証のご提示で、ご本人さま1名さまのみ無料でご入場いただけます。

※「エムアイカード」はエムアイカード プラス、三越 M CARD、伊勢丹アイカード、エムアイカード等の総称です。

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主催:田渕俊夫展実行委員会/日本経済新聞社

「吉野」部分 2017 四曲一隻屏風

「吉野」部分 2017 四曲一隻屏風 紙本着彩 日本芸術院蔵

2019年度の文化功労者として顕彰された田渕俊夫氏。また、2019年11月に執り行われた大嘗祭関連儀式の一つ「大饗の儀」の調度である屏風絵をご揮毫、2018年には日本芸術院恩賜賞も受賞、さらに「春の院展」の主催者日本美術院の理事長を務められ、日本画壇を牽引するとともに東京藝術大学にて後進の育成にもあたられてきました。 本展では、第1章〜第5章のテーマごとに代表作に加え、鶴岡八幡宮絵巻 巻一 / 巻二、春(枝垂れ桜)、寺社仏閣に奉納された大作屏風を併せ18点を一堂に展覧いたします。

  • 第1章 水と光

    田渕は、水面にきらめく光、木漏れ日、照りつける陽光など、光とその輝きにはとりわけ敏感であった。
    最初の本格的な作品もここから始まっており、折に触れて描き続けてきた水と光をテーマにした作品を紹介する。

    第1章 ― 水と光 「映」 2002 紙本着彩 作家蔵

    「映」 2002 紙本着彩 作家蔵

  • 第2章 草と花

    大学院修了後、内戦の続くナイジェリアで強く印象づけられたのは、雑草のたくましい姿と命の連鎖であった。
    帰国後も草や花の写生をもとにした作品を描き続け、一生を通じてのテーマとなっていく。

    第2章 ― 草と花 「緑風」 1988 四曲一隻屏風 紙本着彩 個人蔵

    「緑風」 1988 四曲一隻屏風 紙本着彩 個人蔵

  • 第3章 旅と刻

    「刻」<とき>は田渕の中での大きなテーマである。
    風景を見ても、そこで生きていた往時の人々を思い浮かべるのが田渕であり、旅先で見かけた何気ない景にも時間性を感じるのである。
    一瞬の景に内包される悠久の時間を描き出す作品を紹介する。

    第3章 ― 旅と刻 「悠悠」 1993 紙本着彩 個人蔵

    「悠悠」 1993 紙本着彩 個人蔵

  • 第4章 人の刻

    田渕作品の時間性( =刻) のさらに奥にあるもの、それは人である。
    電線やビニールハウスなど、普通は描かれない人工物であってもそこに人の営みを認めて描き出すのが田渕である。
    日常の営みのなかに、人やそれを含む万物の命のきらめきを感じ取り印象的に表現された作品を紹介する。

    第4章 ― 人の刻 「大和心象 法隆寺遠望」 2004 紙本着彩 個人蔵

    「大和心象 法隆寺遠望」 2004 紙本着彩 個人蔵

  • 第5章 命と光 田渕の今

    暗い心象表現に始まり、装飾的な画面を多く手がけ、水墨表現に挑戦し、さらに絵巻物にも取り組み始めている。
    作品の見た目は変化しているが、質的な部分の基本は、光、命、人、刻である。
    しかもそれらの要素が複雑に組み合わさってさらなる魅力を放つようになっている。
    最新の田渕芸術のありようと魅力を紹介する。

    第5章 ― 命と光 田渕の今 「春(枝垂れ桜)」 2008 襖6面 紙本着彩 智積院蔵

    「春(枝垂れ桜)」 2008 襖6面 紙本着彩 智積院蔵

  • 『田渕俊夫画集 刻を描く』

    『田渕俊夫画集 刻を描く』

    田渕俊夫氏の初期作品から新作絵巻まで代表作約50点を掲載した本展覧会の公式図録です。
    B5変型(257×188mm)、並製本、カバー掛け、総頁140頁
    2,750円

    <内容>
    初期の作品から新作の絵巻まで約50点を掲載し、60年の画業を回顧する内容です。 屏風作品をはじめ、京都・総本山智積院の障壁画、神奈川・鶴岡八幡宮絵巻などの大作をダイナミックに見ていただけるよう、観音開きで掲載。また、令和改元の際の皇室行事「大饗の儀」のために制作された 《悠紀地方風俗歌屏風》も掲載されています。 日本美術院理事長であり、2019年度には文化功労者として顕彰された田渕俊夫氏の、13年ぶりに刊行された画集です。

    特別先行予約販売
    『田渕俊夫画集 刻を描く』田渕氏サイン入(先着200部)

    展覧会開催記念として、図録見返し部分に田渕氏直筆のサインをご揮毫いただきます。

  • 薬師寺食堂御本尊『阿弥陀三尊浄土図』版画

    特別先行予約販売

    昨年新たに制作された「薬師寺食堂御本尊『阿弥陀三尊浄土図』」版画をはじめ、田渕氏最初の同版画集「大和春秋」や、リトグラフ「旅の窓から」シリーズの中から選りすぐりの版画作品9点をご紹介いたします。

※価格はすべて税込です。

※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、弊社基準により入場を一時制限させていただくことがございます。
※お客さま同士の、適度な距離を保ってご鑑賞ください。
※社会的距離が保たれていない場合、係員がお声がけさせていただきます。
※大人数でのグループでのご鑑賞はご遠慮ください。
※会場内では会話は控えるなど、新型コロナウイルス感染症対策へのご協力をお願いします。
※会場内では常にマスクの着用をお願いいたします。

※都合により、イベントの内容が変更となる場合がございます。予めご了承ください。
※会場内混雑の場合はお待ち願うこともあります。
※会場内での写真撮影、模写はかたくお断りいたします。
※作品、展示ケース、壁などにはお手を触れないようにお願いいたします。
※会場内での携帯電話のご使用はご遠慮ください。
※ご入場は閉場30分前まで。


お問い合わせ先/日本橋三越本店 TEL.03-3241-3311(大代表)

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