宇宙ロケットの先端部からインスピレーションを得て開発したユニークなタマゴ型フォルムを支えるのは、面ではなく点(凹凸)!――ショルダーストラップ部分に、〈昭和西川〉のベストセラー商品「muatsu(ムアツ)」を採用した〈PORTER CLASSIC/ポータークラシック〉の人気バッグシリーズ「Newton(ニュートン)」がビジネスマンを中心に人気だ。
今回は、従来の〈ポータークラシック〉のバッグに比べ、鞄重量の体感が軽減され、からだを疲れにくくさせた同シリーズをチェック。〈ポータークラシック〉の菊地 崇さんと田中 里歩さん、そして伊勢丹新宿店の青戸 裕明の3名がその魅力を紹介する。
左から、青戸裕明(三越伊勢丹バイヤー)、田中里歩(ポータークラシックスタッフ)、菊地崇(ポータークラシック店長)
青戸裕明(以下、青戸):自粛生活が明け、心機一転、「バッグを買い替えよう」と思っている方も多いと思います。今回は、「できるだけ軽いものがいい」とか「デザインを重視したい」という方にぴったりの〈ポータークラシック〉ニュートンシリーズをご紹介します。
菊地 崇(以下、菊地):一番の特徴は、ショルダーストラップ部分に採用している、世界に誇るウレタンの技術力の「ムアツ」です。背負ったときにからだに触れる面積全体に重さを分散させる効果があるんですよ。このようにストラップ部分には、ウレタンのマットレスが入っていて、点で支えて重さを分散することで、
触れる面積全体に均一に重さを分散し、血流を促すことで、背負ったときの「肩が痛い」や「身体が辛い」を極力感じさせないバッグになっています。
田中里歩(以下、田中):男性女性を問わず好評をいただいている理由としてそのサイズ感も魅力です。女性が背負っても背中の収まりが良く、電車通勤などでの使い勝手の良さと見映えの良さからも人気なんです。ビジネスで使われるのはもちろん、旅行の時にも楽に移動できると人気ですね。
青戸:実際に背負ってみると、見た目以上に容量があるので、仕事帰りにジムに通ったりする人にぴったりですね。
菊地:ストラップの長さはアジャスターで簡単に調整できるので、ベストなバランスで背負うことができます。
青戸:こちらの「シティーリュック」は、「ムアツ」効果のほかに、機能的なポケットも売れているポイントなんですよね。
〈ポータークラシック〉「ニュートン シティーリュック」41,250円
菊地:本体には摩擦などに強いコーデュラナイロン1000デニールを使用しています。A4サイズのファイルがゆったり入る収納力と、両開きのファスナーポケットや本体両サイドにペットボトルや折り畳み傘などが収納できるポケットがあり、メインファスナーとポケット部分には止水ファスナーを使用しています。
田中:メインスペースはダブルジップファスナーを採用しているので、左右どちらからでも荷物の出し入れが容易なのも人気ですね。
青戸:それと、ハンドル部分の強度を保つダブルステッチなど、丁寧な仕上げも<ポータークラシック>ならではです。
菊地:本体のデザインはあえてシンプルにしているので、ビジネスにはもちろん、アウトドアやスポーツ、旅行など幅広いシーンで使えます。
青戸:では、「デイパックS」の特徴を教えてください。
〈ポータークラシック〉「ニュートン デイパックS」35,200円
菊地:基本仕様は、止水ファスナー以外「シティーリュック」と同じですが、最近、大きさをリニューアルし、一回り大きくなりました。A4サイズがすっきりと収まるようになったので、仕事でも使えるリュックになり、MacBookの13インチも入ります。
田中:「デイパック S」のサイズ感は女性やお子さまにも人気で、小柄な私が背負ってもちょうどいいサイズです。
菊地:フロントポケットと内ポケットもしっかりあるので、仕分けにも便利です。
青戸:マチ幅がしっかりあるので、厚みのあるものも入れられて、小ぶりな感じですが大容量ですね。
菊地:このサイズで容量は11.5リットルありますので、デイリーにお使いいただきやすいと思います。
青戸:菊地さんと田中さんは店頭でお客さまからさまざまな「鞄のお悩み」を聞くと思いますが、どんな声が多いですか?
菊地:一番多いのは、「鞄の重さが負担になってつらい」という声ですね。特に女性がお子さんの鞄の重さを気にされていることが多いです。
田中:女性では、最近トートバッグからリュックに代えたが、PCや化粧ポーチ、水筒など持って歩くものが多くて肩が凝るとか、乱暴に扱うので鞄がダメになるという声が多いですね。ニュートンシリーズはご家族で共有、兼用もオススメです。
菊地:やはり「軽く感じる鞄が欲しい」という方が多いです。店頭でニュートンシリーズを試してみたいという方は、普段の仕事の荷物のままご来店いただき、実際に欲しい鞄に荷物を入れていただくとすぐ実感できます。
青戸:ということで、後輩の林原くんが普段持っているバッグを持って来てくれました。
菊地:林原さんのバッグ重量は3.8キロありますね。PCがこれに加わると5キロ近くになります。では「シティーリュック」に入れ替えてみましょう。
(実際に荷物を入れ替えて背負ってみると…)
林原:(驚きの表情で)いつも肩が痛いですが、重さをあまり感じないですね。マチ幅がしっかりあるのと、ポケットがいっぱいあるのもいいですね!
青戸:では、次にバッグ担当の小平さんにも試してもらいましょう。
小平:ニュートンシリーズは、「普段通りの格好でもきれいに持てる鞄」だと聞いているので、普段通りで来ました。
田中:小平さんのバッグは重いですね。林原さんより重い4.7キロほどあります。
小平:PCとマウス、アダプターも入っています。あと、仕事用のペンケースとスケジュール帳、化粧ポーチと財布と携帯2台、通勤時に読んでいる本、買い物用のエコバッグなど、どれも必要なものばかりですが重いですよね。
田中:では荷物を「デイパックS」に入れ替えてみましょう。
小平:Sサイズという割には、しっかり入りますね!バッグを持つと鎖骨にベルトが食い込むのがつらいですが、これはすごく軽いです。手で持っていると重いんですが、背負うと軽く感じますね。
青戸:「デイパック S」でも十分な収納力ですね。「ムアツ」のメリットを最大限に活かしながら、ストラップの厚みを目立たなくするなど〈ポータークラシック〉ならではのデザイン性も特徴のニュートンシリーズですが、メンズ館地下1階=バッグでは常設展開しております。三越伊勢丹オンラインストアでもバックパックやショルダーバッグなど、同シリーズのバッグを掲載しておりますので、ぜひ一度ご覧になってみてください。
Photo:Tatsuya Ozawa
Text:Makoto Kajii
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