2025.2.7 UP
但馬牛の故郷として有名な但馬エリアは県北部。特に冬の昼夜の寒暖差が大きな山間部です。岩津ねぎの由来は江戸時代に遡り、銀の採掘をしていた人々の冬の栄養源として栽培されるようになったと言われています。1803年(享和3)の郷土史の記録に「津村子(現在の兵庫県朝来市岩津)にて産す」の記録があります。2003年に商標登録が完了し、現在も朝来市に産地が限定されて、出荷時期も11月23日から3月21日までと決められています。さらに、今年1月には地域資源を活用した循環型農業を行っているとして、「日本農業遺産」に認定されました。白ねぎと青ねぎのちょうど中間で、白ねぎにはない豊かな香り、そして実質は柔らかく甘みもあるので煮ても焼いても良し。特に焼きをお試しいただきたいねぎです。伊勢丹新宿店ではすでに取り扱いがあり、毎年この季節を楽しみにしているリピーターのお客様が多くいらっしゃいます。
岩津ねぎ(2本)540円
本館地下1階 フレッシュマーケット/青果
但馬エリアの日本海側からは、魚の干物をご紹介します。日本海側でもこの辺りを代表する魚種の一つが、ハタハタ。ハタハタの未利用魚などから造った魚醤が調味液という贅沢な魚の干物は、但馬漁業協同組合によるオリジナルです。ハタハタやのどぐろなど、この時期の魚種が集合。但馬漁業協同組合は、香住港、柴山港、津居山港、竹野港から成り、冬の風物詩として松葉ガニ(ズワイガニ)、セコガニ(雌ズワイガニ)、香住(ベニズワイガニ)もよく知られています。
旨干し ハタハタ(1尾)432円
本館地下1階 フレッシュマーケット/魚勢
アイメックRフィルムを農業に活用し、農薬を最小限に抑え、作物の健全性を守ることのできるアイメック農法で栽培されたトマトです。生産者「QUON」の藤本静香さんのトマトは、甘みも酸みも、味わいが凝縮し、伊勢丹新宿店でも人気が高まっているトマトです。出荷期間は6月ぐらいまで。
QUONトマト(1パック)756円
本館地下1階 フレッシュマーケット/青果
新玉ねぎのイメージの強い淡路島の玉ねぎですが、この時期は完熟玉ねぎの逸品をご紹介します。自称・玉ねぎ親父こと成井修司さんが育てる玉ねぎは、土に粗塩や有機肥料を用いて丁寧に育てるクラフト玉ねぎ。畑で玉ねぎの葉が倒れてから田んぼに玉ねぎを移植し、20日前後成長させます。水分をすっかり抜くと、玉ねぎの甘みが増し、食感もよくなり、成井さんの完熟玉ねぎが完成します。
成井さんの完熟たまねぎ(2個 )432円
本館地下1階 フレッシュマーケット/青果
淡路島で創業65年以上、みかんとレモンを栽培してきた平岡農園。レモンの栽培は2000年からで、まろやかで香りが高い「アレン・ユーカレモン」「マイヤーレモン」の2種類を栽培しています。12月に収穫したレモンは貯蔵して、糖度を高めます。果汁が多いので、とってもジューシー。果汁を使ったレモンシロップも人気です。
淡路島レモン(1個)324円
本館地下1階 フレッシュマーケット/青果
他にも、三田ポークやお米もご紹介します。
兵庫県の多彩な土地から生まれる食材を、この機会にお試しください。
※生鮮品は天候等の諸事情により販売期間や価格の変更、入荷が遅れたり、入荷がない場合がございます。
※数に限りがある場合がございます。品切れの際はご容赦ください。
※画像はイメージです。
Text : FOOD INDEX編集部