長月(9月)のおすすめ茶道具6選

「長月(9月)のおすすめ茶道具6選」美術部 工芸・茶道具担当 三宅慶昌 Select Item
Curator 三宅 慶昌 美術部 茶道・工芸担当
三宅 慶昌
美術部 工芸・茶道具担当 三宅慶昌 Select Item

「長月(9月)のおすすめ茶道具6選」
9月は菊を愛で長寿を祈る「重陽の節句」(ちょうようのせっく)や、「芋名月」(いもめいげつ)とも呼ばれ、名月を鑑賞する「中秋の名月」など、秋の風情を堪能する行事があります。
今月は茶室の中に秋風を運ぶような茶道具を中心にご紹介します。

松本東公斎/マツモトトウコウサイ 雅宗全籠花入 黒竹
松本東公斎
22,220円
落ち着いた色合いの黒竹を使って編まれた、通常の宗全籠より少し小振りの花入です。残夏の花や薄をたっぷりと活け、風情を楽しんでみてはいかがでしょうか。
南口閑粋/ミナミグチカンスイ 乾山 秋草 茶碗
南口閑粋
31,900円
乾山風の地に桔梗、薄、女郎花などの秋草を描いた、秋の訪れを感じさせるお茶碗です。お月見の頃に使っていただくのも趣があります。
福本未来/フクモトミライ 色絵 菊 茶碗
福本未来
30,800円
「重陽の節句」は「菊の節句」とも呼ばれます。9月8日の夜に菊の花を真綿で覆って夜露と香りを移しとり、翌朝、その綿で体や顔を拭い長寿を保とうとする「着せ綿」が平安時代から行われていました。長寿を願って菊のお茶碗で一服してみてはいかがでしょう。
佐々木麗峰/ササキレイホウ 塗茶杓 秋草蒔絵・紅葉流水蒔絵
佐々木麗峰
11,660円
完売
白竹の茶杓に秋草蒔絵と紅葉流水蒔絵を施した塗茶杓のセットです。趣向に合わせて使い分けていただき、秋の風情をお楽しみください。
吉田華正/ヨシタカショウ 波兎蒔絵 香合
吉田華正
57,200円
「波兎」は謡曲「竹生島」の一節「月海上に浮かんでは 兎も波を奔るか」から生まれたといわれる図柄で、飛躍の象徴としても好まれています。
橋本紹尚師/ハシモトジョウショウシ 画賛短冊 「清風」
橋本紹尚師
4,950円
芳徳禅寺住職 橋本紹尚師直筆の画賛短冊です。薄と蜻蛉の意匠がまさに「清風」を感じさせます。

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