私の門出・節目ジュエリー

<ブランイリス>PR・コミュニケーション、ELLE STYLE INSIDER
船越陽子

<ブランイリス>VOLUTE リング[商品を見る]
新しい世界に進む勇気をくれたリング。
<ブランイリス>のブランドミューズに、というお話をいただいたのが4年前。それまでジュエリーにまったく興味がなかったんです。ピアスの穴も開いてないし、手に何かついているのが好きじゃなくて、婚約指輪もいらないと言っていたくらいなので、共通の知人を通してデザイナーの荒木から「ミューズになってください」と連絡いただいた時は本当に驚いて。しかも娘が2歳になったばかりで子育てが一番大変な時。プロのモデルさんにお願いした方がいいのではと告げたところ、荒木が決して美しくない私の手を見て「芯のある女性の手をしている。そして今は懸命に子育てしている。そんな現実的な手が私は好きです」と言ってくれたんです。その時、一生ついていきます!と思いました(笑)。不安はあるけど、せっかくいただいたお話、勇気を持ってやってみよう。と、ジュエリーの世界に飛び込みました。

着けるたびに、背筋がすっと伸びるのです。
ブランドミューズを務めるにあたり「最初にひとつプレゼントしたい」と言っていただいて、その時、真っ先に目に飛び込んできたのが“VOLUTE” のリング。流れるような曲線の美しさ、なめらかな着け心地、つける向きによって変わる表情、本当に素敵だなと思って選びました。それまで自分の手をしみじみと見ることなんてなかったのに、リングを着けてからは、うれしくて何度も手を見るようになって。ベビーカーを押す手にリングがあるだけで、ぜんぜん気分が違う。背筋がすっと伸びる。なのに心地よさもくれる。ジュエリーを着けるってこういうことなんだ。と気づかせてくれたリングです。服もシーンも選ばないところも魅力。デニムでも、モードなスタイルでも、幼稚園のお迎えの時でも、いつでも着けています。最近は、太目のチェーンのブレスレットと組み合わせるのが気に入っていて、お客さまから「陽子さんセット」と呼んでいただくほど、私のシンボル的なコーディネートになっています。

大ぶりのジュエリーが似合う、女性であり続けたい。
つぎに手に入れたいと思っているのは“normandie”コレクションのチェーンネックレスです。最近のチェーンジュエリーは、中が空洞でコマを機械で繋いでいくものが多いのですが、“normandie”のネックレスは、空洞ではないため重厚感があり、さらに職人がひとコマひとコマ手作業でつなぎ合わせていてつなぎ目がまったく見えないんです。大ぶりでずっしりと重いのですが、その重みは職人の技と想いが入っているからと思えるんです。これを6年後、ブランドミューズ10年目を迎える時の節目ジュエリーにと考えています。ちょうど40代になる時でもあり、女性としても人生の節目。このネックレスを着けて、もう一度背筋をすっと伸ばしたいですね。おばあちゃんになっても、大ぶりのシルバーのジュエリーを堂々と着けている。そんなかっこいい女性になるのが夢なんです。

ジュエリー選びは、わくわく感を最優先に。
ジュエリーは時計や靴とは違って機能性がないですよね。なくても生活に困らないものなのに、心をこんなにも豊かにしてくれる。ジュエリーは特別な存在だということをブランドミューズとしてもっと伝えていけたらと思っています。<ブランイリス>のジュエリーは、曲線美が特徴ですが、着けるとより一層美しさが際立つんです。一見普通のフープピアスでもフェイスラインがきれいに見えるフォルムになっていたり。ぜひ店頭で実際に身に着けて、その美しさにわくわくしていただきたいです。トレンドや使いやすさ、ブランドの価値など、ジュエリーを選ぶ基準はいくつもありますが、私は一目見て心がときめく、このジュエリーを着けてどこかに行きたい、誰かに会いたい、とわくわくする気持ちを最優先にしています。その幸せなわくわく感こそが、何ものにも代えがたい宝物だと思うのです。
船越陽子 Profile
2016年より〈ブランイリス〉のブランドミューズとして、スタイルや世界観を様々なメディアで発信。メゾン〈ブランイリス〉では、アポイント制にてお客さまのスタイリングのサポートも。趣味はファッションとヘルスケア。