輝きの裏に、すご技あり

輝きの裏に、すご技ありのメインビジュアル

伊勢丹新宿店 アクセサリーショップから“旬のトレンドアクセサリー”をご紹介するアクセリウム。美しい輝きで私たちを魅了するジュエリー。そこには、作り手のこだわりとそれをカタチにする優れた技が注がれています。ブランドのアイコンに隠された、あっと驚くすごい技にフォーカスしてご紹介します。

アクセリウム

□2024年3月6日(水)~4月9日(火)
□伊勢丹新宿店 本館1階 アクセサリー
※三越伊勢丹オンラインストアでは、3月6日(水)午前10時から、随時販売を開始いたします。また、一部、店頭販売のみの商品もありますので、予めご了承ください。

※諸般の事情により、営業日・営業時間、予定しておりましたイベントなどが変更・中止になる場合がございます。必ず事前にホームページを確認してからご来店ください。

デザイナー×伝統工芸士の熱き共創。
<ボロロ>ロックリング

まるで石そのものを身に着けているよう。石と地金がぴたっと一体化しているユニークなルックスで人気を集める「ロックリング」。
“天然石の自然な美しさをそのまま身に着けたい”というデザイナーの想いをカタチにするのは、山梨県甲府市の伝統工芸士、詫間宝石彫刻。石と地金を貼り合わせてから同時に磨きあげる伝統技法を応用した「立体同摺り(どうずり)」を用いることにより、なめらかで一体感のある美しさとシームレスな装着感を実現しています。

もっともこだわっているのは石選び。デザイナーが世界中で集めた天然石から、その美しさを最大限に生かせるフォルム、デザインを決定。色合いやインクルージョンなど石の個性をできるだけ生かせるように、結晶の方向や内容物の入り具合を注意深く観察して、石のどの部分を切り取るかを決める「石取り」という工程を経て、デザイナーと伝統工芸士がそれぞれの視点から意見を交わし加工していきます。カボションにスクエア。石に合わせてカットも変えていきます。自然のままのジュエリーを活かしたリングはすべて一点もの。その奇跡のような美しさをあるがままの姿で楽しめる「ロックリング」。一期一会の石との出逢いを楽しめるジュエリーです。

プレートをしなやかに繋ぐ、細やかな技。
<マリハ>ゴールデンバンブー

天に向かって力強く伸びていく竹を、連なる金のプレートで表現した「ゴールデンバンブー」。一枚ずつ切り出し磨きをかけたプレートは極薄の仕上げ。そこにわずかな大きさの穴をあけて繋げていくには、職人の研ぎ澄まされた集中力と精緻な技が必要です。寸分の狂いもなく美しく連なったプレートは、光の当たり方できらめきが異なり、独特の表情を見せてくれます。存在感がありながら軽やかな着け心地も、繊細な作りのたまものです。

ゴールドプレートの端に小さな穴をあけ、一枚一枚丁寧な手作業で繋げていきます。また、連なった華奢なプレートが動く度に揺れ、洗練された輝きを放ちます。しなやかに肌に沿う優しい着け心地も魅力です。

丁寧な手仕事が生む、艶やかな光。
<シンカイ>ルチアリング

鏡面ともマット仕上げともまた違う、なめらかな光を纏うような輝きが特徴の「ルチアリング」。金づちでタガネを叩きながら彫る「和彫り」に対して、手の力のみで彫りあげる「洋彫り」を採用しています。指先の力でコントロールしながら彫り進めるため、繊細でなめらかな輝きが可能。また、リングのカーブに合わせて彫りながら動かすことができるので、細かく複雑な模様も彫ることができます。エレガントでありながら温かみが感じられる「ルチアリング」、丹念な手仕事ならではの美しさです。
また、肌なじみがよく、優しい輝きの「ルチアリング」はさまざまなバリエーションがそろいます。ブライダルリングとしても人気です。

  • ルチアリングの画像

    シンカイ
    1.リング 328,900円から
    2.リング 104,500円から
    3.リング 160,600円から
    4.リング 150,700円から
    5.リング 231,000円から
    6.リング 140,800円から
    ※すべてオーダーで承ります。
    ブライダルリングの詳細を見る

完璧を求めて、爪留め400以上。
<ポンテヴェキオ>エテルノ・ファミリー

どこから見てもキラキラ。ふっくらとしたフォルムにサファイアやダイヤモンドがぎゅっとひしめく、ゴージャスな輝きが魅力の「エテルノ・ファミリー」。そのパーフェクトな美しさは、「エテルノ・セッティング」から生まれます。
ひとつの「エテルノ」リングに使われる石は約200個。それを留める爪はなんと400カ所以上。一石一石カットが異なるため、高さをそろえて石留めするのが難しいサファイアを、最後の一石まで寸分の狂いなくセットする、非常に高度なセッティング技術です。

もっとも多く使われているのは、良質のサファイアとダイヤモンド。独自の自社基準のもと、何段階もの厳しいチェックをパスし、選りすぐった品質のものだけを採用しています。

表面を限りなく滑らかに、完璧なフォルムを作りあげるために、それぞれの石留めの位置に合う道具を使い分けながら、わずかなゆるみやゆがみのないよう、手間と技術を注ぎ仕上げていきます。
最後には、宝石の割れや動きがないか、石も爪もひとつずつ入念にチェック。そのため、熟練の職人でさえ1日に仕上げられる製品は、ほんの数個と言われています。パーフェクトをひたすら追い求める、すべては「エテルノ=永遠」の名にふさわしい輝きを作りあげるために。

  • エテルノ・ファミリー

    ポンテヴェキオ
    1.ネックレス MALVA(マルヴァ/ブルーのハーブティー) 246,400円
    2.リング FRAGOLA(フラーゴラ/いちご) 407,000円から
    3.リング MOJITO(モヒート) 1,034,000円から
    4.リング LAMPONE(ランポーネ/木いちご) 841,500円から

カラーには、それぞれハッピーなニックネームが与えられています。

ふたつの星を映す、唯一無二のカット。
<ウィッシュ アポン ア スター®>Wish upon a star®ダイヤモンド

このダイヤモンド、美しいだけではありません。ぐぐっと拡大するとふたつの星が燦然と現れます。これが“Wish upon a star®”というオリジナルカットを施したダイヤモンド。
ラウンドブリリアントカットよりも瑞々しい輝きを生み出すこのカットは、世界で十数人の職人の手作業でしかできないと言われている高度な技術。最新の国際基準によるグレーディング(GIA)でも、正式なカット名称として認定され、その独自性が世界的なダイヤモンドとして認められました。

きらめくカットの中に映し出される、大小ふたつの星。「地上最古のダイヤモンドは地球誕生よりはるか前から宇宙空間を漂う星だったかもしれない」という説から“Wish upon a star ®”ダイヤモンドが誕生しました。

ダイヤモンドを星にする手彫り技。
<スタージュエリー>DIAMOND CELESTIAL

まるで天空できらめく星のよう。“DIAMOND CELESTIAL”シリーズには、職人が手仕事で地金に星型を彫り込み、石を留めていく「星切り」という伝統技法が用いられています。
石が埋まり過ぎず美しく輝く高さで留めるのは、高度な職人技が不可欠。デザイン画に基づき、星切りを入れる位置や大きさを何度も何度も調整し、タガネで彫り込んだ地金を丸めながら、ダイヤモンドを石留めしていきます。星型にすることで光が入りやすくより華やかな輝きになります。デザイナーと職人による「ものづくりのセッション」により、美しくきらめく理想の星が完成します。

爪を見えなくする秘密の技。
<アガット>シークレットセッティング

ダイヤモンドにつきものの爪が見当たらない。その技は、名前の通りシークレット。爪をなくすことで光を取り込み、ダイヤモンドそのものの透明感のある輝きを引き出す<アガット>独自の秘密の技法です。爪がないため服に引っかかることなく楽しめるシンプルなデザインも大きな魅力です。また、石の両サイドをネックレスに固定しているので着用した時に肌の上で転がらないのも特徴。

石の色もデザインしています。
<ヴァンドーム青山 プルミエール>ダブレット

トパーズのようでトパーズじゃない?そのニュアンスのあるカラーは、ふたつの天然石を重ね合わせる技法「ダブレット」によるもの。さまざまな石を組み合わせることで、デザイナーが思い描く新たな色を作りだすことができる技法です。クリアな発色にしたり、優しいニュアンスにしたり、デザインテーマに合わせて天然石を組み合わせます。まるでひとつの天然石のように、つなぎ目がわからないよう重ねる職人技も注目ポイントです。

歴史的名品を細部まで再現。
<グロッセ>パリ万博ブローチ

本物のリボンのような立体感が目をひくブローチは、1937年のパリ万博で最高賞を受賞した歴史的名品の復刻。熟練の職人がミリ単位で彫り込み、リボンを幾重にも結び合わせたようなフォルムや生地の地模様まで再現し型を作りあげています。ドイツのマイスターワークを伝承する職人のプライドが光り輝く一品です。