美術館「えき」KYOTO

西洋近代美術にみる 神話の世界

このページをシェアする

2019/10/13

人々はなぜ、神話の世界に魅了されるのでしょう。
ギリシャ・ローマ神話は、ルネサンス期以降、古典を教養としていた宮廷人や君主たちに愛され、宮殿や邸宅を飾る美術品の主題として人気を誇りました。市民階級が主役となる近代の社会とその芸術においても、時代の新しい息吹を吹き込まれながら生きつづけます。
18世紀後半からは遺跡発掘の成果によって古代ギリシャ・ローマの偉大さが再認識され、考古学的興味の基に古典主題を表現する作品が数多く制作されました。19世紀の美術アカデミーやサロンでは歴史や聖書と並んで最も正統な主題の一つとされ、前衛美術が興隆する19世紀末以降もインスピレーションの源として多くの作家を魅了します。
本展覧会では、18世紀半ばから20世紀にかけての作家を取り上げ、ギリシャ・ローマ神話や古典古代を主題とする作品を展覧します。コロー、ロダン、ルノワール、ローランサン、ピカソ、デルヴォーなどの、神々や神話的な情景を表した絵画、彫刻、版画の数々をご覧ください。

イベント情報

●ギャラリー・トーク
会場:美術館「えき」KYOTO ※各回約30分
開催日時:11月3日(日・祝) ①午前11時30分から ②午後2時30分から
佐藤聖子氏(群馬県立近代美術館 学芸員)

※マイクを使用し、会場内を移動しながら解説いたします。
※事前申し込み不要。ご参加は無料ですが、美術館入館券は必要です。
※混雑した際は、入館制限をさせていただく場合がございます。

 

●ナイト・ミュージアム&スペシャルトーク
■会場:美術館「えき」KYOTO
■ゲスト:藤村シシン氏(古代ギリシャ・ギリシャ神話研究家)
■開催日時:10月27日(日)
・展覧会鑑賞:午後7時~8時(最終入館締切午後7時30分)
・スペシャルトーク:午後8時15分~9時(予定)
■入館料:1,500円(税込/午後7時からの展覧会入館料含む)
※2019年9月14日(土)よりローソンチケット(Lコード55426)にて入館券販売。定員になり次第販売終了。
■定員:60名さま(中学生以上/自由席・整理番号付)

予定枚数は終了いたしました。

画像

美術館「えき」KYOTO オリジナルトートバッグ

デザインは、京都駅ビル大階段を上り7階の美術館「えき」KYOTOへむかうカモノハシのイコちゃんです!

京の染屋<五色帆布堂>製

価格:2,860円

サイズ:約38×30×6㎝

素材:綿100%

生地は8号帆布を使用し裏地も付いた丈夫な作りです。A4サイズがしっかり納まる大きさで、持ち手は肩にも掛けられる十分な長さがあります。底はマチがあり、さらに財布やスマートフォンなどを収納できる内ポケットも付いています。

【美術館「えき」KYOTO限定販売】

※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。

このページをシェアする

OTHER NEWS

その他のニュース

中村征夫写真展 海中顔面大博覧会

中村征夫写真展 海中顔面大博覧会

4月19日(土) ~ 5月25日(日) 入館締切:閉館30分前

没後40年 鴨居玲展 見えないものを描く

没後40年 鴨居玲展 見えないものを描く

5月30日(金) ~ 7月6日(日) 入館締切:閉館30分前

やなせたかし展 人生はよろこばせごっこ

やなせたかし展 人生はよろこばせごっこ

7月11日(金) ~ 8月24日(日) 入館締切:閉館30分前