THE ATELIER 05
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工房を訪ねて

出口涼子・栄美理 親子

珊瑚に魅せられ、家族で心を繋ぐ。

珊瑚 出口さんご 長崎県

五島の珊瑚の歴史は、明治19年に男女群島沖で発見されたことから始まります。明治から昭和初期にかけて五島は珊瑚漁で栄え、上質な五島の珊瑚を求めて、珊瑚の文化を持つイタリアから買い付けに来るほどでした。イタリア人からの彫刻技術の伝授や、国内の象牙職人との交流を経て、立体的な美しさが特徴の五島彫が確立しました。

〈出口さんご〉は、五島彫職人として活躍した亡き祖父と父の心を継いで、次女の栄美理さんが中心となり母の涼子さんと切り盛りしています。栄美理さんは作品づくりの要である素材の見極め方を早くから父に習い、現在に活かしています。先代から五島彫を学んだ甥の和輝さんも加わり、家族で工房を支えています。一つとして同じものがない珊瑚は、手をかけていくほど色艶が増し、そこに魅せられる、と栄美理さんは語ります。

自然の色を活かした、流れるようなラインと
奥行きある細やかな彫りが特徴的。

彫り作業はとても細かい。

バラエティー豊かな先端パーツで彫り分ける。

珊瑚と対話しながら素材を選ぶ
という和輝さん。

希少な珊瑚は、すぐ使わない端材でも
すべて保管している。

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