本館5階 スペース#5
日本では様々な工芸を季節ごとに衣食住に取り入れて生活を豊かに楽しむ文化があります。
この程は、染色と日本刺繍で縁起のものの絵柄を表現した帯や草木染の帯締め、古典織物の袋物など、着物を着る機会が多いこの時期ならではの優秀な品々をご紹介させていただきます。
また、食卓には漆器、陶器、ガラス、錫など個性あふれる作家の器をコーディネートしてご覧ください。
書家 掛け軸 小熊 廣美
古典織物 中島洋一
日本刺繍 飯島桃子
染色 久保紀波
墨画 石塚智之
組紐 峯史仁
装身具 リムル片桐光治
テーブルコーディネート 上原千代美
陶器 畑萬陶苑
漆器 箱瀬淳一
※【1.4(火)追記】都合により、箱瀬淳一の作品は出品取り止めとなりました。予めご了承ください。
※【1.6(土)追記】箱瀬淳一の作品について、先日被災地にて商品が止まっていましたが、本日無事に到着しましたので出品させていただいております。
ガラス 荒川尚也・イパダ
錫 今井章仁
折形 辛島綾
手漉き和紙小物 中村功
※数に限りがある場合もございます。万が一の際はご容赦ください。
ハレの食卓 上原千代美
和の装いが多い季節の中で作家物の器を用いて親しい方をおもてなしするのに暖かい心づくしを感じていただけるようなテーブルをご覧いただきます。
中島洋一:双龍鳥魚紋錦大判懐紙入れ
素材:表地錦(絹)・裏地白絹
留め具:絹マクラメ・鯨骨笹爪
寸法:20㎝×12,5㎝×2,5㎝
価格:各¥29,700
干支柄で「双龍鳥魚紋錦」を制作しました。
紋様の魚は鯉、鳥は鴨を表しています。鯉は龍と組み合わせる事で鯉の滝登り、鴨は科挙上位での合格を寓意するのでこの織物は「立身出世」を意味します
いろいろな配色で新年を迎えるアイテムを取り揃えました。
辛島綾:5節句の折形
素材:紙
寸法:19cm × 13cm 紙包
価格:¥2,200
「折形(おりかた)」は紙で贈り物を包む日本の伝統文化です。室町時代から武家の礼法として伝承されています。
公家が絹の布や組紐で贈り物を包むのに対し、武家は紙とこよりで包むようになったと言われています。
今回は五節句のしつらえとして、現代の暮らしの中に季節を添える折形をご紹介いたします。
久保紀波:『桜』仕立て上がり帯
素材:絹100%
寸法:幅8寸2分
価格:¥165,000
辻が花絞りの小袖を参考に帯を絞り染めしました。
手先のみ畳んである松葉仕立て仕立て上がりです。前幅は自由に変えられます。
※帯本体のみの価格です。画像の帯締めは峯史仁・作で今回出品があります。
石塚智之:『縁起物行列』扇子
素材:竹・画仙紙
寸法:全長19.5cm、幅(開)約34.5cm、(閉)約2.1cm、骨数25本
価格:¥11,000
七福神や郷土玩具の縁起物たちが楽しげに行列している墨画の手描き扇子です。
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
その他のニュース