2022.2.9 UP
菓子の始まりは「果子(かし)」であり、古代人が空腹時に採って食べた木の実や果物などの間食のことをさします。かの千利休も栗・柿・蜜柑や梨などを茶席の菓子として使われていたようです。
<織り菓>は、そんな古来の菓子であった果実を全ての菓子に、それも四季折々の果実を贅沢に使います。実は果実を菓子に仕立てるには工夫がいります。干し柿はその工夫の良き例でしょう。そのままでは渋くて食べられない渋柿も手間暇かけて干すことで、甘やかな干し柿になるのです。
老舗ならではの技術で仕込まれた果物とチョコレートやチーズ、餅やあんこが一つの菓子となる。垣根のない新しい世界をぜひお試しください。
この季節のラインナップをご紹介していきます。
干柿のミルフィーユ(1個)648円(3個入)2,268円(6個入)4,320円(9個入)6,264円
販売期間:~3月25日(金)
愛媛県産伊達柿を干柿にして重ね合わせ、柚子入り羊羹と北海道産発酵バターを合わせた果実のマリアージュ。アクセントにブラックペッパーを加え、お茶だけでなくお酒にも合う大人向けの味わいに仕立てました。
生果実のショコラ 金柑たまたま(2個入)1,296円(3個入)1,944円(6個入)3,888円
販売期間:~2月末頃
宮崎県産の金柑(銘柄;たまたま)を、チョコレートでコーティングしました。金柑の酸味とチョコレートのバランスが絶妙な一品です。
苺のフィナンシェ(1個)270円(5個入)1,674円(10個入)3,132円(15個入)4,482円
販売期間:~3月上旬
アーモンドプードルとバターの芳醇な香りとしっとりとした口あたりのフィナンシェに国産の苺をトッピングしました。
いちご大福(1個)486円
販売期間:~3月上旬
白あん入りの大福に、みずみずしいブルーベリーと大粒苺をのせ、ジューシーな味わいです。
果実を楽しむ醍醐味の一つは、季節を味わう事。<織り果>では旬に先駆けてラインナップが入れ変わっていきます。折々お立ち寄りください。
Text : Yukako Yasuda