名店の限定和菓子が集合。伊勢丹新宿店の「ISETAN WAGASHI FES 2025」

2025.6.6 UP

和菓子を「知って、触れて、食べる」体験ができる「ISETAN WAGASHI FES 2025」。和菓子の「ずっとおいしい」と「今のおいしい」、両方を楽しんでください。

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伝統の味と今どきの味、安定感と斬新さが融合した和菓子が集結!

6月16日は「和菓子の日」。今から1200年ほど遡った平安時代の848年の6月16日。疫病の大流行を憂いた仁明(にんみょう)天皇が、16個のお菓子や餅を供えて、疫病除けと健康招福を祈り、嘉祥(かしょう・かじょう)に改元したことが発端とされています。その後も、供えた和菓子食べて厄除招福を祈願する嘉祥の行事は受け継がれ、明治時代まで盛んに行われていました。これを全国和菓子協会が現代に復活させたのが「和菓子の日」です。

「ISETAN WAGASHI FES 2025」は、和菓子のおいしさ、楽しさを体感してもらうことでそのよさを伝え、和菓子を身近に感じる機会に、ひいては和菓子文化の活性化、ちょっと大げさにいうならば日本文化を盛り上げようとの想いが込められています。

自慢の品々を持ち寄ったお店も「日本古来の伝統商品を後世にも引き継いでいきたい」「新しい風も柔軟に取り入れたい」「力を合わせて盛り上げたい」との想いを秘めている作り手ばかり。自信作を味わいにお越しください。

 

ISETAN WAGASHI FES 2025

開催期間:2025年6月11日(水)〜6月17日(火)

開催場所:伊勢丹新宿店 本館地下1階 フードコレクション、甘の味/今め菓子、

甘の味/プロモーション

実演販売やイートイン販売も含めて18店舗! わくわく感に包まれる特別な体験を

波しぶきを感じながら海開きを待ちわびて

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<とらや>きんとん製「波」御膳餡入(1個)540円

着物と同じように、和菓子も季節をほんの少し先取りするのが風流。青と白のそぼろに琥珀糖をのせ、波しぶきをあげながらキラキラと光る海を表現した涼やかなきんとんは、夏の訪れを感じさせます。

 

見た目は素朴ながら奥深い味わい

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<とらや>葛焼(1個)540円

葛と砂糖、餡を煉って蒸した生地に小麦粉をまぶして銅板で焼いた素朴な「葛焼」。材料も形もシンプルだからこそ、餡本来のおいしさや、葛独特のもっちり感がダイレクトに楽しめます。

 

日本酒がふわっと香る伝統和菓子

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<福砂屋>千代香×あんペースト(1箱/2個入)1,026円

※販売期間:6月14日(土)~6月17日(火)

※各日400箱限り ※お一人さま3箱まで

創業400周年を迎えた昨年の催事で55年ぶりに復活した「千代香」が、<トラヤあんスタンド>のあんペーストとコラボ。求肥を加え、再登場します。純米酒で香り付けしたカステラ生地で、あんこを包んだ親しみのある味わい。ほのかな日本酒の香りに、こしあんの上品な甘さが相まって、素朴な味わいを生み出します。

 

夏も近づく新茶の季節の抹茶あん

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<榮太樓總本鋪天空の抹茶金鍔(1個)292円

1818年に創業した<榮太樓總本鋪>の名物菓子「金鍔(きんつば)」は丸い形が特徴。そもそも、刀の鍔(刃と持ち手をつなぐ金具)に形をかたどった菓子で、江戸時代からこの形を継承しています。この時期限定で楽しめるのは、静岡の抹茶「天空の抹茶Ⓡ」を使用した夏のきんつば。抹茶の風味と絶妙な渋みが楽しめます。

 

どれも食べたい! “だんご五兄弟”

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<榮太樓總本鋪>繁盛団子(1本)270~292円

コシヒカリを使用しただんごを5種の味で。和菓子屋ならではの上品な甘さの「濃しあん」、だしがきいた「味たら志(みたらし)」、味たら志にふわふわの糸削りかつお節をのせた「かつを武士盛り」、しょうゆだんごに刻み海苔をまぶした「喜ざみ海苔」、「天空の抹茶Ⓡ」を使った季節限定の「天空の抹茶あん」。だしとかつお節は同じ日本橋に店舗をかまえる<にんべん>、海苔は<山本海苔店>のもの。老舗とのコラボで地元日本橋を盛り上げたいという想いが込められています。

 

グラニュー糖と抹茶。すっきりとした甘みで爽やかな冷たい一杯に。

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<一保堂茶舗>フローズン宇治清水(1杯)660円

創業から300余年を数える日本茶専門店<一保堂茶舗>の京都本店でしか味わえない夏限定のフローズンが、伊勢丹新宿店に登場。甘みをつけた抹茶をフローズン状にし、すっきりとした甘みとシャリシャリした食感のバランスが絶妙です。

 

まろやかな日本茶と茶菓子で上質なひとときを

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<一保堂茶舗>玉露とお菓子のセット 2,200円

「淹れるところからご自分で」は京都本店に併設する喫茶室「嘉木(かぼく)」のスタイル。スタッフに淹れ方を教わりながら、淹れ方でいかようにも変化する日本茶の奥深さが体験できます。日本茶には、京都の老舗<塩芳軒(しおよしけん)>の蒸菓子(生菓子)を添えて。

 

揚げたてのカリッと食感は未体験のおいしさ!

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<高林堂 和菓子研究所>かりまん(10個入)1,728円

栃木県宇都宮で四季折々の菓子を作っている<高林堂>。看板商品であるかりんとう風味の揚げまんじゅう「かりまん」は、国産の原材料と地元の食材にこだわり、小麦粉は栃木県産「麦のかほり」、卵は極上の「日光金乃卵」、砂糖は「沖縄産黒糖」を使っています。店内厨房での揚げたてをいただけば、新たなおいしさが発見できます。

 

看板商品を大胆にアレンジ。“飲む”かりまん

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<高林堂 和菓子研究所>かりまん氷菓(1杯)880円

今の時代にあったワクワクする日常和菓子を日々開発する「高林堂 和菓子研究所・厨(くりや)」。名物菓子の「かりまん」をフローズン仕立てにした、新旧融合の品を携えて登場。かりまん2個を丸ごとミキサーにかけ、こしあんときな粉を合わせた和風シェイク。初めての味を体験してください。

 

焦がし醤油が香ばしい“もうひとつの大福”

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<高林堂 和菓子研究所>醤油焼き大福(1個)324円

粒あんの大福の上面に醤油を塗って焼き、香ばしさを立たせた「醤油焼き大福」。ほどよい甘みのあんと合わさって、魅惑の甘じょっぱさは初体験のおいしさ。餅を蒸すところから、あんを包んで醤油で焼くまでの全工程を店内厨房行います。

 

甘酸っぱいあんずあんで初夏の訪れを感じて

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<寒天工房 讃岐屋>特製あんみつ(1個)1,080円【伊勢丹新宿店限定】

東京・高田馬場でこだわりの寒天を作り続ける<寒天工房 讃岐屋>。上品な磯の香りと歯応えが心地良い大切りの寒天に、果実感溢れる杏子餡とジューシーな丸杏子の蜜漬けを添えました。

 

味のよさと独特の食感に舌鼓

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<寒天工房 讃岐屋> 

左:ところてん いと(酢醤油)

右:ところてん ひら(黒蜜)(各1個)681円【伊勢丹新宿店限定】

風味と食感が際立つ生寒天を堪能できる2種類のところてんです。細く切り出す「いと」はキリリと酢醤油で、平麺状の「ひら」はコク深い黒蜜で。切り方の違いによる多彩な味わいをお楽しみ下さい。

 

伝統と革新が溶けあう。二種の氷をイートインで

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<Wagashi>

左:かき氷 大豆餡/メロン/杏仁 2,860円 

右:かき氷 小豆餡/柚子/酒粕 2,420円 

創業1822年、茨城を代表する和菓子店<丸三老舗>が、和菓子のアップデートを図るプロジェクト<Wagashi>として出店。和菓子に欠かせない餡の素材として昨今の収穫量が不安定な小豆ではなく、安定供給可能な大豆に着目し、持続可能な和菓子作りに挑みます。

店頭では、コク深い大豆餡に旬のメロンと杏仁ソースを合わせた一杯と、柚子で風味付けした小豆餡に酒粕クリームとパルメザンチーズを重ねた一杯、個性あふれる2種のかき氷を提供。その他どら焼きや琥珀糖もご用意しております。

 

料亭の〆のデザートが伊勢丹新宿に初出店!

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<赤坂おぎ乃 和甘>和ジェラート2種盛り(1個)714円 

2021年にミシュランひとつ星を獲得している<赤坂おぎ乃>が完全監修している<赤坂おぎ乃 和甘>。和と洋の垣根を超えた、今の暮らしに合う親しみのあるものを、がコンセプト。「和ジェラート」は、<赤坂おぎ乃>で献立の最後に供されている甘味で、和三盆やほうじ茶、抹茶などの和素材を使い、シンプルながら濃厚でほどよい甘さに仕上げています。

 

和の伝統に洋の風を吹き込んだ新感覚スイーツ

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<赤坂おぎ乃 和甘>生どらやき 蜜芋はちみつバター(1個)671円【伊勢丹新宿店先行販売】

※お一人さま2点まで

北海道十勝産の小豆にマスカルポーネ、塩バター、生クリームを合わせた3種の生どらやきは<赤坂おぎ乃 和甘>の代表作。こちらに加えて新作の「蜜芋はちみつバター」を伊勢丹新宿店で先行販売します。糖度が高く、ねっとりとした食感が特徴の蜜芋をなめらかなあんに仕立て、はちみつバターを合わせました。

※6月12日(木)より事前入場を実施いたします。※6月11日(水)20時30分追記

もっちりなめらかな白玉を毎日作りたてでご提供

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<甘味みつや>みつ白玉(きなこ・みたらし/各3個入)各500円

※販売期間:6月11日(水)~6月13日(金)

東京浅草に店をかまえる<甘味みつや>は、もちもち白玉が名物の行列が絶えない人気店。「黒みつきなこ」は毎日その日の朝に挽いたきなこに自家製の黒みつを合わせた一番人気の味。「みたらし」は素材にこだわった自慢のあんに、七味唐辛子をつけていただきます。

 

備中白小豆を使った“あん”

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<廣榮堂>備中白小豆どら焼き(1個)432円

創業は江戸の末期(1856年)という古い歴史を持つ岡山県の〈廣榮堂〉。白あんは白いんげん豆を使うのが一般的ですが、<廣榮堂>では栽培量が少なく「備中白小豆」を使用。上品な味と舌ざわりで、風味がよく、美しい色が特徴なので、ぜひ半分に割って「白い小豆のあんこ」を目と舌でご賞味ください。

 

ふわふわ生地で粒あんとバターを包みました

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<彩雲堂>あんバターまんじゅう(3個入)972円

京都・金沢と並び、和菓子が盛んな町として知られる島根県松江市。<彩雲堂>は、松江で明治7年に創業しました。以来150年、手作りの和菓子を作り続けています。伝統的な製菓技術を守りつつ、現代の生活にもマッチした商品を提供しようと開発したのがこちら。小豆の風味とバターの塩味が調和し、コーヒーとの相性が抜群です。

 

もっちりしつつ、歯切れもいい夏の限定銘菓

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<青柳正家>生麩まんじゅう(1個)324円、(3個入)972円

麩まんじゅうといえば生麩に青のりを混ぜ込むところもありますが、東京・向島の和菓子店<青柳正家(あおやぎせいけ)>のものは、笹粉を練り込んでいるのが特徴。笹の葉をほどいて口に含むと、笹のさわやかな香りがふわっと広がります。

 

洋をまといつつ、口にすれば和の風味

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<KAZUHIRO IKEYA>青柳正家×KAZUHIRO IKEYA 進化型マカロンⓇ藤色のあんテリーヌ

(1個)648円 ※各日50個

<青柳正家>とオーガニック原料にこだわったマカロンを作る<KAZUHIRO IKEYA>のコラボ商品。〈青柳正家〉のあんは透明感のある藤色をしているのが特徴で、この「藤色あん」をマカロンに合うよう特別に配合。上品な藤あん入りテリーヌと、さくっとしたマカロン生地との融合が楽しめます。

 

熱田で生まれた名古屋の銘菓

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<きよめ餅総本家>きよめ餅(5個入)901円

名古屋にある熱田神宮のたもとに店をかまえる<きよめ餅総本家>の名物は、江戸時代中期に熱田神宮のそばにあった「きよめ茶屋」に因んで名物としてできた「きよめ餅」。北海道産小豆の自家製こしあんを、やわらかくもっちりとした羽二重餅で包み、伝統の証の「きよめ」の焼き印をひとつずつ押して仕上げました。

 

フレッシュチーズにあんこがとろける

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<ぎんざ空也 空いろ>チーズのおまんじゅう あんぶら~た(1個)1890円【伊勢丹新宿店限定】

明治17年創業銀座に店を構える<空也>の五代目山口彦之が、「あんこを世界へ」の想いから立ち上げた<ぎんざ空也 空いろ>。今回お披露目する新商品は「チーズのおまんじゅう」。 ブッラータからとろけ出すあんことチーズに心まで溶けそうです。北の大地の恵みをご堪能下さい。

 

あんこと濃厚なピーナッツバターをふわもち生地でサンド

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<丹坊>どら焼き 落花生(1個)321円

※甘の味/今め菓子にて出店

どら焼き一本で勝負する福島県のどら焼き専門店<丹坊>。定番から趣向を凝らした味まで、その可能性を広げている。お店の一番人気の落花生は、自家製の粒あんにコクのあるピーナッツバターを合わせました。落花生の粒々感がクセになります。

 

新しさの中に伝統の貫禄が漂う季節限定の味

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<七條甘春堂>京羊羹 天の川(1本)1,512円

※甘の味/プロモーションにて出店

京都の三十三間堂近くで、160年もの間暖簾を守り続ける<七條甘春堂>。七夕の世界を描いた夏の期間だけの限定羊羹は、夜空を映した濃紺の琥珀羹に、銀箔の星を散りばめて揺らめく星屑をイメージ。ため息が出るほどの美しさを愛でつつ、あっさりとした夏らしい味をご堪能ください。

 

文:荒巻洋子

制作:ハースト婦人画報社 HEARST made

※6月9日に一部お値段を修正しております。

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