2023.12.8 UP
寒さが増すにつれ、食べたくなる鍋料理。いろいろな食材を好みのだし汁に加え、ぐつぐつ煮えたところをパクリ。まさに冬の醍醐味ですね。かくいう私もこの時季になると数日に一度は鍋をしているといってもよいかも。みんなでテーブルを囲むのも楽しいし、鍋のバリエーションは無限大。「今日は、なんの鍋にしようかな」と悩むのも楽しいものです。そんな鍋好きたちの注目を浴びているのが市販の「鍋つゆ」。中でも私が注目しているのが<ISETAN MITSUKOSHI THE FOOD>の「4種の旨みだし寄せ鍋のつゆ」。王道の寄せ鍋つゆだからこそ、使用する原材料にこだわり、自分では出せない調味料の配合が絶妙。シリーズも含めて、愛用しています。
思わずまとめ買いをしたくなるほどですが、これだけシンプルなら鍋以外の料理にも使えるのでは?そう思いついて、試してみたのが「小田巻き蒸し」です。関西ではおなじみの、うどん入りジャンボ茶碗蒸し。卵にだし汁を加え、たっぷりの具材をのせて蒸し上げたもので、プルプルの食感ともちもちのうどんのコントラストがたまりません。寒い日に、熱々の蒸したてを食べると関西の冬を思い出します。このシンプルな寄せ鍋つゆ、もしやと思い試してみたら大正解。味つけは一切なしで、とてもおいしい「小田巻き蒸し」ができあがりました。
今回の主役アイテム
<ISETAN MITSUKOSHI THE FOOD>4種の旨みだし寄せ鍋のつゆ(250g)454円
伊勢丹新宿店 本館地下1階 シェフズセレクション
4種の素材だしで作った濃縮寄せ鍋つゆ。
<冨美家>うどん玉(1袋)141円
伊勢丹新宿店 本館地下1階 シェフズセレクション
京都のうどん店によるもちもち食感のゆでうどん。
<純系>名古屋コーチン卵 愛知県産、一部岐阜県産/1パック(6個入)711円
伊勢丹新宿店 本館地下1階 シェフズセレクション
深く濃い味わいで知られる名古屋コーチンの卵。
<お米場 田心>山形県高畠産 雪若丸(1㎏)1,642円
伊勢丹新宿店 本館地下1階 シェフズセレクション
しっかりとした粒感と適度な粘りのあるお米。
<銀座若菜>べったら漬(150g)540円
伊勢丹新宿店 本館地下1階 旨の膳
米糀で漬けたさっぱりとした上品な甘さの漬物。
<青木酒造>鶴齢純米大吟醸(720ml)3,828円
伊勢丹新宿店 本館地下1階 粋の座・和酒
華やかな香りとやさしい旨みが特徴の純米大吟醸酒。
材料 (2人分)
卵 4個
海老 4尾
しいたけ 1枚
かまぼこ 30g
三つ葉 1茎
うどん 1玉
「4種の旨みだし寄せ鍋のつゆ」 1カップ
水 1カップ
好みの漬物 適宜
作り方
①卵をボールによく溶きほぐし、「4種の旨みだし寄せ鍋のつゆ」、水を加えてざるでこす。海老は殻ごと塩ゆでして殻をむく。しいたけ、かまぼこは薄切り、三つ葉は3㎝長さに切る。うどんは水洗いする。
②どんぶりに具材を半量ずつ入れ、卵液を注ぎ入れる。
③湯気の立った蒸し器に入れて強火で2分ほど蒸し、弱火にして20分ほど蒸す。漬物を添える。
鍋つゆシリーズのもうひとつのお気に入りが、「鶏だしがきいた濃厚味噌鍋のつゆ」。その名の通り、ひと口飲めば旨みの強い鶏だしと、品のいい味噌の塩梅におどろくはず。私は、これでふわふわの鶏団子鍋をするのが定番です。
そして、味噌との相性のよい食材といえば鮭、そしてバター。さっそくこの組み合わせで炊き込みごはんを作ってみたら、まさに感激ものでした。
ごはんには鶏だしが染みわたり、旬を迎えて脂がのった生鮭と、たっぷり加えた根菜やきのこに秋の気配が……。うーん、我ながらかなりおいしいぞ。と言いつつ、こちらも味つけは一切しておりません!
<ISETAN MITSUKOSHI THE FOOD>鶏だしがきいた濃厚味噌鍋のつゆ(250g)454円
伊勢丹新宿店 本館地下1階 シェフズセレクション
材料 (4人分)
生鮭 2切れ
ごぼう 1本
にんじん 1本
舞茸 1パック
「鶏だしがきいた濃厚味噌鍋のつゆ」 1パック
米 2合
バター 20g
作り方
①ごぼうはささがき、にんじんは太めの千切りにする。舞茸はほぐす。米は洗ってざるにあげる。
②炊飯器に米、「鶏だしがきいた濃厚味噌鍋のつゆ」を加え、2合の目盛まで水を加える。鮭、ごぼう、にんじん、舞茸の順で米の上にのせ、炊飯する。
③炊き上がったら、バターを加え、鮭をほぐしながら混ぜる。
※生鮮品は天候などの諸事情により入荷がない場合、また収穫状況により、産地、価格、販売期間が変更になる場合がございます。
※20歳未満の方の飲酒は法律で禁止されています。
写真:福田喜一
スタイリスト:野村奈央
文:ツレヅレハナコ