長坂真護展
Still A BLACK STAR
truth of capital

日本橋三越本店の
「長坂真護展 Still A BLACK STAR truth of capital」は
終了いたしました。

2023年8月23日水)8月28日月)

午前10時~午後7時最終日午後6時終了]

日本橋三越本店 本館7階 催物会場

<プレ展示>

2023年8月16日水)8月22日火)

午前10時~午後7時30分

日本橋三越本店 本館1階 中央ホール

掲載の情報につきましては、諸般の事情により予告なく変更・中止させていただく場合がございます。予めご了承ください。
必ず事前に日本橋三越本店のホームページをご確認いただき、ご来店ください。
※混雑状況により、お客さまのご入場を制限させていただく場合がございます。
予めご了承ください。

世界でも有数の電子機器の墓場と言われるガーナのスラム街“アグボグブロシー”。
長坂真護氏は“サステナブル・キャピタリズム持続可能な資本主義)を提唱し、
スラム街に集積した廃棄物を使ってアート作品を制作。その売上を現地の人々へと還元する活動を続けています。
本展では、活動の原点である「ガーナ」シリーズを中心に、
長坂氏の世界平和への願いが込められた作品の数々を展示・販売いたします。

※掲載の作品は会期前のご予約も承ります。
※会期初日に、掲載した作品がすでに成約済みの場合がございますので、予めご了承ください。
お問合せは大代表 03-3241-3311 
アートギャラリー絵画担当 
受付時間:午前10時~午後7時
※都合により作品が変更になる場合がございます。
※価格はすべて税込です。
※数に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。

PROFILE

長坂真護

Koutarou Washizakihannah

長坂真護

美術家/MAGO CREATION株式会社 代表取締役/MAGO MOTORS JAPAN株式会社 代表取締役/
MAGO MOTORS LTD CEO/iU情報経営イノベーション専門職大学 客員教授

1984年生まれ。2009年、路上の絵描きとなり世界を放浪後、2017年に世界最大級の電子機器の墓場と呼ばれるガーナのスラム街・アグボグブロシーへ向かう。それ以降、スラムの人権と環境保全を改善するため廃棄物で作品を制作し、その売上から生まれた資金で、現地にアートギャラリー、リサイクル工場建設、オーガニック農業やEVの事業を展開。経済・文化・環境の3軸が好循環する新しい資本主義の仕組み「サステナブル・キャピタリズム」を提唱し、2030年までにガーナ人10,000名の雇用創出を目指す。スラム街をサステナブルタウンへ変貌させるため、日々精力的に活動を続けている。2022年上野の森美術館にて自身初となる美術館個展を開催。第51回ベストドレッサー賞学術・文化部門)賞。ガーナに「MAGO MOTORS LTD」を設立し、現在ガーナ人38名の雇用を創出。
2023年4月時点)

EVENT/作家来場

作家来場予定日

□ 8月16日水)8月26日土)8月27日日)

トークイベント

□ 8月26日土)後2時~午後2時30分

※諸般の事情により、予定しておりましたイベントなどが変更・中止になる場合がございます。

お買いあげプレゼント

店頭にて「エムアイカード プラス」に新規ご入会のうえ、長坂真護作品をお買いあげいただいた
先着10名さまに、書籍「冒険記 Still A Black Star I」をプレゼントいたします。

※お一人さま1点限りとさせていただきます。
※プレゼントが現定数に達した場合、予告なく終了させていただく場合がございます。

WORKS/路上時代

長坂氏が絵を描き始めたきっかけは、起業したアパレル会社の倒産でした。多額の負債を抱え塞ぎ込む中、昔から好きだった「絵を描く」ことを最後のチャンスと捉え、路上の画家となります。その後、世界16カ国を回り、ギャラリーなどへ売り込みを続けました。現在とは画材も作風も異なる、初期の頃の作品をお楽しみください。

  • 「Wind Spins」

    Wind Spins」990,000円

    2012年/版画/60×123cm)

    店頭のみ取り扱い

  • 「DON'T FUCK WITH ME」

    DON'T FUCK WITH ME」660,000円

    2014年/版画/120×90cm)

    店頭のみ取り扱い

WORKS/ガーナ

ごみの山にたたずむ子どもが写された経済誌の一面を目にし、日本を含む先進国で捨てられた電子機器廃棄物が行き着く、通称「電子機器の墓場」の存在を知った長坂氏。その後に訪れたガーナのスラム街“アグボグブロシー”では、電子ゴミを燃やし有毒ガスを吸いながら、1日500円で生計を立てるスラム街の人々を知り「アートの力でこの不条理な現実を変えたい」と決意。長坂氏の強い想いがアートへと昇華された作品の数々をご紹介します。

  • 「Last Agbogbloshie」

    Last Agbogbloshie」13,200,000円

    2021年/Oil and E-waste on Canvas/76×39cm)

    店頭のみ取り扱い

  • 「Star ish girl」

    Star ish girl」22,000,000円

    2022年/Oil,E-Waste,FRP and cement/180×100×100cm/重量:約50kg)

    店頭のみ取り扱い

  • 「Best Dresser for you(gentleman)」

    Best Dresser for yougentleman)16,500,000円

    2022年/Oil and E-waste on Canvas/182×152cm)

    店頭のみ取り扱い

  • 「Best Dresser for you(Lady)」

    Best Dresser for youLady)
    16,500,000円

    2022年/Oil and E-waste on Canvas/182×152cm)

    店頭のみ取り扱い

WORKS/月

2015年に起きたパリ同時多発テロ。事件後、長坂氏は自身の平和に対する考え方の甘さに葛藤していました。失意の中、夜空に浮かぶ満月を見て心が穏やかになるのを感じた長坂氏は「このような瞬間を届ければ、世界は平和になるのではないか」と考えます。こうして、世界平和への願いを込めた「月」シリーズが誕生しました。長坂氏の地元・福井県の越前和紙を使用した本シリーズは、月に舞う蝶に平和を願う自身の姿を重ねています。

「月への集い」

月への集い」27,500,000円

2023年/越前和紙、墨、金銀泥/150×150cm)

店頭のみ取り扱い

WORKS/新世界

私たちの生活が突如一変した2020年。古い概念を捨て、新たな思想を築くことを迫られました。混乱の時代に生まれた“ニューノーマル”という概念思想と、長坂氏が見つめる未来を表現した作品が並びます。

  • 「相対性理論」

    相対性理論」6,600,000円

    2022年/Oil and E-waste on Canvas/183×244cm)

    店頭のみ取り扱い

  • 「MAGO MOTORS」

    MAGO MOTORS」22,000,000円

    2022年/Oil on Canvas/150×360cm)

    店頭のみ取り扱い

WORKS/スーパースターズ

スラム街に住む子ども達に新たな道をつくるべく長坂氏が立ち上げた、“スラム街からスーパースターを生み出そう” というアートプロジェクト。アートに関心を持つ現地の子ども達を募り、描いてもらった作品を先進国で販売。売り上げは報酬として支払い、画材購入費や生活費に充ててもらうことで、新たな作品作りをサポートしています。未来のスーパースターたちが描く、力強い作品をお楽しみください。

  • 「スーパースターズ」

    スーパースターズ」109,780円

    2023年/Acryl on Canvas/40×40cm)

    店頭のみ取り扱い

  • 「スーパースターズ」

    スーパースターズ」109,780円

    2023年/Acryl on Canvas/50×40cm)

    店頭のみ取り扱い

WORKS/小豆島

2021年7月「アグボグブロシーが一掃プロジェクトにより消失した」と聞いた長坂氏。失業者の人々に仕事を提供しようと、オリーブ栽培を学びに小豆島を訪問します。美しい海が広がる一方、沢山のゴミが落ちている様子を見た長坂氏は「ガーナにも、日本の美しい島にも沢山の投棄ゴミがある。私たちは同じ星に住んでいて、この星は一つで繋がっている。」と再認識。自身の目に映った小豆島に住む妖精や生き物たちを、投棄物を使って表現した作品をご紹介します。

「向日葵」

向日葵」16,500,000円

2023年/Oil and Sea-waste on Canvas/150×120cm)

店頭のみ取り扱い

アートの売上でスラムに教育、文化、そして経済を

  • EV事業

    EV事業

    EVバイク、キックボードなどの研究、開発、デザインを現地で行い、先進技術をスラムに投資。2023年、第一弾として、ガーナ人のデザイナーGodwinがデザインした新型電動キックボード「EQCOイコー)の発売を開始。

  • 農業事業

    農業事業

    コーヒーの苗500本、モリンガの苗550本、プランテーン500本、オリーブの苗10本をアクラ近郊の3エーカーの農園で育成中。

  • リサイクル工場

    リサイクル工場

    アグボグブロシーの電子廃棄物を回収し、MAGOブロックの原料であるプラスチックチップをリサイクル工場で生産中。

  • アートギャラリー

    アートギャラリー

    リサイクル工場の隣にアートギャラリーを開設。スラム出身のアーティストの育成やプロデュースを行い、全世界のMAGO GALLERYや美術館、百貨店で展示販売を実施。

  • ビーチクリーニング

    ビーチクリーニング

    先進国の寄付過多により、大量の衣料ごみがアクラ近郊のビーチに投棄されている。そのビーチの清掃を行い、それらの衣料廃棄物を土に戻すプロジェクトを進めている。

  • 教育

    教育

    2018年、スラム街初の学校『MAGO ART AND STUDY』を設立。今後50年、MAGOが死ぬまで無料を保証した学校で、平日の夕方から未就学の子どもたちに英語・算数・社会・アートのレッスンを開いている。

日本橋三越本店 本館6階 美術フロアのご案内

日本橋三越アートギャラリー

日本橋三越アートギャラリー

■本館6階 アートギャラリー

横山大観、藤田嗣治、濱田庄司など日本の美術史を彩った数々の巨匠が、生前展覧会を開催してきた日本橋三越本店のアートギャラリー。絵画・工芸・彫刻・現代アートなどの展覧会を多彩にご紹介しております。

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