実際どうだった?我が家のねんね事情|「トツキトオカ」体験記Vol.3【三越伊勢丹こそだてコラム#06】

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妊娠から出産まで、ママになるまでの「トツキトオカ」をサポートするための情報をお届けする【三越伊勢丹こそだてコラム】。バイヤーの渡邊 千尋による「出産準備セミナー」と、ベビー子供フロアの現役ママスタッフ3名による「トツキトオカ体験記」を交互に連載します。第6回目は現役ママスタッフ3名の「我が家のねんね事情」についてお伝えします。

赤ちゃんの寝具、ベビーベッドは買った?寝かしつけのコツは?

ベビーベッドは必要?どのくらい寝るの?赤ちゃんのねんね事情はひとそれぞれ!
そこで、ベビー子供フロアの現役ママスタッフの上野、井上、山下の3名にアンケート!
Q1.どこで買った?何をそろえた?
Q2.ねんね期の日中の過ごし方
Q3.我が家の寝かしつけ方法・エピソード

の3点について聞きました。
リアルな経験談が、出産を間近に控えて「赤ちゃんのねんねはどんな感じなのかな?」とお悩みの方のご参考になれば幸いです! 
※文中の商品は「今選ぶならこのアイテム」という観点で選んでいます。

5歳差姉弟、ベビーベッド活用法。上野家のねんね事情

  • 上野 紀子さんイメージ画像

  • 上野 紀子

    ベビー&キッズ アシスタントバイヤー

    2002年入社以来ベビー子供領域を担当。現在はイベントの企画や品揃えに携わる。プライベートでは小6女子&年長男子の2児の母で、PTAの広報部員を2年務めた経験を持つ。息子とともに鉄道研究に勤しむ「ママ鉄」のひとり。

Q1.どこで買った?何をそろえた?
・第一子:羽毛寝具セットとベビーベッドを伊勢丹で購入。
・第二子:ベビー用品専門店で敷布団を買い足し。リビングはベッド、寝室はベビー布団と使い分け。

羽毛の掛布団・肌掛布団は二人とも3歳くらいまで使っていました。エアコンで室温を調節しながら、タオルケットと掛布団とスリーパーの組み合わせが定番でした。スリーパーは新生児期よりも少し大きくなってから使用。子どもは布団を蹴ったあと自分では掛けなおせないし、夜間授乳が減り連続して寝るようになると親も目を覚まさなくなるので、寝冷え対策に重宝しました。スリーパーから足が出るくらいに背がのびた後は、お風呂上りの湯冷め防止も兼ね、寝る前から着せていました。

Q2.ねんね期の日中の過ごし方

5歳差姉弟、ベビーベッド活用法。上野家のねんね事情の画像

第一子:リビング隣接の和室にベビーベッドを置き、昼夜問わずねんねはベッド。
大人はその和室にお布団を敷いて寝ていました。日中は補助的にハイローチェアも使いながら、パネルクッションの上にマットを敷いてごろ寝も。きょうだいやペットもいなかったので気にせずに過ごしていました。

5歳差姉弟、ベビーベッド活用法。上野家のねんね事情の画像②

第二子:日中はリビングのベッド、夜は寝室でベビー布団。
出産前に引っ越し、2階のリビングと3階の寝室を行き来する生活になりました。第一子の時一日中フル活用していたベッドは、日中を過ごすリビングが定位置に。寝室には大人用布団とベビー布団を並べ、夜は私と子どもの3人で並んで寝ていました。余談ですが、パパはこのときから別室で寝ています。夜中の子どものお世話はママが担当。パパは夜にしっかり眠るかわりに、朝パパが起きてもママは可能な限り寝続ける(パパは自分で朝食を準備して出社)、というのが我が家のスタイルでした。

我が家のベビーベッドは二人の子どもたちにとって日中の居場所として大活躍しましたが、お座りをするようになると、日中目を覚ましている時間が増え、ベッドにいる時間が減りました。本来は床板を下げて使う時期だと思いますが、夜は大人の寝具で添い寝をし始めました。ベッドの柵につかまり立ちの素振りを見せ始めた頃、ベビーベッドをしまいました。使用期間は6~7か月程度だったかと思います。振り返るとべビーベッドは我が家のライフスタイルにはあっていたと思います。ベッドは購入しましたが、第二子が生まれるまでの約5年間は実家で保管することに。保管や運搬、処分の手間、使う期間を考えるとレンタルも便利そうだなと思います。

5歳差姉弟、ベビーベッド活用法。上野家のねんね事情の画像③

Q3.我が家の寝かしつけ方法・エピソード
第一子は寝かしつけに苦労しました!
「寝かせなくては」という焦りと疲労が重なって、夜の寝かしつけは振り返っても辛い思い出です。寝たと思ってベッドに置くと目を覚ます、あの「背中のスイッチ」に何度玉砕したことか・・・夜な夜な横抱きして揺れながら子守歌を歌っていました。その光景を娘はうっすら覚えているそうで、大きくなってもしばらく子守歌をせがまれました。一方の第二子は、知らぬ間に寝落ちすることもしばしば。離乳食を食べながら、ベッドメリーを眺めながら『セルフねんねをする赤ちゃん』が実在するとは!子どもの個性とも言えますが、「眠くなったらそのうち寝るか・・・」「夜寝ないなら日中寝ればいいや」と思えるようになったことで気持ちが軽くなりました。昼夜のリズムにこだわるあまり自分を追い詰めていたのだと、6年経って気づいたのでした。

それからさらに数年経ち、姉は暇さえあれば親の目を盗んで昼寝をし、弟は休日に限って早起きし全力で私を起こしてくれます(涙)。結局、親の思い通りにはならないもの。親である私が心身ともに健康でいられるよう心がけています。ちなみに保育園の先生直伝の寝かしつけのコツは、足の指をつまんで軽く引っ張ってあげること。たしかに我が家の子どもたちは足を触られると眠くなるようなのですが、味をしめて毎晩のように「もみもみして~」と要求してくるようになりました。ママもマッサージしてほしい・・・

Q4.そのほか
ねんねとは直接関係ありませんが、寝室に抱っこ紐を置いていました。第一子が1歳になる直前に東日本大震災を経験。余震が続く不安な夜には使い慣れた抱っこ紐がお守りがわりでした。備えあれば憂いなし。赤ちゃんを迎えたら防災グッズの見直しもおすすめです。

寝る子、寝ない子タイプが違う。井上家のねんね事情

  • 井上 未帆さんイメージ画像

  • 井上 未帆

    ベビー&キッズ アシスタントバイヤー

    入社後レディースウェアや雑貨を担当。小1、年少の2児のママで産休中に保育士免許を取得しているため、教育の知識も豊富。復帰後はベビー&キッズの担当としてイベントの企画や品揃えを担当。

Q1.どこで買った?何をそろえた?
・第一子:ベビーベッドとベビー布団を実母が購入してくれていました。
・第二子:洗濯が出来るマットレスとシーツを買い足し。

第一子、第二子どちらも産前に里帰り。与えられたもので別に困ることはありませんでしたが、部屋の大きさや寝かたなどによってはミニサイズのベッドの方が良い、布団だけの方が良い、などあるかもしれませんね。

Q2.ねんね期の日中の過ごし方
第一子の息子は、今思えば寝るのが得意な子でした。 気付いたら寝ていることもしばしば。なるべくお昼寝の時間をお出掛けからの帰り道の時間にして、移動中の車で寝かせていました。

第二子の娘は寝るのが苦手な子でした。リビング横の寝室とは別の部屋にベビーベッドを置き、少しでも寝やすいように静かな環境を作って昼寝をさせていました。外出先でのお昼寝は出来ない子だったので、お昼寝の時間には自宅にいるように心がけました。

寝やすい子、寝るのが苦手な子など、赤ちゃんの個性によって生活の仕方が変わると思います。

Q3.我が家の寝かしつけ方法・エピソード
息子は添い寝が癖になってしまい、夜泣きが多く一時期とても苦労しました。そこで「ねんねトレーニング」の本や論文を読んで、しっかり理解をした後に実践。夜中ぐっすり寝てくれるようになりました。ねんねトレーニングをするときに使用していたブランケットは、小1の今でも毎日大事に触っています。体験談を書いている私が言うのもおかしいですが、口コミや体験談だけではなく、正しい一次情報を収集することも育児の上では大きな力になるのかなと思います。

Q4.そのほか
子どもは体調が悪い時に、嘔吐したり布団を汚してしまうことも多々あります。洗い替えの布団やマットレスがあると便利なのはもちろん、使い捨ての防水シーツは便利です。シーツの下に敷くことでマットレスまで汚さずに済みました。

わが家の寝かしつけはこれ。山下家のねんね事情

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  • 山下 真里佳

    ベビー&キッズ アシスタントバイヤー

    2013年入社以来ベビー子供領域を担当。コロナ禍での出産・育児の経験を経て、育休復帰後はイベントの企画や品揃えに携わる。1歳の娘の成長ぶりを日々感じながら育児中。

 Q1.どこで買った?何をそろえた?
・ベビー布団セットをネット通販で購入。

ベビーベッドを買うか産前ギリギリまで悩みましたが、ベッドを置いた生活をイメージできなかったので結局用意しませんでした。春生まれなので掛布団はポリエステルをセレクト。とはいえ、室内はエアコンで一定の温度を保っていたので、日中は掛布団なし・タオルケットのみで過ごすことが多かったです。産前に用意した寝具類は布団セットのみで、成長と必要に応じてネット通販で防水シーツや枕・スリーパーを買い足しました。低月齢の頃は吐き戻しやオムツ漏れなどでシーツを汚すことが多く、防水シーツのありがたみを感じました。加えて、よく汗をかいていたので、シーツの上に大判のタオルを敷き、タオルは毎日洗濯・シーツは週1回で洗濯していました。1歳の今でも、新生児期に使っていたベビー布団でお昼寝をしています(寝相によってはみ出しがちですが)。

わが家の寝かしつけはこれ。山下家のねんね事情の画像

Q2.ねんね期の日中の過ごし方
リビング横の畳スペースにベビー布団を敷き、日中はそこで過ごしていました。夜は寝室に改めてベビー布団を敷いて、真っ暗な状態で寝かしつけ。新生児期は昼夜のリズムがまだ安定しないので、部屋の明るさや生活音で昼夜リズムをつけられるように心がけました。

新生児期は小刻みに睡眠をとるので、授乳・おむつ替え⇒ねんね⇒授乳・おむつ替え⇒ねんねを短いスパンで一日に何度も繰り返します。やることが山のようにあるわけではないのに、一日が一瞬で過ぎていく日々でした。夜中も頻繁に起きることが多く、まとまった睡眠時間をなかなかとれなかったのが辛かったです。「昼夜問わず子どもが寝たら自分も寝る」つもりで、娘と一緒に寝ていました。

 3~4か月あたりで昼夜の区別がつきはじめたのか、お昼寝の回数は少なく・日中起きている時間は長くなっていきました。起きているときはプレイジムやマットなど、お布団以外の場所で過ごすことが多かったです。

  • <SAUTHON/ソトン>プレイマットの画像

    ※画像はイメージです。

Q3.我が家の寝かしつけ方法・エピソード
娘はお布団で寝入るのが苦手だったようで、添い寝でトントンだけだとなかなか寝付けず。一方、親の体温を感じるとそのまますんなり寝るので、日中は横抱っこで過ごす時間が長かったです。「ソファに座り、授乳クッションをセットし、クッションを支えにしながら横抱っこ」が寝かしつけ定番ポジションでした。夏は抱っこしているだけでも暑いので、間にタオルなどを挟んで汗対策をしていました。ちなみにパパは「抱っこ布団で抱っこ + スクワット or バランスボール」の寝かしつけが得意。寝かしつけの手法はさまざまだなと思いました。

Q4.そのほか
新生児用のおむつでも最初はブカブカなので、漏れ汚れ防止に使い捨て防水シーツを敷いていました。シーツを都度洗うのは手間なので、汚れたらすぐ取り換えられるのはとても便利でした。タオル・使い捨て防水シーツ・敷布団シーツ・マットレスの順にセットしていたのですが、使い捨て防水シーツを敷いていたことを忘れ、タオルとまとめて洗濯してしまい洗濯機の掃除が大変になることも・・・それ以来、タオルの上・腰から下に敷くように心がけました。

わが家の寝かしつけはこれ。山下家のねんね事情の画像②

ベビー子供フロアの現役ママスタッフ3名のリアルなねんね事情体験談、いかがでしたか。寝かしつけの方法も日中の過ごし方も、家族やお子さまによってさまざまです。この体験記が少しでも皆さまの参考になりますと幸いです。

次回の【三越伊勢丹こそだてコラム】は、ベテランバイヤーによる出産準備セミナー「ベビーカー選び」をテーマにお伝えします。

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