カベルネ・ソーヴィニヨン!特徴とソムリエが選んだ人気おすすめ5選

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赤ワインを代表するブドウ品種の一つ、カベルネ・ソーヴィニヨン!
今回は「カベルネ・ソーヴィニヨン」に関する特徴・基礎知識や2021年人気おすすめ5選を、伊勢丹新宿店専属ソムリエの堀内がご紹介します。

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ソムリエに聞く、カベルネ・ソーヴィニヨンの特徴・基礎知識

カベルネ・ソーヴィニヨンとは?

世界各国で造られている最もポピュラーな赤ワインのブドウ品種です。親しみやすいお値段のものでもハズレがなく、飲みごたえ・深みのある味わいが特徴。「寝かせて味わう」という超熟タイプのワインが多いです。

カベルネ・ソーヴィニヨン種のブドウのイメージ画像

カベルネ・ソーヴィニヨンの香り・味わいの特徴は?

小粒で皮が厚いカベルネ・ソーヴィニヨンは、凝縮した風味と皮と種由来の渋みが感じられ、非常に飲みごたえのあるワインです。しかし、産地や天気によって、大きく味が変化するのもこの品種の特徴。さまざまなカベルネ・ソーヴィニヨンを飲み比べるのも楽しいですよ。

カベルネ・ソーヴィニヨンが造られる地域は?

フランス・チリ・アルゼンチン・アメリカ・イタリアなど、日照量が多く比較的に暖かい土地で造られます。土地に根付きやすい品種ではあるのですが、天気に左右されやすく、他のブドウとブレンドされることが多いです。

カベルネ・ソーヴィニヨン種のブドウ畑のイメージ画像

カベルネ・ソーヴィニヨンに合う料理は?

ボリュームのあるしっかりとしたボディが特徴のカベルネ・ソーヴィニヨンは、ビーフシチューのような濃厚なお料理と好相性。日本では、牛肉と合わせることが多いですが、フランスでは子羊と合わせます。せっかくなら、本場の料理に習って、子羊のシチューに挑戦してみてはいかがでしょう。

カベルネ・ソーヴィニヨンの選び方のポイントは?

産地によってブレンドされるブドウの品種はさまざま。若い頃から熟成するまでに大きく味わいが変化します。お客さまのお好みや普段のお食事を伺いながら、ぴったりな一本をご提案します。

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ソムリエが選んだ人気おすすめカベルネ・ソーヴィニヨン5選【2021年】

1. <カテナ>カテナ カベルネソーヴィニヨン

カテナ カテナ カベルネソーヴィニヨンの画像
<カテナ>カテナ カベルネソーヴィニヨン 2,860円
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ブレンドの比率が90%と非常に高く、カベルネ・ソーヴィニヨンの味わいをしっかり堪能できる一本。熟したカシスや黒スグリの香りが感じられ、豊かで凝縮感のある口当たりが特徴。親しみやすいお値段なのも魅力です。

2. <シャトー元詰>シャトー ラグランジュ 2014

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<シャトー元詰>シャトー ラグランジュ 2014 9,900円
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メドック格付け第3級。2014年は天気に恵まれた優良な年で、美しい果実の旨みとその中に溶け込む豊かなタンニンのバランスが絶妙。今がちょうど飲み頃のワインです。長期熟成ができるワインなので、味わいや香りの変化を長く楽しむことができます。

3. <スタッグスリープ ワインセラーズ>ハンズ オブ タイム レッド ブレンド

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<スタッグスリープ ワインセラーズ>ハンズ オブ タイム レッド ブレンド 5,500円
□三越伊勢丹オンラインストア

熟したベリー系の香りに、ブラックベリーやプラムなどの黒系果実とドライハーブのニュアンスが感じられる一本。力強さが十分にあるのですが、口あたりがやわらかくスルッと飲めます。ユーカリのような涼やかな香りも魅力です。

4. <ファウスト>ファウスト ナパヴァレー

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<ファウスト>ファウスト ナパヴァレー 11,000円
□三越伊勢丹オンラインストア

100%カベルネ・ソーヴィニヨンで造られた飲みごたえのあるワイン。口に含むと前面に現れる果実の旨みと、その中にカシスやダークチョコレートのニュアンスが感じられます。複雑に重なった風味の余韻を楽しむことができる一本です。

5. シャトー・デュアール・ミロン・ロートシルト 2015

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シャトー・デュアール・ミロン・ロートシルト 2015 15,400円
□三越伊勢丹オンラインストア
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濃厚かつ上品な果実味を味わえるワイン。果実とハーブのような香りが特徴です。カベルネ・ソーヴィニヨンは寝かせて味わうのがスタンダードですが、このワインは今からでも十分に楽しめます。

赤ワインの王道「カベルネ・ソーヴィニヨン」。
産地によって味わいが全く異なりますので、各国のワインを飲み比べてみるのも、このワインの楽しみ方の一つです。ぜひ色々お試しいただき、お気に入りの一本を見つけてください。

  • 小林 結さんの顔画像

  • 監修ソムリエ:堀内 美保 (ホリウチ ミホ)

    得意分野:ボルドー・アメリカ
    23年前、百貨店勤務のソムリエがまだ都内に二人しかいない頃、「ソムリエがいるとワインが売れるようになります!」と募集もしていない伊勢丹に応募し、1年がかりで念願の伊勢丹のソムリエとして勤務することに。その当時作った小さなヴィンテージワインコーナーが今ではヴィンテージセラーとなり、お客さまのために一枚一枚書いていたワインのご説明書きはコメントカードになるなど、丁寧で細やかな接客が好評。