【日本橋三越】お客さまの「ハレ」と「ケ」に寄り添う[PSDだより]
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大切な人へのギフトや、ハレの場のごちそう、日常の食事まで。日本橋三越本店のパーソナルショッピングデスク(以下・PSD)では、食のコーディネートを通してお客さまの暮らしに寄り添えるよう、日々コンシェルジュたちが尽力しています。「開設から約3年半を迎えて、だんだんとお付き合いの長いお客さまも増えてきました」と話すのは、カテゴリースペシャリストの池内 香苗さん。今回は1年以上にわたってやり取りを重ねているという、あるお客さまとのエピソードを聞きました。
大切な人へのギフトや、ハレの場に

「最近はどんな食べ物が流行ってるの」。そんなささやかなお電話が、ご縁の端緒となりました。当初はお問い合わせだけで、実際にご相談に乗ることはなかったそう。しかし数カ月後、ふとメールをいただいたといいます。オーダーは“出産の内祝い”。<烏鶏庵>の「御赤飯」や「烏骨鶏かすていら」など、複数人の先様に合わせすべて異なる組み合わせをご用意したそうです。

それから、“お子さまへの誕生日プレゼント”や“ひなまつり”など、同じお客さまとのやり取りが続いていきました。「ご家族と過ごすハレの場をとても大切にされていて、すごく素敵だと思いました。それに歳時にまつわる品選びは、百貨店の得意とする所。しっかりとご期待に添えるよう力を入れました」と話します。

一つひとつの品選びはもちろん、細部にまでおもてなし精神を忘れません。そのひとつが包装。「お客さまのお気持ちがより一層伝わるよう心を込めてお包みしています。『華ひらく』の包装紙の場合は、極力セロテープを使わずに仕上げることで、お客さまが包みを開けたときにお花が開くような格好になるんです」そう話しながら、池内さんは手早く包んでいきました。
なんでもない日の食卓に

節目節目のご相談に乗る一方で、日常の中で楽しめる食のコーディネーションも承りました。最初は“すべてお任せ”だったとか。ご予算・家族構成・アレルギーの有無といった最小限の情報をもとに「きっとお忙しい方だと思ったので、さくっと手軽に食べられる総菜を探しました」と振り返ります。このときは池内さんもお気に入りという<ケーファー>のデリを中心にセレクト。「お渡しした後は、お気に召していただけたのかどうか心配でしたが、後日喜びのメールを頂戴しとても嬉しかったです!」と笑みがこぼれます。

内食志向が高まる昨今、“外食の代わりに家族で楽しめるディナーを”といったオーダーが続いているそう。あるときは、“シャンパンと食事を楽しみたい”というご要望をうけ、ソムリエとのお酒選びから始めました。辛口、キレの良い飲み口など情報をお伝えしながら、旦那さまにはシャンパン、奥さまにはノンアルコールのスパークリングワインを飲みきりサイズでご提案。お酒と相性の良いチーズなどを合わせました。

一連のお客さまとのやりとりは、電話かメールがほとんどだそう。「お客さまが実際に目で見て商品を確認できない分、どんなところが気になるのかを意識しながら対話しています」とのこと。目の前にいらっしゃらないからこそ、お客さまのご要望を汲み取れるよう、心がけているそうです。
食を通じて暮らしの一部に

約1年の間、食を通してお客さまの暮らしに寄り添ってきた池内さん。接客時には、押し付けずほどよい距離感で、必要とされたときに全力で寄り添うことを大切にしているそうです。「人生の特別なシーンはもちろん、何気ないときでも“そういえば日本橋三越にPSDがあったな”と思い出していただけたら嬉しいです。食に関して少しでも迷うことがあれば、どうかお気軽にご相談ください!」
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